大通りを歩く:第四百十九章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

大通りを歩く

 

大通りを歩く

あなた方は、大通りを歩き、抜け道をしてはならない。抜け道をすればするほど、微かに見えていた神への道から遠ざかることになり、人の通らぬ抜け道を、あなたが通るのを見た者は、善行は一回のみで遁走するとは情けないと愚弄することでしょう。

大通りには、魑魅魍魎とあなた方の善行を阻む者も多くあらわれるが、あなた方に善行のチャンスを与える者も多くいる。

善行を阻むものを踰越と乗り越えて進むのが、道と言うものであり、あなた方は、その道を歩かなければならない。

既に、悪人すらも善行へと導くくらいになっている者も、ここにはいるが、多くはそこには達してはいない。しかし、悪人を善行へと導くまでに達しなくとも、あなたが善行で不善を包み込むだけで十分なのです。

道に背いてはならない、一度決めたのならば中庸の如く、常に変わらぬ者とならなければ、ここまで来た意味を無くすことになる。

 

老婆と村人

頑固者の老婆の話をしましょう。

老婆は、古い考え方に固陋し、聖人すらも寄せ付けようとはしなかった。

周りの者からは、変り者と言われていたが、そのようなことを耳にすると、それを言った者を、竹の棒で叩きにも行った。

叩かれる者も、老婆であるので臨んでいくこともできず、手を焼くばかりで、村で何か新しいことを行いたくても、老婆の土地が広い為に、老婆の許可が必要であることも多く、しかし、老婆が首を縦に振ることはほとんどなかった。

困った村人たちは、隣の村にいるとても高貴な聖人のもとを訪ね、老婆に時代の変化について、村人は皆協力して暮らさなければならないことを説いて欲しいと頼みに行きました。

聖人が頼みごとを受け入れてくれると思っていた村人に対して聖人は、私が足を運んで話すことでは無く、あなた方が老婆に受け入れられるようにするのです。と村人たちに教えを説いた。

 

老婆に相談

それから村人たちは、聖人の言葉を行為によって示そうと、老婆にお願いごとをするのではなく、老婆の願い事を聞いたり、老婆に寄り添うことにしてみた。

すると、数か月がたったころから、固陋の老婆が変わり始めて、村人たちの行いたいことに、自ら協力するようになり、村人たちともよく話すようになった。

老婆の話は、村人たちにとってもとても学ぶことが多く、そのころになると、悩みを持つ者は、挙って老婆に相談に行くようになった。

老婆は、相談に来る者達に、必ず次のことを一言付け足していた。他人と自分とを引比べては、また、人としての道を踏み外すことになるので、それだけはやめておくことを告げた。

他人の方が高い収入を得ていれば、妬ましく思ったり、憧れたり、他人の方が不健康であれば、自分の健康を喜んだり、そのように物事を考えていては、行うべきことを見ようとする時間も無くしてしまう。そのように説いていた。

 

引比べ

老婆の言う通りであり、人間は人間と比べてはならない。あなた方は、あなた方の中にいる、あなたという神と、あなたを比べることです。

他者と己を比べる者は、抜け道ばかりして、大通りを歩くことが無いから、思惟が他者にしか向けることが出来ず、細く小さな通りの中で、己を飾ろうとしては、悟性を失う。

善を聞き、倣わない者は、阿呆ではなく、大木の神を嘲弄する者であるがゆえに、その勇気を真似することは、揶揄することは無く、ただ呆然とする。

善を聞き、ついていけない者は、阿呆ではなく、言語に絶する者であり、夥しい悲しみを感じずにはいられない。

善は、あなた方一人一人が、輪廻転生時に今生に持ち込んだものであり、今生に存在していたものでは無いことを知らなければならない。

然るに、あなた方が、あなたの罪の償いの為、喜びを感じるために持ち込んだ善を前にして、何ゆえ尻込みをするのか。

 

大通りを歩かない

倣わない者も、ついていけない者も、前世と同じで、この世の享楽に溺れ、また、地獄へ行き、来世を迎えたいはずはないのです。

あなたの善行を止めているものは、知巧なのか、自己矛盾なのか、怯弱なのか、善を知った限り、輪廻転生の意味さえ知ったも同じで、神とならなければならないと言うのに、なぜ大通りを歩かないと言うのか。

時宜が来たというのに、未だ己の俗欲に走るのなら、大事は小事より起こることを知る日が必ず来るが、その時には、時宜は過ぎ、棺の中で悔やんでも悔やみきれないことだろう。

小事のうちに、忙中閑ありと言って逃げることなどできない、誰しもが善行を行える時間を持って今生に来ている、善行が行えるだけの十分な時を持たずに、輪廻転生をすることは無い。

 

天国と神様

老婆がある者の悩み事を聞き、その者に話したことを認めておきましょう。

誰よりも高みに立ちたいと言うのならば、それは天国にしかない、但し、その俗欲を持つ限りは、今生でも高みに立てず、天国に行くことは無い。

誰よりも広い土地が欲しいと言うのなら、それは天国にしかない、但し、その俗欲を持つ限りは、今生で望む土地は持てず、天国に行くことも無い。

誰よりも優れた者になりたいと言うのなら、それは神様になるしかない、但し、その俗欲を持つ限りは、今生でも賢者とはなれず、天国に行くことも無い。然るに、神となることは無い。

戦いに行くときには、一番前に立ち、勝者となって帰る時には、一番後ろを歩く者となりなさい。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償い」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身