天で頂ければよい:第五百九章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

天で頂ければよい

 

天で頂ければよい

この世には、貧しき者と富める者がいる、そこには見た目に差があるように見えても、心の苦しみに差はない、いずれも謙虚で慈悲深い者であれば、今生において道理を要として道を歩くことができる。

罪の償いに来たのは、貧しき者も、富める者も同じであるが、罪なき困窮者よりも、この世ではお金が道を決めると思うような、心疚しい富をもつ者が、篤い持てなしを受けるのであれば、それは、道理ではない。

今、善行はできないが、溜めてから後で一気にやろうとしても、その時にはすでに時間が無く、できることも無い。

後からやろうとする者は、この世に生きていることに絶望し、絶望が正しき道の敵であることを知らなければならないが、そこからも逃げていく。

 

コインの裏表

コインの表側にあるものが困窮だとすれば、コインの裏側にあるものは富ではないことを知らなければならない。

困窮について離れることのないコインの裏には、人倫があり、裏と表は一つとなって、己よりも貧しき者の為にと、生きている。

今日までの行いが、罪の償いに徹してきている者と、未だ、罪を償う力が湧かずにいる者、英雄は罪の償いに徹しながら歩き、傲慢になることはなく過去の自分に時に恥じる。

誰もが、この世から消失したいと考えたことがあり、その時に、消失しなかった者は、自殺しない勇気ある者である。

 

戦争と青年

富める家庭に育った青年の話をしよう。

生きて自分を否定し苛立つ日々から抜け出ることもできずにいる青年が、自殺を考えては、自殺すらできないと嘆きながら暮らしていた。

ある日、青年の目の前に民間軍事会社が、兵士を募集しているというのを見て、青年は、自殺ができなくても、殺されるなら簡単だろうと考えて応募した。

青年は、半年間の訓練の後、戦場へと赴いた。その時には、訓練でライフルに実弾を入れて打つ練習を進める中、青年の人格が変わってしまっていた。

青年は、戦場に赴くや否や、敵を殺したくてたまらない精神状態、妄想概念に己を完全に見失っていた。

そして、その時が来た、青年はライフルで敵軍の一人を撃った。青年は、遺体を見たくて、倒れている敵兵に近づき、遺体からは腸が出ているのを見て、胃の中のものすべてを吐き出して、青年はようやく、我にかえることができた。

 

富豪の家に生まれた青年

青年は、富豪の家に生まれ、欲しいものすべてを与えられる環境に育ち、大学で自分とは全く生きる世界が違う、貧しき家で育った学生を見て、彼は、自分と違い、生きることに一生懸命で、大学に入れてくれた両親の為に毎日遊ぶ暇など持つことも無く、勉強に明け暮れていた。

青年は、その姿を見て、己が富めることを恥じ、懊悩の中で精神的に病み、自殺を考え、戦場に行くことになった。

青年は、無事に帰還して、軍事会社を止め、親に見つからない国へと向かい、そこでは貧しき者の中に入り込み、貧しき者を助けて生きる道を選んだ。

青年は、目には見えない誰かとの間に、肯綮に中る相手がいて、離れられないほど引っ付いてる、他者への奉仕と、神なのかもしれない誰かを感じながら、道を歩いた。

 

疾風怒濤

あなた方の中には、青年と同じような体験をすれば、自分も善行だけに生きられる人間へと変わることができると考える者もいるだろう。

しかし、誰にも己で決めて来た道がある限り、青年のような体験を必要としていないのだから、疾風怒濤と荒れ狂う濤や急激な時代の変化についていくことなどなく、いつも、ただ、他者の為に、親切にしたいと、ただそれだけを求めて生きればよいのです。

できないことへの、己の中の己へ言い訳をはじめに考えてから、試そうとする者がいる。だからできないことに何故気が付かないのだろうか。

私は何度も言ってきている、考えてはだめだと、考えて行動する智慧者となってはならず、考えている限り、春蛙秋蝉と頭の中、耳の入り口で騒がれているだけで、次には、無駄な言い訳を考えて、考えから、考えへと、ループにはまり、己で決めてきた時計の針が止まる。

蝉脱と俗世から抜け出すことができるのは、今しかないことを知っているのだから、何も考えることなく、他者に親切にして生きればそれでよいのです。

悩み事を抱える者は、常に利得を考えて何かを行おうとするから、悩みを持つことになり、悩みの重りを己で己の足につけては、前に進むことができないでいる。

己の利益は、天で頂ければよいのであり、善行への見返りをこの世に求めてはならない。求めないで行動するから相手からの、ありがとうに喜びを感じるのです。

これは、貧しき者も、富める者も、変わることのない不変の真理であり、生きる要である。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身