虚しさ:第四百七十章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

虚しさ

 

虚しさ

虚しさを背負って、俗世の道を歩きながら、憧れを遠くに持ち、日々、神棚に手を合わせ、こんな私に、生きがいを下さい、と祈っては眠りにつく者がいた。

神は、ただ見ているだけで何もできないでいても、その者には俗世の道から、神へと続く道を歩いて欲しいと願っていた。

時が過ぎたある日の事、彼には好きな女性が現れ、片思いで遠くから見つめてはいたが、勇気を出して、艶文を認めて、彼女に送った。

彼の生きがいとなった、片思いの彼女から、数日たっても返事が来ることは無かった。彼は、それでも待ち続けた。

彼は、毎日の事、神棚に手を合わせて、私の生きがいとなった彼女から返事が来るようにと、神にお願いをした。

三か月を過ぎた頃に、彼は諦めるとともに、また、生きがいを無くした。そして、神を信じることも薄れ、虚しさだけが、彼女を知る以前よりも重たく背中に背負うこととなった。

彼に必要なことは、希望で在り、その希望が神への道を歩くことに、気が付けば、虚しさが無くなり、希望の道を歩くことが出来るのに、彼がそれを知ることは無かった。

 

道端

彼が、人倫として歩いたならば、道は必ず彼の前に現れ、その歩く道端で、助けを必要とする者たちに出会い、助けさせて頂きながら歩けたが、神は彼を見て、残念に思った。

彼は、彼の中で、神のことを貴びながらも、遠ざけている己を知っており、彼の中ではすでに、疎んじていた。

数年後、彼の虚しさは極限を迎え、自らの命を自殺と言う形で、生まれ変わり重要なことに気が付かないままに、時計の針を止めた。

真の生き方は、労苦をはじめに行い、短い人生の終わりの時を誰もが決めて来た日に、右の道から天国の門に入らなければならない。

しかし、神の七つの掟は、労苦と呼ぶほどのことではなく、単なる日々の善行に過ぎない、それを知ったあなた方が、神の七つの掟が出来ないはずがない。

彼のように未だ、虚しさを感じるような無駄な時間を使っている者は、神の七つの掟を、未だ、己のものとしていないだけであり、いましばらく我慢をして、行い続けたならば、無理などすることなく、出来るように必ずなる。

 

智慧者の道

虚しさは、智慧者ゆえに起こることで、いつも知恵を働かせて、何をどうすれば、金儲けができるのか、不要な物まで手に入れようと、寝る間も惜しむ。

それに対して、仁者は、虚しささえも知る由もなく、他者の為だけに己を捧げ、寂々たる己を知らず、右の道を歩き、道端に倒れる者を、ただ只管に助け歩き続ける。

徳ある者は、そこの角で人が倒れていると聞いたら、駆け込むが、それが嘘であったならば、誰も怪我をしていなくてよかったと思い、騙した者のことなど考えることも無い。

智慧者は、人が倒れていると聞けば、その者に救急車を呼んだ方が良さそうかを聞き、それほどでもないと聞けば、そこを通り過ぎていくだけのものであり、騙されないように生きる道を選ぶ。

智慧者は、上の者には阿諛し、気に入られようと迎合するが故に、上の者がそれを感じて、疎外すると、その虚しさに、相手に対して仕返しを考える。

徳の中に仁ある者は、上の者、下の者どちらを見ても愛情と敬いを捧げ、困っている者を見れば、そこに神を見る。

 

天国へ信じる道

徳の中に仁を持つ者は、天への道がかすかに見えるようで、見えないようで、それを思えば、笑顔になれ、天への道を知ることになる。

天への道は、右に困窮者がいれば、救う術を自然と行い、左に重い荷物を抱える老婆を見れば、助けに走る。

それ故に、天への道を知らぬ者は、その道は斗折蛇行していて、どれだけの距離があるのかを、考えて阿呆らしくなる。

天への道を歩く者には、道は真っすぐにしか思えない。道端に助けを求める者がいたなら、右へも左へも行くけれど、道幅が大きいから、他者を助けられて、以て瞑すべしと思う。

ただ私は歩いているとしか、他者をどれだけ助けようとも、そのことは道を少しずつ前に進ませてくれているという、感謝しかない。

俗世にいれば、虚しさを感じることだろうが、道を歩く者は、そのような事さえ考えている時間が無い。

常に、前を見て、そして、困っている者を探しながら歩いているのであるから、どうして虚しく思うことがあるのだろうか。

今生など、あっという間に過ぎ去っていく、あなたの信じる道を歩きなさい。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償い」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身