戦いたくない者が勝つ:第三百七十章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

戦いたくない者が勝つ

 

戦いたくない者が勝つ

ある国が他の国から攻められてきた。攻められた国の国王は、相手が堀から一歩攻めて来たなら、二歩下がるようにと命じた。それを聞いた将軍は、二歩下がれば相手は二歩攻めてきて、あっという間にわが国の領土に入り込まれてしまいます。と国王に話した。

国王は、民を守るのが私の使命であり、将軍あなたの使命でもあるのです。だから、最初の一歩が大事だからこそ、二歩下がって相手の出方をよく見るのです。

そして、国王は将軍に伝えた。二歩下がると同時に相手の足元を狙い槍を使いなさい、すれば、相手の誰をも傷つけず殺すことも無く、相手は前に進めず動きが取れないので、相手の武器はこちらには届かない、私たちが下がるため攻撃も遠のくばかりになり、無駄に武器を使い果たしてしまい、引き下がるしかなくなる。

戦いに勝つ方法とは、勝つ方法を見失い戦うことで、戦いたくないと戦いから退きたいと思う心から、仁義が生まれ、相手を傷つけることなく勝者となれる。

戦いを好み、相手を無差別に殺すことを望む者たちは、いつか必ず大きな敗北の日を迎え、死ぬまでも死んでからも藻掻き苦しむこととなる。

 

国王と民

悟性を磨く者は恣意を捨て、仮に国王であれば自分の民から必要最低限の年貢しか集めることも無く、他の国の民をも倒すことを考えることも無い。

国王は民に対して、他者への慈しみこそが生きる目的であることを説いたが、決して民の上にたとうとはせず、民の後を歩いた。

民は、そんな国王だからこそ、国王が話す言葉に耳を傾け実践しようと努力した。国王は民を愛し、民も国王を貴んだ。

民はいつも笑顔で自分たちのやるべき仕事に精を出して、汗をかいて働いていた。そのような民に国王は、疲れているのに私と出くわしたからといって平伏してあいさつすることは無く、互いに辞宜であいさつできれば何よりであるとも伝えた

国王は超克する毎日を生きても、それが国王の役目と民のために道を開いた。他の国の王は、この国の国王の民への対応を己の国の民が倣うなら危うい事態になりかねないと、国王の国へ、己の国の民の往来を禁じた。

 

動物を殺さない

国王は民に対して、如何なるものも飛翔するときがくる、私の言葉で道を見つけた者は、その道を歩き天へと飛翔することを願っている。と民によく話していた。

国王は今でいう諦念の心、諦めの気持ちと道理をわきまえ悟心のことを、善悪の悪を諦め道理を悟るものとなることが、この国の民にはできると信じていた。

国王は動物達にも愛を持っており、唐鋤を引き田畑で働く牛や馬たちにも愛情を持つように民に伝え、その他の動物も殺して食べることを禁じていた。

動物を殺さない食べないのは、善行の智慧があるからで、それは開闢という天により地が出来た古の時に学んでいる、善行の智慧を避ける者はおいしければ目をくりぬいてでも食べようと、食べることに執着をするが、善行の智慧ある者は、傷つけることを厭うことを知っている。

 

軍人

民の間では、誰かが誰かを誹る者もおらず、それどころか互いを称え合うような関係で一生懸命に働いていた。

そして、この国のよい噂に他国の民たちにも憧憬する者が多くあらわれ、その原因は、民を畏れさせて支配し、高い年貢を取るような行為を行うが故に、国は治まらないことを知らぬ統治者達が、国を治めているからである

その国の民たちが目覚めようとした時に、いくつかの国の統治者が集まり、この民の動きを抑え込むためには、あの国を完全に滅ぼしてしまうしかないと考え、一致団結し、国王の国に大規模な軍人や民に武器を持たせて送り込んだ。この時、道理にかなった憧れの国の者達を殺すことなどできないと徴兵を忌避する者たちはすべて処刑されていった。

 

天国で会う

国王は、これだけの軍に囲まれては国を守ることは不可能という判断をし、国の門の前に立ち、敵軍の将軍に話した。

私一人を殺せば済むことだろう。ここで私を殺して軍を率いて、この場から去って行きなさい。

将軍は、国王よあなた一人殺したところで、あなたを貴ぶ民たちが我々の民となることは無いだろう。それを一番よく知っているのは国王よあなただ。

この国の民全てを殺さない限り、第二第三のあなたが現れる、それは我々の秩序を乱すことになると、最後には嘲弄しながら王の胸を手に持っていた剣で刺し殺した。

後は怒涛の如く、一人残らず民を殺したが、この国の民は誰一人として剣も持たず立ち向かうことも、命乞いする者もいなかった。

国王が敵軍に囲まれる前に、民に話して聞かせた。

今まであなたが行ってきた生き方が、たった一つの過ちを行う事で全て無にすることになってはならない、だから、敵軍であろうとも傷つけてはならず、敵軍の中には、あなたを殺したくない者も多くいる、その者達に命乞いをし逃げることが出来れば、逃がした敵軍の者達が後で、彼らの国に戻り殺さずに逃がしたことの罪で罰せられることになるようなことをしてはならない。

私は、国王であるから、最初に命を捧げる定めであるので、あなた方は悲しむ必要は無い、きっと神様がいて、私達の生き方が正しく、天国で皆で会うことが出来ることであろう。

その時が、今、目の前にやってきているのだから、恐怖に慄くことも悲しむことも無い、ただ、ただ、楽しみにまとう。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身