母が子を愛する日:第五百二十九章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

母が子を愛する日

 

田んぼ

今回は下記のお手紙を相談フォームからいただきました。
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痴呆の症状が出ています。

こんな状態でもまだ間に合いますか?
この状態は戻りますか?
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お手紙ありがとう。

あなたの痴呆は、精神的な面から来ているので、治らないはずがないのだから、何も心配することなどはない。

一番の悩みの原因は、子供の問題であろう、子供への愛の注ぎ方、できることなら隣の家族のように、子を愛屋及烏と盲愛を喩えるならば、愛しすぎるほどに愛してあげたい。

しかし、あなたには、それができないで、唯々己を責めては、子供に対して、昼想夜夢というようになりたいと願う。

 

母親の子供への愛

子供を愛せないで悩む者は、数多くいることを知り、あなたの子供に対する悩みは、あなたにだけ特別に与えられた悩み事ではない。

これを解決するには、子供に何がしたいのか、何が欲しいのか、これらを聞いてみなさい、そして、仮に己のできることが、その中に二つ以上あるのなら、二つだけ叶えてあげなさい。

そして、叶えた二つから、子供が興味を無くして行った頃に、同じように、何がしたいのか、何が欲しいのか、聞いてみなさい。

そして、己のできる範囲が一つ以上あれば、一つだけかなえてあげなさい。そして、それを、九カ月間続けなさい。

子供が、あなたに求めていることが必ずわかるようになり、あなたも子供へ、できる範囲で、そして甘やかしすぎずに、子供が何を考えているのかを知ることが出来る。

子供のことを知るとき、それが、倚門之望と言って母親が子供に愛情を感じる日が来るのです。

ここであなたが抱える、痴呆の精神的な部分の大元は消え去っていく、この主たる世界から、解放されれば、子供のことが気になり仕方が無くなると同時に、痴呆も消える。

 

欲しい愛

少し前の話になるが、田を営む家族、父母男の子八歳の三人家族、父親は、毎晩のように酒を飲んでは、母親を殴り、いつも男の子は怯えていた。

男の子が怯えていたのは、母親を殴る父親ではなく、父親には殴り返せない母親が、男の子を殴るからです。

男の子は、それが怖くて、毎晩小屋へ逃げて、農地を耕す役畜の牛のお腹を背にして、眠ることが日常茶飯事になっていた。

牛は、男の子の気持ちをよく知っていて、父親と母親の大きな争いの言葉、次には、男の子に、あんたの父親のせいで、私はこんな目にされてんだよ、あんたがすべて悪いんだと、男の子は殴られていた。

牛は、男の子が小屋に来ると、どんなに眠くとも、お腹にもたれかかる前に、男の子の肩を頭で撫でてあげて、眠らせてあげた。

 

牛と男の子

男の子は、学校に行くことも無く、役畜と同じように働かせられていた。男の子は、あまり力が無いので、牛は男の子の近くに行っては、力仕事を手伝っていた。

そんな生活が続く中、父親が亡くなった。母親は人から見えないところでは嘲り、皆の前では、憫笑して見せた。

男の子は、これで母親から殴られなくて済むと、心の中でほっとしていた。しかし、男の子は父親が嫌いではなかった。

母を殴る父親は嫌いだったけれど、男の子には暴力を振るうことも、怒ることすらなく、学校へ行かせられないことを、いつも男の子に目に涙をためて謝っていた。

 

父親の死

父親が亡くなり、十日ほどたつと、村長が訪ねてきた。そして、母親に息子さんを学校に通わせるように頼んだ。

男の子は、それを陰で聞いていたところ、学費は村が出すということだった、男の子は、うれしくて大声が出そうになっていた。

すると、母親は村長に、家の子は学校なんか行かなくても、父親の跡を継いで、立派な農夫になるから、それに、学校なんて行っていたら、田んぼは誰が手伝うんだよ。男の子は、肩を落とした。

村長は、残念そうに、改めて良い案があったら、伺うことにするので、奥さんも考えておいてほしい。と言って帰っていった。

 

田んぼと牛

男の子は、牛に話に行った。僕は、学校へ行きたい、でも、このままじゃ学校には行けそうにない、どうすれば、学校に行けるんだろう。

牛は、三回鳴いた、そこには意味があった。数日後に村長と手伝いの者たちが、牛を三頭連れてきた。

母親に、この牛は、あんたの子供が学校へ行くため、あんたの田んぼで仕事をするのに、村から貸し出すことにした。

村長は、これだけいれば、息子の分くらいは軽く手伝えるであろう。息子を学校へ行かせてあげて欲しい。

母親は、それなら家も助かるし、学校に行かせようと言って、男の子と母親とで、今の小屋を少しだけ大きくすることにした。

 

母と子供の愛

小屋が出来た夜、母親は、男の子に聞いた。学校へ行かせてあげるけれど、それ以外に、何か欲しい物があるなら、四頭もの牛がいれば、いままでよりも稼ぎがあるので、今まで何も買ってあげなかったから、叶えてあげられるかもしれないので、言ってごらん。

男の子は、殴らないでほしいと言った。父親がいなくなった後、母親は父親が母親を殴った様に、男の子を殴るという行為は続いていた。

そして、男の子は、あと一つ、マナにもっと餌をあげてほしい、マナは男の子と毎晩のように寝ていた牛であり、男の子の唯一の心が許せる相手でもあった。

母親は、男の子に暴力は振るわない代わりに、毎晩の食事の時には、学校の話を聞かせてほしいと言って、自分が学校へ行けず、字もろくにかけない事を、男の子に話した。

男の子は泣きながら、母さんの分も、僕が学校で学んで、偉い職について、母さんが今の仕事を辞めても、食べていけるようにするから、安心してと泣きながら話した。

母親は、息子にはじめて、ありがとうと言って、マナのことは任せておいて、沢山の餌を上げるようにするから。

このようなことから、子供を愛する日が必ず来るので、そうすれば、今のあなたの病気も治る、今日から始めなさい。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身