何もせず喜びを与える:第二百四十三章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

何もせず喜びを与える

 

古投網

古に、ある神が、この俗世の中で歩いていた、少し、路地を抜けたところは何もない場所で、そこで遊び狂っている者達がいた。

その神は、何も言わず、その横を通り抜けようとしたときに、神の姿は乞食の姿であったので、遊ぶ者達から、汚い、乞食野郎と言われ、砂利を投げつけられました。

その神は、逃げることも無く、その場に座り込んで、砂利をぶつけられるのにじっと耐えていました。神は、どれだけ砂利が自分の体や、顔に当たっても、顔色一つ変えず、目をつむり、眠るように時を待ちました。

遊び人たちは、楽しくて、乞食、乞食、薄汚い、と罵声と笑顔で、砂利を投げ続けました。

しかし、砂利を投げることに疲れ、そしてその行為にあきて、立ち去ろうとしました。

すると、神は、その者達へ、私は、あなたに、何もしてはいないが、あなたに笑顔と喜びを与えることが出来た。今日は、この場所を通ることが出来て、大変ありがたいものを頂いた。

このようにして、神は彼らと別れました。

よくご存じのことでしょう、人を笑顔にできるのであれば、負けて十分。そのように生きられることです。あなたの生と思う時間は、ほんのあと少しなのですから。最後くらいは、良心を見せてみましょう。

私は、神として何をどのように教え伝えればよいのかを、はじめは悩み苦しみました。しかし、何もできないことを知った。

出来ることは、捌け口になるくらいかもしれないことを悟ったときに、捌け口になることで、人に喜びを与えられるのであれば、それから、神として、何を伝え、何を教えるのかがわかりました。

 

奇跡と神

私はピエロになりなさいと何度か話したことと、今回の砂利をぶつけられる神の話とは、同じことです。それが、分かっている者が多いことに、本当に嬉しい。

他者のために、何もできないことなどない、何もできないのであれば、唾を吐きかけられたり、馬鹿と笑われたり、それで、人に笑顔が与えられれば、あなたには十分、神の七つの掟の幾つかは行っていることになるのです。

だから、罵声や瞋恚する相手に常に感謝しなさい。あなたが何もしなくて、そこに座り、または、立ち、動かずして、物言わずして、相手に喜びを与えることが出来たのであるのだから。

見栄を張ることほど、恥ずかしいものは無い、嘘を吐くほど愚かなことはない、どうせ、あなたの人生など、ひと呼吸する間もないほど短いのだから。

人は、奇跡を持って神に願う者が多い、しかし、神は、あなたの誉れとなるための願い事には、聞くことが出来ない。聞かないのではなく、神には、己のために祈る者の心を、悲しんでいるのです。

いつも神として私が話す通り、願いは、人のために行う行為であり、決して自分のために願ってはいけない。

 

犠牲を払う事がゲームに勝つこと

騙す者がいるのなら騙されて差し上げ、相手に喜びを与えればよいという考えを持っていなければならない。

騙す人にとって、あなたが騙されてくれたおかげで、喜びを感じることになるのです。これは、ある意味、あなたは何もせず、相手の好きなようにしていただき、相手という者を、笑顔にさせることが出来たのです。

勝利とは、当然、誰よりも他者の為に生きた者に与えられるもので在り、それを享受するということは、神の七つの掟を守ったという事になります。

戦う時に、死を恐れるという戦いは、正常な戦いであり、死を畏れぬ戦いがあるとすれば、殺すことを畏れることも無く、戦いを司るものでもない。

戦果として、何かを得るのであれば、謹んで受けなさい。戦果として、何かを失うのなら、惜しみなく差し出しなさい。

但し、間違っても戦いを、殺略の者と読み解いてはならない。私があなたに教えられる戦いとは、あなたの中で、前に進めぬ己との戦いの事であり、他者を傷つけるような、幼稚な戦いではない。

いついかなる時にも、他者が喜ぶのであれば、いかなる侮蔑をも受け入れ、それで、何もせずに、他者を幸福と笑顔にさせられていることに、己を褒めてあげなさい。

 

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身