第二百九十一章:自慢と王子

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂き、次はどの章から読んでもかまいません。但し、必ず、全ての章を読むこと、それが絶対の約束です。

 

 

自慢と王子

 

自慢と弱さ

神の化身として、己が行った行為で、なにかを成し遂げたとしても、それを自慢するものには、何も与えることはありませんが、その方法で成功することを、多くの人に話す人には、それに見合った何かを差し上げる。

功をなしても、誰にも認められないことは良くあることで、認められようと人に話すこともこれ同じです。

高慢さも傲慢さも、驕り高ぶる態度こそが、せっかくの功績の全てがはかなく滝から落ちていく。

話す言葉には、元となる聞いたこと見たこと経験がある。もし、それが無くて話す言葉は、初めから真実ではないので、人にはそれを見極める冷静さが無ければならない。

惨は時として訪れ、自分であれ他者であれ、そこにいることは辛いことだけれど、他者であれば助け、自分であれば声を潜めて歩く。

柔弱な時ほど、悪はあなたの中に入り込みやすいがゆえに、たとえ病の時でも強い心を持たなければならない。

私が話していることは、己の弱さに負けてはいけないという事です。自慢したいと思い自慢することも、驕り高ぶることも、すべて己の弱さから来ているのです。

 

 

王子のお城

ある国の王子が見た、自慢することを我慢してでも、のちの国王が民を収めることの大切さのために、控えたお話です。

王子は、国王である父より城の周りを囲むカーテンウォールの外へは出てはいけないと、幼い頃から言われていて、門番たちも王子を出すことは首を切り落とされることになるので、しっかりと見張っていた。

それは、国王としては、王子を狙う者たちが、いろいろな国から隠れ忍んできていることを知っているからである。

目的は、王子を盾に国の領土の一部をとろうという国が、周りを囲んでいたからです。

王子は城の中の暮らしと、外の暮らしの違いを国王に聞いてみた。答えは「同じようなものだ」ということだった。

王子は、民のために領土を奪われないように、じっと我慢をして外界へ出ることはなかった。

王子はカーテンウォールの中で結婚をし、子供も生まれた。

確かに城の庭は広く、一周するのには二日はかかるほどの面積があり、その為、城の中での移動は、ほぼ馬車を利用するようになっていた。

 

門と王子と貧しい男

 

王子が、少し外の様子を知りたくて、門番がたつ横の壁の隙間から、外を覗くと、ぼろぼろの服を着ているものが、こちらに向かって、いまにも崩れ落ちそうな体制で、手を合わせて助けてくださいと、何度も言っているのが見えた。

王子は門番にドアを少し開けるようにと命じた。しかし、そんなことをしたら、私の首が切り落とされます。

それでは、私は外に出ないので、あなたが外に出て、あの者を中へ入れてあげてほしい。

門番は、悩んだが王子の言うことも聞かないわけにはいかないので、では、王子様大変失礼なのですが、ここから後ろへ百メートルほど下がっていただけますか、とお願いをした。

王子はそれにこたえて、後ろに下がった。門番は少しだけ門を開けて、その者を中に招き入れて、門を閉めた。

王子は、どうしたのか、助けてほしいとは、具体的には、あなたの悩み、病気、何を助ければよいのか、話してくださいといった。

一昨日のこと、寝ていますと王子様が夢に出てこられて、お前は靴が無くて困っているのだろう。明後日の正午に南門の前に来て、合言葉は「助けてください」これを繰り返しいいなさい。と言われたので、ここまで来ました。

そうか、それでは靴が欲しいということはわかったが、街には靴屋はないのですか。男は、この街には靴屋はありません。数か月に一度、靴屋が靴を売りに来ます。

 

 

王子の靴

王子は、この男の夢をかなえるには、どうすればよいのかと悩んだが、まずはじめに、王子は自分の靴を脱いで、はだしの男に、サイズが合うかどうか履いてみてくださいといった。

男は靴を履くと、ぴったりであった。王子は、ではその靴を上げよう。男は涙を流して喜んだ。

そして、王子はぼろぼろの服ではかわいそうなので、私の服も上げようと脱ぎ始めたときに、男は、王子様それだけはダメです。もし、そのような高級な服を着ていたら、私には不釣り合いですし、何かお金になるものでも手に入れたのかと思われ、泥棒に目をつけられて、家財道具全てを盗まれてしまいます。

人には身の丈があります。この靴でさえ、後で少し泥を塗り汚く見せなければなりません。私には、これで十分幸せでございます。

王子は、あなたは賢い人ですね。賢い人はこれくらいのことでも、これから起きることの先を読み、それゆえ、災難に会うことが無い。そういうことでしょう。

王子様、私は王子様と会ったこと、話ができたことを、王子様より靴を頂いたこと、みんなに伝えて羨ましがられたい気持ちはありますが、それは胸にしまっておきます、よろしいでしょうか。

私が今回のことを自慢すれば、王子という人の心の深さにみんな感動することでしょう。でも、王子様、私は黙っていることの方が、いつか王子様が国王になられたときに、我々民は、まったく情報のない新しい王様を見て、その最初に発する優しい言葉に、すぐに心奪われ、民をまとめられることがいとも簡単にできると思うのです。

どれだけ簡単なことでも、難しいものを解決するのと同じだけの能力を使う。ということですね。いつか、また話しましょう。夢で見たらいつでも訪ねてきてください。

 

 

 

 

 

 

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身より

神より

「我が子よ、最新の数百章のページ程度の新しい章から読めば、最初のページから三ページ以上づつ読みなさい。そうするといつか近づく日が来る。私が今回あなたたちにのみ降ろした神の化身はいつもあなたたちの事を考えている、それを忘れてはならない。大木の神より」

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身の言葉を皆様に解るように変換して書くものです。誤字脱字があれば、是非、相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

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