後悔とは真理:第四百十四章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

後悔とは真理

 

後悔とは真理

今回は下記のお手紙を相談フォームから頂きました。
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私は膵臓がんで入院しており余命も聞いております。そんな中でも家族や医者は、少しでも長生きが出来るようにといろいろとやってくれます。
だからといって私は体も動かせますし、抗がん剤で辛い時もありますが、その時以外今のところは元気だと思っております。
そんな状況でも酒が飲みたくて仕方がなく、3日前に病院を抜け出しコンビニでビール2缶焼酎2缶日本酒1缶と、カツオ出汁など動物性のものが入っていない煎餅などをつまみとして購入。早速近くの公園のベンチに座って、まずはビールから頂きました。
2缶目のビールを飲み始めたときに、私の前を30代後半くらいの男性が、肩から掛けたバックの中をごそごそと探しものでもしているように歩きながら通り過ぎていきました。しばらく見ていると何かを落とされたので、すぐに駆け寄って見たのです。ごみかと思ったら、お金の束です。
すぐに追いかけて「これ落とされましたよね」と言って手渡すと、目をぱちくりさせて「ありがとうございます。本当にありがとうございます」と繰り返された後に、束ねている中から2万円を取り出して拾っていただいたお礼ですと言われて渡そうとされたので、受け取ることはできませんと言って、実はあなたからその2万円ではとても買えないほどの物を頂いているのです。と話してから、それはあなたがお金を落とされて私に届けさせてくれたことです。
人様に親切にできるという素晴らしいチャンスを私にくれたのですから、それは申し訳ないけれど2万円では買うことが出来ないので、2万円とチャンスを交換するようなことは出来ないことをわかってくださいと話しました。
彼は2万円をしまい「私もこの感謝の気持ちを忘れることはありません。本当にありがとうございました」といわれてからどうしてチャンスを大切にするのか聞いてきたので、少し話しました。そしてアドレスの交換をして別れました。何のためのアドレス交換なのかはわかりません。何となく友達になったようです。この話には続きがありまして、彼と話している間に、人の善意は受けなければならないという神様の言葉を思い出し、そのことも伝えて、その後のアドレス交換で役に立って、2万円がどうなるのかは話が長くなるのでこれくらいにしておきます。でも、簡潔に話しておきますと彼と話し合い最終的には彼の名前と私の名前とでユニセフに寄付しました。

ここまでの話ならば、神様へメールを出すことはありませんでしたが、ベンチに戻り缶酎ハイの2缶目も飲み干したところに、右の方から足音が聞こえて来たので見てみると、ジョギングをしている人が、ゆっくりとこちらの方へと走ってきたのです。私の前を通り過ぎたところで転倒されたので、すぐに駆け寄り大丈夫ですかと顔をのぞき見たところ、ありがとうございます大丈夫ですと言って立ち上がり一歩足を踏み出した瞬間に倒れたのです。
これは足をねんざか何かわからないけれど、このままでは歩くことも出来ないと思って肩を抱えてベンチの近くまで連れてきて、救急車を呼びますから少し待っていてくださいと言ってから、救急車を呼んで救急隊員の方が確認をされて救急車に乗せていかれました。
1日に2回、それも1時間程度の間に病院抜け出して酒飲んでると言うのに、こんなチャンスに巡り会えて凄く気持ちがよくなれて、お酒の酔いもありましたけれど何しろ楽しい日でした。
入院前のサラリーマン時代でも7つの掟は常に気にしていました。それでも毎日チャンスがあるわけでは無くて見つけるのに数日かかることもざらでしたので本当に不思議で嬉しかったのでメールを書きました。

それからお聞きしたいことがあるのです。入院中は決められた規則を守って、外出は禁止されているので、それに従い1日でも長く生きることの方が良いのか、起き上がることが出来ない状況ならば無理なことですが、調子のよい日には公園に行ったり街に出てお酒を飲み、良いことが出来るチャンスを探して、早く死ぬのとどちらが良いのでしょうか。

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お手紙ありがとう。

 

長いお手紙

会いに行ってきました。

公園に降りると、彼はすでにベンチに腰掛けて、どこかで買ってきた袋の中身をごそごそと、確認中のようだったので、今日の方法は、彼の目の前で転ぶことにしました。

彼はすぐさま私を抱えて、お怪我ありませんかと聞いてきてくれたので、年は取っておりますが、これくらいのことで怪我などすることもありません。でも、起こしてくれて助かりました、ありがとうございます。

彼は、良かったら少しここにお座りになられてから、いかれたほうが良いのではないでしょうかと、聞いてきてくれたので、これで決まりです。私は神であり、決して、たかり屋ではありません。

 

生ビールのジョッキ

私は、彼の手元を覗き込み、良いですねビールですか、それはいい。と彼に告げると、来ました。良かったらどうぞご一緒しましょう。と手渡してきたので、有難いのですが、私は、ビールはジョッキで飲むこととしているので、缶のままでは飲めないんですよ。老人のわがままだと思って、今回は、お一人でやってください。

彼は、すぐさま一言、待っていてください。どこかにジョッキが売っていないのか見てきます。

彼に時間をかけさせて、探させるのも悪いので、私が早くいただきたいというのもありますが、売っている店の場所を教えて差し上げました。

彼は、ジョッキを二つと缶ビールを数缶追加購入して戻ってきて、この近くの方なんですか、と聞いてきたので、近いと言えば近いかもしれません。と答えておいた。

そして、始まりましたジョッキにビールを入れさえすれば、生ビールの完成です。乾杯と言うごあいさつの後、一気に飲み干すたまらなさ、すぐさま、すみませんもう一杯注いでいただけますか。

彼が、結構いけるんですね、僕も飲むのが大好きなので、ご一緒できて今日はうれしいです。

こちらこそ、助けて頂いた上に、ご馳走になって申し訳が無いので、何か悩みとか相談とかあれば、そこは年の功で何か助言が出来るかもしれませんが、いかがですか。

 

生きる時間

彼は、悩みと言うよりも、どちらが良いのかの選択なのですが、その選択と言うのは、実は僕、入院中でして、そんなに長くは無いようなんです。

そこで、二つの案のどちらを取るべきかになるのですが、一つ目は、医者の言うことを聞いて病院のベットでおとなしくして、少しでも長く生きるか、体調の良い今日の様な日には、誰かの助けになれないかと、ここへ来て人助けをして、好きなお酒を飲んで、早く死んでいくのか。どちらがいいんでしょうね。

そうですか、私なら、お酒は飲む呑まないどちらでもよいとして、いや、その前に生もう一杯入れてもらってもいいですか、とジョッキにビールが注がれて生となり、それを一気に飲み干したところで、体調がいいのなら、外へ出て人助けをしながら、最後の日を迎えたほうが、良いと思いますよ。

それと、一つ重要なことを話しておくけれど、どちらを選択しても、死ぬ日は決まっていて、その日にならなければ死なないし、その日になれば死にます。

彼が、突然、あっそうですよ、お酒のことで死ぬ日のこと忘れてました。実は、死ぬ日は自分で決めて生まれてきているので、自分で決めた日にならなければ死なないんですよ。完全に、そのことが頭の中から抜け落ちていました。ありがとうございます。

じゃ、飲みますか。と私では無いですよ、彼が言ったので宴会が始まりました。

 

時計の針が止まる

別れる時が来たので、理を分けて伝えた。
あなたが亡くなる日が来て、後悔しない人生だったかと、己に問うてみたときに、後悔しない人生などは無いことを知る。

後悔する人生にも兢々とすることが無いほどに、他者のために生きたかによって、善が不善を包み込み、右の道へと歩く。

人は、生まれ堕ちた時に、これから始まることに憂懼し、啼泣する。そして、全ての者が、後悔をもって日々生きながら、その途中で人は大きく分ければ二つに別れる。

その一つが、棺の中で、後悔と思われるものは、それ全て善行を行うための真理であったことを知る者達。

もう一つが、棺の中に入る前に、後悔とは善行を行うための真理であったことを知り、時計の針が止まる時まで、善が不善を包み込むことが出来るように生きる者たちなのです。

ここにあなた方は立っているのだから、彼のように善行を楽しみながら、肉体を捨てる日を迎えなさい。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身