悪と善:第三百六十五章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

悪と善

 

悪と善

あなたはあなたを導く者であり、あなたの歩む道はあなたの思い通りになり、悪にもなれれば善にもなれる。悪と善とに分けない者、悪と善とが混生し合う者が最も多いのが、その証である。但し、悪と善が混生し合う者は、悪であることを覚えておきなさい。

悪と善を完全に分けて、いずれかを最後まで達成させるのに、悪と善では成し遂げるための違いがあり、悪は善と違って最後の日まで達成させ続けるのには、かなりの努力が必要である。

例えば、聳え立つ壁を越えていこうとも、川下から川上へと逆流の中を一本のオールで向かえ進もうとも、越えられず、進まない、だからと言って抜け出すことが出来ない、見栄を張りすぎたために、今更と恥じ入る気持ちが善を避けさせることと、悪とは非常に簡単に甘美を感じることが出来るからなのです。

それでも溺れていてはいけないと、壁を越え川上へと登ることを捨てて、逃げ出そうと藻掻くけれど、下から足を引っ張られ、口からは甘い蜜を少しだけ飲まされ、悪行から逃げたいのか、逃げたくないのか、自分でもわからなくなる。

そしてそれは時が終わった時に、左の道へと進み、耐えられない悍ましい地獄の時を千年と過ごしながら、血涙に叫び後悔することになるのです。

しかし、悪というものは抜け出すことは出来なくても、逃げ出すことは出来る。足を引っ張る者も、あなたと同じ俗欲に溺れた者なのだから、悪人には力などない、だから、口に運ばれる甘い蜜さえ舐めることが無ければ、足を引っ張る者の手から逃げ出し、あなたが歩くべき、あなたが決めて来た善の道へと歩き始めることが出来るのです。

 

善とは

善というものは、壁を乗り越えることも、川下から川上へオールを漕ぐことも無く、わずかな勇気で困っている者に声をかけることが出来れば、最後の日が来るまで行い続けることが出来る。

しかし、善行も逃げ出すことが出来るのかというと、善行も簡単に逃げて止めることが出来る。善行を止めて何もしないでいるのなら、悪になったのではないと思う者もいるだろうが、善行を行わないことは、罪の償いを行わないことになり、それは悪人の行いであり、何もしないから悪では無いと思っているのなら、大きな間違いである。

悪に染まる者は、輪廻転生時に己を善へと導くため、己で仕掛けて置いた悪の罠にはまったのであり、その罠から抜け出さなくてはならない、抜け出すことで善行を行う智慧者となるのです。作為する智慧者となってはならない。

己の罠にはまり、悪人のように生きてきてしまったのなら、あなたの胸の中にいるあなたという神に、寛恕を乞うことです。すれば、包み込むように赦して頂くことが、今ならば出来るのです。

善と悪の中で迷妄する者は、そのままでは魔手で在り、陋劣で軽蔑すべき者であるが、これは己をたかめるために、己で仕掛けた罠なのだから、必ず、己の行為で抜け出すことが出来るようにできている。だから、諦めることがあってはならない、神の七つの掟を使うのです。

 

悪と善と迷妄

いついかなる時も、悪は恒久と続くのです。悪があるから、今生に輪廻転生をしてきた意味があるのです。

この世に悪が無ければ、輪廻転生をしてくる必要もなく、地獄から抜け出すチャンスも与えられることは無い。

悪があるからこそ、善が生かされて他者を助けて罪の償いができ、そこに道理があって真理の道を歩くことが出来るのです。

悪があるからこそ、悪に嵌まっても抜け出すための努力が生まれるのであり、それこそが尊い行いとなるのです。

悪に感謝し、悪を憎むような無知蒙昧とならず、何度もいうが、悪は優しく瓶の中にいれ、二度と出ることが無いように蓋を閉め、あなたが亡くなるその日まで、蓋は二度と開けることなく、肌身離さず持ち歩くのです。

善人が持つ瓶の数や大きさは人によって違うが、いくつもの瓶を腰に巻いていることは、誰もが変わることは無い。

 

悪に感謝

善行を行うためには、悪行を知らなければならない、だから私はいつも言う、俗世にいてこそ学びがあり、学んだのならば俗世の悪に染まってはならない。

善行を行い、それが癖になってきたときには、真理の道を歩いているのです。真理の道は、時に俗世の真中に延びていて、右や左から俗世に浸かっている者達が、足や手を引っ張り、甘い蜜を口に運び、俗世に堕とし込もうとするけれど、善行の喜びを知り、癖とした者は、もう、俗世に引きずり込まれることは無い。

あなたの中には、善と悪が、心と肉体とに分かれて宿っているが、悪の肉体は善行を行うためには無くてはならない存在であり、悪の肉体が無ければ、輪廻転生をしてきた意味である罪の償いの行為を行うことは出来ない。

悪の肉体に、悪行を行わせないようにする方法はすでに書いているので、いくつもの章を読み直せば、読んだはずの章で、読んでいなかったことに気が付くことになる。

私は、あなたが探し物をするために読み直すときには、それに合ったように各章を一瞬にして書き換えているので、今日の話の善と悪とに限らず、悩みごとに時間を取られ、無駄な時を過ごしてしまうのならば、いくつもの章を読みなおしてみなさい。

最後にもう一度言っておくが、悪を知ってこそ、善の明晰を知ることができ、善行の喜びを知ることが出来たのである。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身