貧富の者と憧れ:第五百九十四章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

貧富の者と憧れ

 

貧富と憧れと海

あなた方の中には、未だ貧乏を嫌う者が多い、確かに、貧しくしていれば、お金持ちを羨むこともあるかもしれない。

しかし、金持ちになれば、金持ちであることを見抜く者がいて、おこぼれをもらおうとする者から、全てを奪い取ってやろうという者までが、あなたの周りを取り囲むが、あなたを褒めちぎる者の言葉に、浮かれることなくいられるだろうか。

富める者はなぜ富めるのか、それは、貧しき者がいるからであり、貧しき者がいなければ、富める者もいない。

富める者は、貧しき者に感謝をし、貧しき者は、羨むことも無く、今の生活に足るを知り、貧しく生きるという善行を行っているから、富める者が生まれているのであり、富める者に対して、善行が行えたことに、感謝しなさい。

迚も斯く、富める者も、極貧者も、必ず、神様、と神を呼び、亡くなれば、いずれも同じ場所へ向かい、生きている間の、罪の償いを行ったかで、天国か地獄かを選ぶことになる。

この世を去れば、富が有ったか無かったかなど、いずれも役立つことは無く、だからこそ、貧しき者は富を追い、富める者は盗人から財を守るだけに一生をびくびくと生き、そのような気持で、今生を終わらせるような愚か者となってはならない。

神の七つの掟と言う道、神の摂理や真理に従い行動するのであれば、君子から徳を頂く事になり、貧富に関係は無く、神の道を歩いていることになるのです。

貧富に関係なく、飾る者に従ってはならない、飾る者は一時逃れであり、それでは、あなた方が何を考えようとも、それを、遣り果せることは無い。

 

貧しき者と富める者と海

貧富の者と憧れの話をしよう。

貧しい者がいた。働いても働いても、薄給のため、暮らしは苦しかった。粗衣粗食を恥じないようにと、いつも己に言い聞かせていたが、金持ちの住む家を見ては、憧れていた。

貧しき者が憧れる富める者の家は、貧しき者を雇用する者の家であり、年に一度、雇用主は、働く者たちすべてを、家に呼んでパーティーを開いていた。

今年も、その日が来て、貧しき者は、富める者の憧れの家へと迎え入れられ、許される範囲の中で、家の中を見て歩き、昨年よりも、絵画が変わっていたり、ソファーが新しくなっているのを見ては、こんな身分になりたいと呟いていた。

そこに、家主である富める者が、貧しき者に声をかけた。絵を見ていたようだが、絵に興味があるのですか、と聞いた。

貧しき者は、絵にも興味はありますが、その値打ちは私にはわかりません。しかし、この家に興味があるのです。と応えた。

富める者は、この家の何が、君の興味を引いたのだろう、それは、家の大きさや、居間の広さだろうか。

貧しき者は、はい、と言って、私には一生かけて働いても、このような立派な家には住むことが出来ないだろうと、憧れだけを抱き、邸宅に住む妄想に酔っては、その時間だけは、楽しくて仕方がありません。と話した。

 

富める者と海

富める者は、君と私には特段の違いは無いのです。共に、己で選んできた家に住んでいるのであり、また、働くということも同じで、共に、働く立場を選んできたのですと話した。

富める者は、貧しき者に、君がピラミッドの土台の部分で働いて、支えていてくれるから、ピラミッドは形を崩さずにいて、土台である君のおかげで会社は成り立ち、社会が成り立っているのです。と伝えた。

そして、もし、君が土台を嫌がり、頂点に立つのであれば、一瞬にしてピラミッドは傾き、跡形もなく潰れてしまう、然るに、会社も倒産することになるだろう、会社を支え、成長させることが出来るのは、しっかりとした土台があるからであり、君の立場が、本当の会社の頂点なのですと話した。

また、君と私が一対である証の話をすると、地位や身分も同じで、地位が高いということは、地位が低い者がいてくれるからであり、身分が高いのも同じく、身分が低い者がいてくれるから、身分が高くいられるのです。

しかし、身分が低い者も、高い者も、同じように悩み事を抱えている。身分が低い者にとってみれば、足を引っ張る者が現れても、低いが故に、それ以上は、下へ引っ張られることも僅かしかないから、いちいち気にすることが無いので、心が平穏でいられる。

然れど、身分が高い者が、足を引っ張られることを対処せずにいれば、どこまでも引っ張られ堕ちて行く、それ故に、今の身分から堕ちないようにと、日々、汲汲と、身の保全だけの為に、心をすり減らし必死な形相で生きているのです。

 

憧れの邸宅と海

富める者は、貧しき者に、私にも悩みがあり、そのたびに、君のような立場で働く者に憧れるのです。

実は、今、我が社は莫大な借金を抱えており、私は、借金取りや銀行などから日々追い詰められている、私の立場より、君の立場の方が、沢山の夢を見ることが出来て、どれだけ心が悠々とし、楽なのだろうかと思う。

そう考えれば、憧れている立場や邸宅の裏側には、今の状況を保持することで、必死に生きているだけで、実は、楽しんでいるようで、楽しむことが出来ないのが、君の憧れているものなのです。

貧しき者は、然るに、お話を聞けば、この世で一番、憧れられる者は、実は、私のような貧しき者と言うことになるのだと思いました。

貧しき者は、私は、富める者、身分の高い者に、憧れていましたが、そんなものを手に入れたなら、それを保持するために、一生お腹の底から笑うことも、夜のんびりと熟睡することもできなくなるのでしょう。

そう考えれば、今の私が幸せと言うことですね。確かに、私は私を束縛する、お金も身分も持ち合わせていないが故に、悩み事を抱えていても、時に心の底から笑え、楽な生き方をしていると思います。と話した。

貧しき者は、パーティーの翌日から、今まで以上に一生懸命に働いた。それは、富める者である雇用主が、借金で困っていることを知ったからであり、富める者を助けようと働いた。そして、貧しき者の他者を助ける行為に、徳が一つ与えられた。

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私は、しばらく章で話すことを抑え、相談には直接相談者に話をしてきた。何故、章を書くペースを抑えたのか、それは、未だ行為に移せない者達に、読む時間よりも行為に移すように、または、マグマだまりの役目として、各章を読みなおすことによって、行為に移す力を、マグマの噴火の如く、行為に走れるように、ペースを落とした。

行為に移さぬ者が、行為に移せるようにと考えていた。読まずに行為を優先させたか、それとも、読み直して行為に移すことが出来たか、あなたはあなたに聞いてみなさい。

読まなければ、マグマの噴火のように力が出ないという者は、読書百遍義自らを知るという言葉もあるように、何度か読み直すことで、二度と読むことなく、善行に走れる者となる。

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代筆者からのお願い。

過去章を読まれた際には、代筆者のタイプミスによる誤字脱字が多くあると思われますので、見つけられましたら、正しいか正しくないかわからない場合でも、お手数をおかけいたしますが、相談フォームより、【○○○章、画像二枚目の、二段落目の、「○○○」が間違っている】と言うように、お知らせ頂けば幸いでございます。このご報告も、神の化身様でなければわかりませんが、他に読まれる方への親切と言う善行になるのではと思っております。

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神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身