動物からの憐れみ:第三百七十三章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

動物からの憐れみ

 

動物からの憐れみ

ある時、赤ちゃんヤギが母親のお乳を一生懸命に吸っていました。しかし、いくら吸ってもお乳は出てきません。赤ちゃんヤギは、母ヤギが生きていないことを感じ、その場を離れました。

赤ちゃんヤギにとって母親は、もうそこにはいないことが分かるのです。姿かたちに母親を見るのではなく、その中身を母と見ているからなのです。

姿形にとらわれる者は、徳を持つことは出来ない。このことを動物から学ぶことです。徳を持つ聖人となることは、意図しないので智を必要とはしない。

智を必要とはしないから、作為を持つことも無い、作為を持たないから、悩みを抱えることも無い。

好悪を知らなければ、この儚い中であっても厭悪することも無い、厭悪することが無いから、心はいつも穏やかであり、争うことも無い。

貌にとらわれないから、いつでも目の前に道を現すことができ、然り、神の七つの掟を守る者は俗人からは常軌を逸しているように見られることもある。

 

動物から学ぶ

ここに来たあなたは、今まで伝えてきたように無言慫慂でなければならない、慫慂とは言葉を持って物事を、たとえば善行を他者に勧めることであるけれど、無言慫慂とはその言葉通り、言葉ではなく、あなたが他者を助ける行為を見て頂くことで、善行を促すのです。

動物から学ぶことは、他にも沢山あり、今までの章でも話をしてきました。弱肉強食の世界を見ると、凄然とすることもあるでしょう。動物たちの役割の一つとしては、それを見せて人間たちに学ばせているのです。

俗人は、畏れる凶暴な動物を退治しようと徒党を組むけれど、あなたは決してそのような行為をしてはならない。

畏れるのは、凶暴な動物でも武器を持つ敵でもなく、あなた自身の守れぬ弱さで在り、あなたの弱さに畏れなさい。

ヤギの赤ちゃんは、親を亡くしても育って大人になり、人間に食べられたけれど、食べられたのは、貌であり中身を人間には食べることは出来ない。ヤギは食べられる時に、人間を恨みました。

人間を恨んでも、仕返しも何もできません。その痛みを返したくても返せません。肉体を無くしたヤギは、恨むことを止めて、食べた人間を憐れみました。

ヤギは、私達が肉食動物に追いかけられ食べられるのを見たときには、かわいそうに、と言ったことをすぐに忘れる人間の弱さを嘆きました。

寛容はヤギにあり、食べた人間は、道理に疎く狭義だったのかもしれません。理性を失ってはならず、理性とは意図しない所から発しなければならない。

だから、善悪で疲れる者は、悪を排斥し善を称することに努力する力を使い切ることは無く、ただ只管に、神の七つの掟だけを忘れないようにする、そのような暮らしを送ればよい。

 

動物を食べる

動物を食べる者を見て、善悪を説く必要などは無く、食べられている動物から憐れみを持たれているのだから、あなたが毛嫌いをしたり、何か言う必要もなく、顔に出してもならず、言ってもならない。

あなたの心が涸れているときには、大木の神の友達である動物たちを見て、心を潤しなさい。動物たちは、神となるあなたの道標でもあり、神となるあなたに頼っているのです。頼られた限り、助けることは教えの一つであるのです。

人間は、肉食である様に生まれるが、これは我慢を、己で己に期して生まれ変わってくるためであり、食べないことを選択することは、己が己のために決めて来たことなのです。

それらを含めて、あなたはいろいろなことで咎するように決めて輪廻転生をしてくるのであり、それに打ち勝って輪廻転生を終わらせると決めて来たのです。

神でも誰でもなく、あなたが決めて来た今生の生き方は、楽なものであるはずがなく、楽であれば輪廻転生などする必要は無い。

己で己を突き落とし這い上がらせるために、享楽を与えておいて、突き落とすのは誰でもなく、あなたが誤った道に縋ることが無いように、享楽に溺れてしまうあなたの弱さから、這い上がらせるためのものなのです。

 

動物の話

生きている間には、杞憂し無駄な不安に襲われることもあることでしょう。それは、物事を好悪するからであり、そのような煩悶が起きるのは、まだ、道がゆらゆらとしているからなのです。

しかし、道はゆらゆらとしていても不安に思うことは無く、道を歩いている証であることに喜びを感じることです。

今日は、動物から学ぶ道の話をしましたが、これは対人にもつながることなので、動物から学ぶことは沢山あるから、いつか話すことにしましょう。

人間にも動物にも、慈愛を持っていることが大切であり、それが、己で決めて来た最後の道へと歩き進ませるのです。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償い」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身