真理に悖る:第四百八十七章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

真理に悖る

 

真理に悖る

古に、真理とは私であり、私より優れた者は、この世にはいない、私よりも徳を持つ者は、この世にはいない、私よりも天に近い者は、この世にはいない、と話す者がいた。

ある時、君子がこの者を訪ね、上座に座ろうとした。すると、あなたが、上座に座るとは、私を誰だと思っているのか、君子ごときに、私より偉いとでも思っているのか、下座に座れと、男は言った。

君子は、男の言われるままに、下座に座りなおした。そして、あなたに聞きたいことがあって今日は来ました。

あなたは、真理だそうだが、何をもって心理が己だと言えるのでしょう。真理は真如であって、不変なる古から続くものであり、真理に到達した者は、真理に到達しない者が、聞こえない神の声が聞こえ、目に見えぬ神を見ることができる。

さて、あなたが真理なら、私の目の前で、神を見、神と話てみてほしい。男は、神の声を聞いたこともなければ、神を見たことも無い、困り果てていた。

 

神と話す

男は、このままではまずいと、適当なことを言うことにした。神が今、あなたの横に座られた。

君子は、そうですか、すると神はあなたよりも下にいて、ある意味において、あなたの麾下ということになるわけですね。

男は、焦った、男は、神は常に上にいて、上座も下座も無いのであるから、今は、あなたの横にいるだけである。

君子は、では何か話してみてください。男は、神よ、今日は穏やかで良い天気に恵まれ、うれしい限りです。

君子が、一呼吸してから、神は何と仰っているのでしょう。男は、今日は尋ね人があると聞いたので、尋ね人にとって、穏やかな一日としてあげたのだ。

それから、数分後に家が揺れ始め、男は地震だ家から出ようと言ったが、君子はそこを動くことは無かった。

男は、外に出て驚いた。そこには、君子の付き人たち数十人が、家の外柱を持っているを見たのである。

男は、家の中に戻り、君子に、何故このようなことをするのだ、地震かと思ったじゃないか、と怒りをぶちまけた。

 

君子

君子は、徐に、あなたが話になられた神様は、尋ね人のために今日は穏やかな日とすると答えられたわけですよね。

それなのに、どうして、今の揺れが地震だとお叫びなられたのでしょう。あなたが話されたのは、神ではなく、あなたの口からの出まかせであることが、証明されることになったでしょう。

あなたに申しておこう、あなたは真理ではなく、真理に悖る者であるのです。あなたの徳は、徳ではなく、虚栄心から来ているものであり、虚栄心とは欲望であり、それ故に、あなたが徳を積んだことは、一度もない。

あなたは真理ではなく、誰よりも劣る者であり、誰よりも徳を積まず、誰よりも天から遠く離れている。

男は、恐れ入ったとばかりに、君子に尋ねた。君子よ、私の虚栄心を無くす方法はあるのでしょうか。

この虚栄心が私の邪魔をして、法螺を吹いて、それがどんどんと増えていけば、いつか気が付いた時には、いまのような大法螺吹きになってしまったのです。

 

虚栄心

君子は、長年連れ添ってきた虚栄心と決別することは、困難であり、離れようとすれば、するほど、また法螺吹きとなる。

虚栄心は、己の中に置いておき、虚栄心が出る暇がないほどに、徳を積む日々を送ることです。

たまに、虚栄心が出てきそうなときには、昼であれば、街へ出かけて徳を積み、夜であれば、誰とも話さずに、布団にくるまり眠ることです。

これを、三年続けたならば、虚栄心が変化をして、謙虚なものとなっている。然るに、徳を積む者は、いつも誰にでも、遜るからである。

 

真理に悖る者は瓶に詰めて

あなた方も、君子の教えのように、長く付き合ってきた、真理に悖るものは、捨てようとすればするほど、あなた方に絡まってくる。

それならば、捨てようという考えは改め、それが出ないように工夫をして、持っていることで、三年あれば、それが徳を生むものとなっている。

私は、今までも、誤謬を犯してきたものを、真理に悖るものを、瓶に詰め、しっかりと蓋をして、腰に巻いて歩きなさいと、教えてきた。

今日からは、真理に悖るものは、捨てようとはせず、捨てようとすれば、捨てられなくなるのだから、瓶に詰めて、しっかりと蓋をして、蓋から出ようとした時には、今日の話を思い出すことです。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身