慈悲のまなこ:第四百六十章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

慈悲のまなこ

 

慈悲のまなこ

慈悲のまなこで生きているなら、難渋に足を止められることは無く、いつくしみのこもった目で、困っている者を見つけては、助けることが出来、その代わりに喜びをあなたは受け取ることとなる。

空々なる日々を過ごしていてはならず、そのような虚しい過ごし方をしていては、あなたが街を歩いても、何かしらに憤悶と怒りや苛立ち苦悶を持った目となり、通りを歩いていても盲目と同じで、誰かを助けて、喜びを味わうことが出来ない。

そのように生きて行くのなら、あなたの行わなければならなかった償いの善行は、時に越されてしまうことだろう。

そして、天に奏することが出来ないままに、今生を去って行く愚か者となり、棺の中で後悔をする者となる。

然し、ここへ来た者は、必ず善行を始めてみるが、続けられない者が多くおり、その者達は、はじめた善行を無に帰すこととなり、喜びを捨て、あるはずもない楽しみに乗ずる。

それでも立ち直り、善行の道を歩かそうと、何度も蒙を啓かすため、ここに呼び同じ話を聞かせている。

話を聞かせれば、数日は余儀なくされるだろうが、それをすぎれば、此の世の楽しみを、また追い求めている者も多くいる。

 

神

慈悲のまなこで、道を歩く者には理も非も無い、それは道理が何かも知る必要のない者達であり、然るに、道を歩いているからに他ならない。

神の七つの掟という善行に走るため、策を弄する者となっていてはならない。その行為こそが、善行の掟を行為として行う事を躊躇させているのだから。

 

親切にする喜び

古に、お茶の葉を、同じ町で売り歩く者が二人いた。方や、その葉で出すお茶は何とも言い難い、風味があり美味しいお茶が頂けた。

もう一人の者が売り歩く葉で出すお茶は、とても美味しいと言えるものではなく、味の評判も当然良くなかった。

それなのに、不味い葉を売る者の方が、美味しいと評判の葉を売る者よりも、何倍も売れていた。

それは、不味い葉を売る者は、いつも笑顔でいて慈しみのこもった目で、売り歩く中で、困っている者を助け、重い荷物を持つ者には荷を分けて頂き、その者の向かう場所までついて行った。

それでいて、その者達には葉を売ることを一切行うことも無く、ただ、親切にするだけであった。

町の者達は、不味い葉を売る者の、笑顔で親切にすることをよく見ていたので、不味いから売れないだろうと思い、買ってあげるようにしていた。

方や、美味しい葉を売る者は、商品に自信があるが故に、どうせ売れるのだからと、笑顔一つ見せることなく、町の者からは好意を持たれることも無く、美味しいことは知っていても、その横柄さに買う気が失せていた。

不味い葉を売る者は、笑顔で親切にしていれば売れるという作為など考えても無く、唯々、親切にすると、その後でとても良い気持ちになれることを身をもって知っていた。

茶の葉が売れたときの喜びよりも、親切に出来たときには、何倍もの喜びを頂けるので、親切に生涯の全てを捧げた。

 

功利

終わりに向かい、人は生まれてくる、不味いか美味しいのかの違いは、善と不善のように同じものであることを知らなければならない。

終わりに向かって今生に生まれてきた限り、此期となる前に立つ此処にいる者は、大切なのが、何かを知り、そこに喜びを見い出し、それを喜びとして他者の為に生きることになる。

功利を求める者は、いつか必ず、不幸が訪れ貯め込んだものすべて無くすことになることを知らない。

功利を求める者は、持ちすぎている荷物が、腕から転び落ちないようにと、一日中それだけに神経が苛まれている。

そして、落としていないかと、後ろを振り向く目は、横眉怒目と誰も近づくことが出来ない恐ろしい目をしている。

遂には、腕に抱えられなくなるが、それでも腕の中に入れるから、初めに一つ落としたならば、必死で拾い上げようとするが故に、一つの落とした物を拾おうとして、大半を落とすこととなる。

平穏でいたいのならば、物は持ちすぎず、必要最小限でまかない、常にやってくる問題に、どちらが正しいのかと、答えを考えることなく、行動に移し、無意識のままで、善行の道を歩くのです。

まだ、道を歩けぬ者は、時が先に行くのを見送ることとなり、肉体と訣することが出来ないまま、この世を去ることになる。

時に越されてはなならない、今、この時から、肉体と訣して、衒う己の醜さを知り、かといって慙死している時間などは無い、今この時から、慈悲のまなこで道を歩きなさい。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償い」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身