一場:第五百六十一章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

一場

 

一場の夢の乞食

今回は下記のお手紙を相談フォームからいただきました。
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ホームレスの方と出会うことが出来たのです。
このチャンスを逃してはいけないと、心臓の鼓動が早くなりながらも焦らず、ゆっくりとした足取りでホームレスの方目指して歩き、目の前についたところで財布を取り出し、中身の1万1千円から1万円を渡しました。
相手の方は驚いた顔をされていましたが、頭を下げられ手を合わされ喜んでいただくことが出来ました。そこを去ってコンビニに行き、残りの千円でお茶とおにぎりを買って届け、いつかまたといって別れました。
とても良い気分だったのもつかのま、8千円はサラ金の返済のためのお金だったことに気が付き、やばい、どうしよう、今日の返済が遅れたら、毎月遅れていたため、何らかの契約違反になると言われていたので、しゃがみこんでしまいました。
すると自分の中のもう一人の自分が、良いことをしたんだから頭を抱える事よりも困っている自分よりも困っているホームレスの方を助けることが出来たのだから、凄いことじゃない。と話しかけてきました。
そうか自分が本当に困っている時に、自分よりも困っている人を助けることが出来るのかと問われたならば、きっとできなかったかもしれない、それをやったということは何よりも他者の為に生きることの教えが出来たということで、前向きに考えサラ金は話し合えば済むことだけど、ご飯が食べられなくてホームレスの方が明日なくなったとしたら、こんな良いことが出来たことに感謝しよう。
こんな日があったのですが、神の化身様に、ほめて頂く事はできないでしょうか。
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お手紙ありがとう。

 

善行のチャンスと乞食

生きる時間は、一場の夢のようなものであり、あっという間に終わりが来る。智慧者とならず、阿呆として生きているからこそ、普段財布に入ってはいない一万円札を見た時、凄い、このチャンスの為に、財布の中に一万円札が入っていたんだと思いながら、乞食に差し出した己を誉めなさい。

私が褒めるよりも、あなたの胸の中の、あなたと言う神が、あなたを誉めているのだから、一つの善行のようであり、実は、二つの罪の償いを終えたことになるのです。

あなたは、今日も善の行いに、心が満たされたのであり、それは、明日からも続いていかなければならない、あなたが決めてきた時計の針が止まる日まで、あと少しなのだから。

何も出来ないからと家に閉じこもる者もいるが、相談者のように、街に出て善行のチャンスを見つけようと、一生懸命に生きる者もいる。

いつも言うが、家に閉じこもる者は、山に閉じ籠り、煩悩の縛りから解き放たれようと、瞑想にふける者と同じで、結果、一切の善行を行わずに、時計の針を止める愚か者なのです。

肉体的ハンデから、外に出ることが出来ない者でも、その中にいて、その中でできることはないかと、善行を行っている者もいるのです。

 

善行を行うチャンス

誰しもが、色んな苦難を持っています。だから、輪廻転生時に、その苦難を持ち込み、自分で自分に与えた苦難を、乗り越えることは自然なことなのです。

それが、今回の相談者のように、己よりも、乞食を優先するという、素晴らしい善行を行いながら、笑顔で歩いていくのです。

あなた方は、相談者のように阿呆となって道を歩かなければならない、すれば、掟の行動に後悔が少なければ、禄は応じて得られるが、さらに掟の行動に後悔が少なければ、禄は、残すところ天国への階段を上ることのみとなるのです。

日の出には、使っている鍬は日に光り輝くというように、善行を行おうと常に、目と心で困っている者を探している者は、立派な者と日に光り輝いて見えるのです。

何かにたとえることが出来ないものこそが、真理の道であり、真理の道を歩くことは容易なことであるが、容易なものには困難が潜み、俗世の者たちが道の下から、あなたの足を引っ張ろうとする。

しかし、この困難に出くわすことが無いのが、他者の為に歩き、阿呆でいるから、必用な物まで、困っている者を見たならば差し出す。このような者には、困難が付き纏うことは無い。

 

俗人は踊り善人はほくそ笑む

俗人は、酒を飲んでは明るく踊り狂っているが、善人は、他者を助けるたびに、喜びにほくそ笑む。

俗人は、酒が切れれば、陰惨な俗世に陥るが、善人は善行を行った後からでも、善行を受けた者たちから、慕われていく。

善行のチャンスは遍く溢れ、誰にでもチャンスを与えようと待っており、それは永遠と果て無く続いている。

チャンスを手に掴めない者は、一人としていない、但し、掴む者と、掴まぬ者とで、他者の為に生きると決めて来た今生を全うしたかを、棺の中で知ることになる。

相談者へ、徳を頂けたでしょう。おめでとう。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身