真理に敵うもの:第四百八十六章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

真理に敵うもの

 

真理に敵うもの

あなた方の世界において、真理に敵うものはなく、誰もがその道に敵わぬ者と呼吸をしながら、歩いているように見え、あなた方だけは、その真理をもって、考えることも無く、道に敵って歩いている。

あなた方は、どちらにも偏ることは無く、中庸の道を歩きながら、他者を助け、罪の償いのもと、徳を求めずして、徳があなた方を覆う。

垂涎の的のように、欲望に駆られる者たちに混ざることは無く、ただ只管に真理が、他のものに依存することがないように、あなた方にも真理がまとわりついている。

 

動物を神に捧げる

古に、神に捧げ物をするために、毎日狩りに出かける夫婦がいた。その夫婦は、神のために、鹿やウサギなどを射止めては、神に捧げていた。

夫婦は、毎日の仕事もせずに、神への捧げものを探して歩いていた。ある日を境に、捧げ物となる動物を捕らえられなくなり、二十日が過ぎたころ、夫婦は喧嘩をするようになった。

男は、お前がのろのろしているから神様への捧げものを射止めることができないんだ、と大きな声で、妻に当った。女の方は、あんたがへたくそだから、射止められないんだよ。

日々罵り合うようになり、それまで捧げ物をしていた時の、仲の良い夫婦から一転してきていた。

神は、夫婦を見ていて、いつか、動物を殺して、それを私に捧げることの、誤りに気づき、殺した動物たちへの償いをはじめることになるだろうと思っていた。

しかし、神の思いとは裏腹に、喧嘩ばかりで狩りにも出ることが無くなったある日、神は夢の中に出て、夫婦に告げた。

お前たちは、私のために動物を殺して、それを私に捧げているが、それは言語道断、動物たちは私の友達であり、お前たちも可愛がらなければならない。

 

夫婦は仲良く

夫婦は、翌日目を覚まし、二人ともに狩りはやめて、神様には野菜を育て、野菜を捧げ物にしようと、二人で話し合って、その日から野菜作りに二人仲良く歩いて行った。

動物を見かけては、取れたての野菜を差し出し、神のお友達に親切にできることに、喜びを感じることができるようになった。

そして、二人は動物を殺していた時の自分たちの中にあった、人倫にもとる行為をあらため、動物たちをかわいがり、神様には野菜を捧げるようになった。

男は、三年後に亡くなり、女は男の死から三か月後に亡くなった。二人は亡くなる前まで、罪の償いに、動物たちをかわいがり、ご飯を与えた。

そして、野菜をもって街に出れば、困窮している人々に、ただで野菜を分けてあげて、夫婦にはそれが罪の償いになることも知らないまま、日々罪の償いのために生き、天へと行った。

 

中庸

左に向かっていた道が、右へ向かうことで、ちょうど真ん中の中庸の道を歩くことが、あなた方にもできる。

今まで、左の道を歩いてきた者がすべてであり、だから、ここへ呼んで,話して聞かせ、右の道を歩かせて、中庸を歩く者とさせる。それが、私の役目である。

あなた方が、学ぶのではなく、街に出かけて行為に移すのならば、あなた方が、今悩んでいることも愁眉を開くがごとく、心配事ではなくなる。

あなた方は、ある意味において、此処を先途と、右か左か、勝つか負けるか、そのように最初のスタート時点では思うことだろう。

それは、スタート時点で、あなた方を奮い立たせるものであり、右の勝つ方へと向かうのならば、スタートからしばらくすると、神の七つの掟は、夫婦が歩いた道のように、苦も無く歩くことができるようになる。

街で困っている者を見つけては、助けることが自然にできて、ありがとうの言葉に、こちらこそありがとうです。心の中で小声で言える者となっている。

そこに真理は生きていて、阿呆と存在の合致が真理であるかの如く、今生での生き方に、己で己が、スタート時点で思っていた、罪の償いをしている事さえ忘れている。

 

助ける

周りの者たちが、喧嘩をしている二人の男を見て、最初に手を出したのは、あいつの方だから、あいつが悪い、でも、上にまたがられ殴りつけられ血を流しているのは、悪いと言われる方で、血を流して殴られている者を救い出す者とならなければならない。

どちらが悪いかよりも、その場に居合わせたならば、怖めず臆せず二人の間に入り、喧嘩を止めるのが、中庸を歩く者であり、怪我をしている者には、悪か善かなどと考えることも無く、手当てを行わなければならない。

あなた方が、どのような悪い風聞を立てられようとも、言葉をもって世間を走り汚名を雪ぐような真似をしてはならない。

あなた方が、そのような風聞に惑わされていたり、気にしていたりするのならば、道を歩けぬ賢しらな者から抜け出せていないことになる。

あなた方が、真理の道、神の道を歩いている限り、人の噂などに気を取られることも、何かを感じることも無い。

言葉で解決しようとしてはならない、全ては善行を行うことが、最高の解決策であり、行為が解決策であっても、それに気が付かぬほど、ただ只管に善行の道を歩きなさい。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身