不善と善:第三百四十五章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

不善と善

 

不善と善

あなたはいつも考える「良いことが出来たら」「善行がしたい」しかし、その言葉の文頭にはいつもついてくる言葉がある、それが「いつか」である。

常に未来に期待をし、未来に委ねている、しかし、未来はない。今この時は、過去にそう思った時の既に未来であるけれど、何も変わってはいないだろう。

変わる者と変わらない者、狭小な考えしか持たない者には、変わることを理解することも変わることもできない。

あなたはあなたの臆病さに取りつかれている、それは肉体のあなたと、心の中のあなたとの軋轢から生じているのです。

己の罪を認め、われとわが心を責めても、再び侵さない者は稀であるが、本来はその姿こそが、己の成長を己で見ることができ、善なる成長こそが、明晰な生きる意味で在ることを照らす。

常に善に対して謹厳であれば、その慎みの中に敵が現れることは無い。されど、俗世からは沢山の手が、あなたを誘い込もうとして、あなたの体に手を絡めてくる。

 

善行

あなたは、善行に対して胸奥に秘めた思いを忘れることは無いでしょう、でもね「いつか」ではだめなのです。

いつかの未来など無いことを知り、今行う事です。善行により必ず喜びがあなたに与えられる。

喜びの感情はまつわりついて情緒纏綿のように絡みつき、離れることがなくなり、神の七つの掟を行うたびに喜びや幸福をもたらすのです。

その為に行う事は、神の七つの掟以外にはありません。神の七つの掟はどれをとっても簡単に行えることです。だから、まだ始めていない者は今から行わなくてはならない、すれば、喜びを相手から頂くことが出来るのです。

行なうべき善行が分かれば慨することも無い、前へ前へと歩いて行くだけのことです。道に倒れる者に手を貸せばよいだけのことなのです。

善行を行うには、心の中のわだかまりは捨てることです。そうでなければ善行は行うことが出来ないのだから。相手が道に倒れていても、倒れているふりをしているのか、病などで倒れているのかなど、考える愚か者となってはならない。

結果などどうでも良いことであり、結果と見返りを求めず、声をかけることが大切なので在り、それが善行というものなのです。

街中でもどこでも、助けられる人を見つけたときには、敬虔な気持ちで心の中で手を合わせて、助けさせていただきなさい。

 

仙人の川

昔、ある村の川上の洞窟で暮らす者がいた。村人たちは彼のことを仙人と呼んでいたが、誰一人話したことも無く、村に来ることも無かった。

仙人は、来る日も来る日も川上の水が大雨などによって、川下の村に洪水の被害が出ないようにと、水の流れを分散させる河川を作り続けていた。

村では数年に一度、死者も出るほどの洪水に襲われていたが、誰も何の手立ても無かった、それを仙人はたった一人で、村人に知られることも無く作り続けていたのである。

仙人の河川が完成してからというもの、村に川の氾濫での被害は一切なくなっている、しかし、未だに仙人が成し遂げた功績を知る者は誰もいない。

仙人は誰かに認められたかったわけでもなければ、見返りが欲しかったわけでもない。ただ純粋に人のためになることがしたかった、ただ、それだけだった。

仙人が行ったような、大きなことをするチャンスにはなかなか巡り合えないだろうけれど、電車やバスで席を譲るだけでも善行なのです。

 

善行

善人な者も不善の時があっただろう、不善の今を生きている者も、いつまでも不善とは限らない、今日ここに来たことで善人に変わることになるのだから、善人でも不善の者でも、同じように親切にさせて頂くことです。

上手くやろうとする必要は無い、そのような考えでは上手くはいかない。ただ只管に無執着でいれば、失うことは無い。善行とはそのようなものなのです。

善行は、心の豊かさを与えるが、物質的な豊かさを与えはしない。物質的な豊かさを求める者は、失うことへの絶望感を知ることになる。

物質的な豊かさを捨てる者は、悲しみすら知ることが無い。匡弼というように相手を助けても、見返りを求めることも知らない。

立派な言葉を知らなくても、立派な行為を行っている者が善人である。虚しく時を無駄にして曠日弥久と過ごす者は不善である。

俗世にいて受動的であれば、俗世に溺れてしまうだろうが、そんな不善な時であっても、自ら立ち直るために善人となることが出来るのが、今のあなたなのです。

不善は、脆く儚い。だから、今なら善行を積む者となれるのです。このチャンスを生かして、いつか、という思いを、今から、に切り替えることです。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身