良い旅を:第四百九章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

良い旅を

 

良い旅

今回は下記のお手紙を頂きました。
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私が北海道に帰る時に指定席の列車に乗ったところ、先に通路側の席に一人の男性が座っていて、私が、奥の窓側の席に入ろうとすると男性は立ち上がり、通路に出て入りやすくしていただきました。
そして互いに腰かけて列車が出発して少し経つと、その男性からコートを脱ぎますかと言っていただきました。車内は暖房が聞いていて少し暑くて脱ぎたいけれど、それには隣の男性に当たってしまうと思いながら我慢をしていたので本当に助かりました。
そして列車はどんどんと進みましたが、男性が降りる駅が来て男性が立ち上がりコートを着て、次の瞬間私の方を見て「良い旅を」と一言声をかけて列車の出口に向かわれました。
私は何とも言えないほど良い気持ちになり、後数時間かかる旅の間もその夜も、その男性が王子様のように思えて、旅の途中(実家に帰るのです)でこんなに気持ちよい心にしていただいたのは初めてです。
この男性の真似をしてこれからは列車に乗ろうと思いました。
こんなに気持ちよくされたので、男性の方は罪の償いをされたことになるのでしょうか。出来れば罪の償いをされたことにしてあげて欲しいです。
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お手紙ありがとう。

 

善い行い

あなたに喜びを与えられたということは、その男性の行為は、十分に罪の償いを一つ行われたことになります。

あなたに声をかけ、あなたに喜びを与えた、それも夜寝る前も考えるほどの喜びを与えたのであれば、それが男性も、あなたから衷心より感謝を感じられたことでしょう。

なにもなく曠日弥久と過ごす長旅かと思っていたあなたへ、その男性のほんの一言や行為が、あなたの長旅に光を与えたと、あなたは心から思ったのだから、今度は、あなたが誰かに行ってあげなさい。

その日のことを、あなたが感佩して忘れることは無いでしょう。他者に喜びを与えることは善行の一つであることを、あなた方も忘れないことです。

他者を愛する気持ちがあれば、常に優しい行為が行え、それが、あなたの喜びとなり、気づかぬまま、罪の償いの一つ一つを行っていくことになるので、電車のドア側で揺れながら、立つ者を見たなら、ドアの横の取っ手を持った方が安全ですよと声をかけるだけでも、十分なのです。

 

親切

他者をすべて愛する者は、どこに行くかも知れず逍遥している時でさえ、誰かの助けになりたいと道をあちらこちらと歩いていなければならない。

渉猟と歩き回って、親切にできるチャンスを探さなければ、待っていてもそこには現れることは無い。

他者に何かを与えるのなら、与えた者にも喜びが与えられる。俗世で生きていて、与えられる喜びは、それ以外には無いと思って、得ることです。

他者に親切にする者は、聖智を持っていても、それに固執することで作為が生まれ、作為を持って他者を助けるようなことはせず、聖智すら他者に捧げ、賢しらな知恵よりも優れている聖智を誇示することは無い。

他者に誤った行為をしたときに、すぐに深謝しない者ほど愚かなものは無い、それは、作為することも無く、自然に行われることであり、それによって相手からすれば、かえって気持ち良いこととなる。

 

人生を振り返る

時処位の中で、己の為すべき他者への行為に対して誠心誠意努力することで、あなた方が肉体を持つ時に決めて来た終わりの時間に近づいていることとなる。

以前の章でも話したように、生まれた朝に鶏が鳴き、その夜の寝る時に梟が鳴いて、時間が終わるのです。あなた方の一生など、天から見れば、そのくらいの一日の出来事で終わってしまうのです。

今のあなたが、今までの人生を振り返れば、その時間の短さに翻弄されそうになるかもしれない。

今のあなたにできることを、明日行ったり、何か準備をしてから行うなどと考えるようでは、そこに作為が生まれている。

今、あなた方は何の準備もすることなく、自然に任せて他者を助けるのです。声をかけるのです。あなた方には時間は無い。

今すでに、今までの人生に後悔しているというのに、なぜ、今何かを取り揃えてから、他者のために生きようとするのか、考える必要も準備も不要で在り、ただただ今できることを行うのです。

何も難しいことを考える必要などは無い、それを今回の相談者の言葉から受け入れ学び、今できるのだから行いなさい。

 

言い訳

出来なかった言い訳を、棺の中に持ち込んではならない。その時に、あなたは必ず後悔をする。しかし、その後悔は、棺の中では取り返すことは出来ず、左の道へと自ら進むしかなくなる。

あなた方の中には、すでに今回は左の道へ進むしかない、進んでもよい、その代わり来世では、右の道へ進む者となる。と考えている者もいるが、それは、あなたが千年もの間過ごした、地獄の世界のことを今は忘れているからであり、また、大木の神に誓った約束を破ることになり、その重たさを今生でも知ることになる。

今生で、ここへ来ても、右へ進まない者は、来世で右へ進むことは絶対に無いのです。その為に、今生で不思議な体験をここへ来て行為として進めるようにしているのです。

来世を選んでいる者に言っておこう、思いを果たさず徒爾するとあなた方には、来世では誰も正しい道を教える者はおらず、今生よりも俗世で他者の足を引っ張る者となり、己自ら、最も悲しいことが襲うことになるでしょう。

何故、輪廻転生をこれ以上繰り返そうとするのか、それが今を生きているよりも多少でも楽だと思っているのだろうか。それは大きな間違いであることを告げておこう。

あなたが、あなたの決めて来た時間が明日までと考えることは正しく、すれば、今生を最後にと、今生で遣り遂げる、良い旅を。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身