老婆と若者:第四百二十九章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

老婆と若者

 

老婆と若者

あなた方が、己の今までの過ちに対して呵責の念を抱いているのなら、道を歩いているようでも進むことは無いでしょう。過去の過ちは、これから善行を行い、罪の償いのために生まれ変わり、一つまた一つと消していくのです。

歩くのに、そろそろとしていれば、前に進むことは無く、ゆっくりでよいのだから、前に進むのです。ゆっくりと歩いても、それだけ善行を積めば、早く進むことになるのです。

小走りに進めば、他者の為に生きたくても、親切にすることや、困っている人を助けるのを、見逃してしまうことになるので、ゆっくり歩いた方が、それだけ他者を助けるチャンスに巡り会えるのです。

常に生きる道で出会う他者には、鞠躬如の言葉通りに、慎みかしこまる姿で、接することで、相手もあなたに助けて頂きたくなり、そこで一つの罪の償いが出来るのです。

傲慢で驕り高ぶっていれば、相手は、それ以上にあなたを見下し、共に天を頂かずとなり、あなたは親切にするチャンスを逃し、罪の償いが出来ず、道を歩くことは無い。

悟性が真理の限りないものは、あなたの次元に候ふことを知らずに,感情に論理的で勝手な推論による真理の蔵することで満足する者は、驕傲に陥ることになるのです。

 

道を歩く

他者の為に善行のチャンスを与えた老婆の話をしましょう。

来る日も来る日も、老婆は鉄くずを集めていた、老婆の力では、いくら頑張っても知れている量しか持てはしない。

それでも老婆は、毎日の食事代になればよいと言って、集めては業者に買い取ってもらっていた。業者も、普通の買取値段よりも高額で買い取ってあげていた。

鉄くずを集める老婆を見た若者が、おばさんなら国からの補助を受けることが出来ると思うのに、どうしてそのようなことをしているのと尋ねた。老婆は、おばさんでは無く、婆婆だよと言って笑いながら話した。

こうして街を歩いていると、誰からともなく、私のことを助けてくれたり、一緒に鉄くず拾いを手伝ってくれたり、夏には、冷たい飲み物を買って持ってきてくれたりと、私に親切にしてくれる。

その親切とは、その人の善行に繋がっているので、私は、人々に善行をプレゼントしているんだよ。それは、私もできることがあれば、善行を行う事もあるが、この歳ではあまりできないからね。

 

若者道を歩く

若者は、人々に善行をさせて上げて、おばさんは何になるのと聞いた。老婆は、善行は行った者も、それを受け入れた者にも、同じだけ善行を行った事になるんだよ。

国の助けを受けて、何もしないのは楽だとは思うけれど、それでは、歳を取った意味がないだろ、歳を取ったのだから、人々に善行を行うチャンスを上げているんだよ。

そして私も、善行を受け入れている限り、神様が見ていて、私が、若いころに犯した罪の償いをしていることを、喜んでいらっしゃる。そして、人々に善行を行えるようにすることで、私の罪は、一つずつ消されていくんだよ。

若者は、罪が消えればどうなるのと聞いた。老婆は、天国に行けるんだよ。あなたも今までの罪や、過去世までの罪の償いのために、善行を今から行うと、きっと良いことがあるから、その道を歩いてみることだよ。

私も、若いころにそれを知ったならば、このようなことをすることも無く、善行を積み徳を頂いて、今頃は天国に行っていただろう。

 

自殺する若者の善行

そして、老婆は鉄くずを拾いに、道を歩いて行った。若者は、自殺をすると決めていた、しかし、最後に老婆の教えを実行してからでも遅くは無いだろうと考えた。

若者は、自分の年齢の数だけ人に親切にしよう、そして、それが終われば自殺をしようと決めて、善行を積むことにした。

その日から、彼は人が変わったように、前向きになり、困っている人を見つけては助けながら歩いた。

人はこのように、行為を見せて遜り生きて行かなければならず、すればこそ相手も変わるチャンスに出会うことになる。

それを自慢したり、折伏する者には、誰も学ぶことが無いと、足早に通り過ぎるだけであり、誰も助けることはでき無い。

 

人々からの賛美

尊く粛粛と、気高く犯し難いのであれば、人々から賛美され、傲る者には、詭弁を弄する敢え無い者と人々から難詰される。

老婆は、あなた方に語っている、老婆は若いころ傲慢で在り、鬱積の念で生きてきていたが、今となっては、遅いのではないかと思いながらも、やり直すチャンスを神からもらっていると信じて歩くことにしたのです。

あなた方も、今がチャンスであり、このチャンスを逃せば、もう二度とチャンスに巡り会うことは無い。

今この時から、老婆のように、尊く粛粛と生きることです。すれば罪はすべて償われ、あなた方は、あなた方の力で、あなたを救うことになるのです。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身