過ちは誰もが犯す:第四百十七章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

過ちは誰もが犯す

 

過ちは誰もが犯す

今回は下記のお手紙を相談フォームから頂きました。
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罪を犯しました。自分の欲望の為に町内会のお金を使いました。自分の中の神様に背を向けて逃げてしまいました。自殺を考えましたがする事は出来ず(産まれて来る時に自殺をしないと決めてきた様な気がする)これから自首しようと思っています。悔やんでも悔やみきれませんが自分の蒔いた種なので仕方の無い事です。私は輪廻転生をすればするほど神に近づけると思っていたのですがそれは違うという事を教えて下さり感謝しております。感謝しておりますが七つの掟を実行しなかった愚か者です。私はチャンスを与えられたのに…遅いと思いますが罪を償って生まれ変わりたいと思います。
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お手紙ありがとう。

自殺は真理を欺く行為であり、せっかく今生に罪の償いに来たというのに、それを徒爾することになるので、自殺後の辛い世界を知らないから考えられることなのです。

 

過ちを償う

今を生きる辛さは、己で決めて来たのであるから、今は悩み苦しみ、他者の為だけに生きなければ、輪廻転生の意味がありません。

今回の場合では、お金を盗んだとして、正直に謝罪をして、少しずつでも返済していけば、最後にはかえって信頼される者となることでしょう。

過ちは誰もが一度や二度は犯すのです。そして、目覚めるのです。だから、その過ちが、今生で裁かれる大きな罪などであれば、捕まり刑務所に何年も入っていては、善行を行うチャンスを逃し、過去世までや今生や今回の罪の償いは出来ません。

そのような大きな罪を犯した時には、捕まることが無いように逃げながら、善行を積み重ねていくことが大切です。

しかし、今回の場合には、そのような刑務所で無駄な時を過ごす罪ではないでしょう。先に述べた方法で、謝罪をして返済をして、信頼される良いチャンスになることと思うことです。

罪を償って生まれ変わると言うが、それは私の話を聞いてはいないことになる。今生で罪を償って、輪廻転生は今生を最後として、右の道へ天国へ行くのです。

神の七つの掟は、必ず行いなさい。行う事、行った後の胸の中の喜びを享受しなさい。それ以外に、この世で永劫に続く喜びは無いのですから。

行なわずに時が来た者は、皆同じことを言う。私は、言い訳ばかりしていたのであり、本当は、単なる怠惰や不精なだけであったと。

 

盗人の少女

その昔、病気で寝たきりの母親と、その娘の二人暮らしの親子がいました。母親は病で寝たきりのため、十二歳の娘が、働いて食費を稼ぐしかありませんでした。

働くと言っても十二の娘に、出来る仕事は中々ありません。ましてや、母親が病気で学校にも通ったことが無く、読み書きが必要な仕事にはつけませんでした。

少女は、少し離れた町まで行っては、人がいない家を物色しては盗みに入り、母親の薬代と食費を稼いでいました。

一年もした頃には、一人前の泥棒になっており、捕まることも無く、罪の意識も無くしてしまっていました。

いつの日からか、少女は、ある一軒の家だけに盗みに入るようになり、他の家に盗みに入ることが無くなっていました。

その家に忍び込むと、テーブルには背中に背負えるだけの食料と、僅かなお金が並べられており、まるで少女に持って行きなさい、盗んでいきなさいと、言っているように感じるほどでした。

 

少女と老夫婦

ある日、いつものように少女が盗みに入ったところ、テーブルの上には何もありません。少女は、もう泥棒と言う意識から、自分の荷物を取りに来ている気持ちになっていたので、がっかりして出て行こうとしたところ、後ろから、ごめんなさいね、今日はどうしても話がしたくて待っていたの。だから、こちらに来て椅子に座ってね。

少女は、言われるがままに部屋の中の椅子に腰かけました。すると高齢のご夫婦が現れて、ここ数日来ないものだから、凄く心配していたのよ。と笑顔で出迎えてくれたのです。

お爺さんは、君の姿を二階の階段の隙間からいつも見ていて、何時かチャンスがあれば、話がしたいと思っていて、ようやく思いが叶ったよ。と優しく頭を撫でてくれました。

少女は緊張が解けないでいましたが、老夫婦は少女の後をつけて、家まで行って少女の周りの人から、少女のことを聞いて、毎日家に食料を取りに来られるように、用意することになったことも話しました。

 

天国へ行く

少女は、老夫婦から温かい食事をご馳走になり、自分の行ないについて反省して、泣きながらお詫びをしました。

老夫婦は、私たちに詫びる必要などないんだよ、確かに、他の家に盗みに入ったことは許されないことだけれど、過ちは誰もが犯すことなのだから、これからは絶対に人の物を盗んではいけないよ。と言いました。

老夫婦は、君も大きくなれば分かることだけれど、人は助ける側になったり、助けられる側になったりして生きていくものだから、私たち夫婦は、困っている君を助けることが当たり前のことだし、それが私たちの生きている楽しみでもあるんだよ。

これからは毎日でもいいので、家に来てお母さんのために、食料を持って帰り、僅かなお金だけれど、それを使ってお母さんの薬を買い、君は学校へ通いなさい。その分のお金は、私たちが出すから、その代わり大きくなった時には、困っている人を助ける人になるんだよ。と言いました。

少女は、その言葉に泣きながら頷き、それ以来、その家に忍び込むことも無く、堂々と玄関のチャイムを鳴らして、遊びに来るようになりました。

母親はそれから二年後に亡くなり、その後は、老夫婦の家に引き取られ、老夫婦の教えを守り、困っている人を助けながら、生涯を終え、右の道へと進みました。

少女には、老夫婦が現れ、過ちや罪から目覚めるチャンスを与えられましたが、あなた方にも、過ちや罪から目覚めるチャンスが既に与えられている。

そのチャンスを使って、必ず、右の道へ進みなさい。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身