ろう者と神:第二百三十三章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

ろう者と神

 

ろう者と神

下記をご相談フォームから頂きました。
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私は中途失聴者です。5年ほど前に事故で、ろう者なりました。神様これは神の化身の言われる自分でそうなるように決めて来たという事だと思いますが、出来る事なら子供の頃から聴覚障害であれば、どれだけ楽だっただろうと思います。
神様、子供の頃からだと自分で対応方法も成長とともに覚えられ街を歩いていて驚くようなことも無かったと思います。でも仕方ないですね、それなりのことを前世までに行って来てその反省のためというか、その為に大人になって突然このようになるように決めて来たんですから手話も難しくてわからないし、そもそも手話ができる人とも病院以外であったことがありません。私は当然ですが普通に話せます。相手が話すことは全く聞こえないので誤解されることもあります。
神の化身様、私病人のように片隅に腰掛けていることはありませんから、そこは安心してみていて下さい。事故で中途失聴者となったのが27才、考えたくもないけど今32才、やばいですよね。男って最低と思ったのは事故で付き合いをやめたヤツ。でも、今は男性のことをそんな風には思っていませんよ。彼には彼の人生があるんだからって、ここに来て思えるようになりました。まだ音が聞こえないことになれなくて男性と出会うにしても、婚活のネットであるのに登録しても、ろう者というか耳が聞こえないんです。というと、それまでのメール交換がパタッと音もなく止まるんです。音は聞こえないですけどね( ^ω^ )。
神の化身様、彼氏が欲しい。こんな願いはかなえて貰えないでしょうか。これはさすがに無理なお願いだと思うので少し自分で頑張って探します。それでも無理な場合に一つ真剣に考え始めていることが出家です。私は浄土宗の在家です。というか信仰しているということです。出家に関してはどう思われますか。
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お手紙ありがとう。

叶えてあげるというか、彼氏ができる方法を教えに、会いに行きましょう。何よりも、出家を止めなければ。

最初は、私は彼女をよく知っていても、彼女は私を初めてみるので、とりあえず、彼女にとって、まあまあのタイプの男性にしました。ドンピシャにしてしまうと、好きになられても困りますからね。

 

ろう者と神の会話

さて、彼女に声を掛けました。彼女の前に回って、笑顔でお辞儀をしました。後は、筆談でも良いのですが、これは私的には困るので、手に文字を書くことで前もって話してあったので、恥ずかしがることも無く、手を出して、後は、口の形を足して、意外と難しいようでも、上手く理解していただけていて、出会いは上手くいきました。

問題は、ここから、どのようにして居酒屋で生をご馳走になるかです。普通なら男性の側が支払うべきところなので、悩みました。いつものように、行き当たりばったりなので。

そこで、食事に行きましょうというと、彼女が、割り勘でお願いしますと言ってきたので、胸をなでおろす思いで、いや、僕は男性なので僕がご馳走しますと切り出しました。

彼女が、じゃ、じゃんけんをして勝った方が、ご馳走することにしましょうと言ってくれました。他の展開が頭に浮かんでいたけれど、これは助かると、じゃんけんをして彼女が勝ちました。

一応悔しさをにじます顔で、では、居酒屋にしませんか。普通のレストランで女性にご馳走になるのは、なんだかカッコ悪いので。彼女は了解して、これで準備は整いました。

すみません、まずは居酒屋なので生でいいですか、と彼女に聞いて、生二つ御願いします。

でも、ここまでの流れって聴覚者との会話ではないようでしょ。本当に、彼女が頭が良いおかげで、手に少し書き始めると、大体言いたいその後の言葉は不要なようで、普通より少し時間がかかるかな程度のスピードで会話が出来ます。もちろんゆっくりと落ち着いてという事は頭に入れておいてのことです。

 

仏教と神の化身

私は、生を堪能しながら彼女がよく話すので頷くだけですんでいて、とても楽しそうな彼女の顔をよく見てみると、めちゃくちゃ可愛い、美人なんだけれど可愛い。

そして、彼女の方から、私ある仏教の教えを学んでいるんです。おかしな新興宗教とかではなくて、浄土宗です。そういう信仰を持っている人って、どう思われます。

私は、信仰とかを持つことは良いことだと思うけれど、仮に、僕たちが付き合った場合、僕も、その宗教に入ることになるの。

○○○○とかは、私が入信している限り、結婚相手を幸せにするためには入信する必要があるけれど、私の浄土宗は個人の問題なので、関係ありません。宗教にはいろいろあって難しいんですよ。でも、何処も信者が幸福になるために開かれているんです。

ただ、結婚式などの行事は、浄土宗の習わしで行ってほしいと思うけれど、強制なんか私嫌いだから、仮にあなたと結婚するとしたら、あなたの好きなように決めてくれていい。そうか、じゃ特に問題はないね。

 

神と宗教

でも、信仰というのはご家族からなの。違いますよ。私が、自分で色んな宗教を少しずつ見てきて、ここにしようと思って、もう入信して二年になるかな。

珍しくない、その若さで突然宗教に入信しようと思う事と、最初に、今の浄土宗の何かを読んで、これだー、なんて思って引き寄せられて入信したとかじゃなくて、自ら、宗教を探し始めて、最終的に入信したっていう動機がわからないけど。

それは、やはりごめんね聴覚のことで。違うんですよ、完全に違うとは言えないけれど、私はどうして、こんなことになったんだろうって考えているときに、前世で悪いことをしたからかもしれない。

半分以上冗談でそう思いながら、ネットでそれ関係の話を見ているうちに、あるサイトに出くわしたというか、上手く言えないけれど、向こうから私を探してやってきた。そんな感じのサイトを見つけてしまって。

なるほど、それってどんなサイトなの。読めばわかるけれど面白い。でも難しくてわからない話もあるけれど、そこは、私の性格上、とりあえず飛ばしておいて、読むんですけどね。

そこに、こんなことが書いてあったの、ちょっとまって、彼女はスマホを取り出して、私の話している、ある章の一説を見せた。はじめて、この世に降りてきて、自分の話を見せられたので、なんだか変な気分だ。

「宗教とは、この世にだけあるもので、あの世と言われる私たちの世界にはありません。宗教とは、この世での罪をこれ以上重ねないために存在するものなので、決して悪いものではありません。悩んだ時には、どこの宗教でもよいので、門をたたいて教えを乞うのも非常に良い方法です。
しかし、先に述べたように私たちのいるあの世と言われる世界には宗教などという分裂するものは全くないので、残念ですが、全く役に立ちません。この世にいて、どの宗教を信じようともそれは自由であり、良い行いをあなたにさせてくれる場所と考えても良いと思います。
特に一つの宗教にこだわらず、いろんな宗教の門をたたいて、いろんな良い話を聞くことは良いと思います。私に、どこがいいですかと聞かれれば、どこでも同じです。」

変でしょう、このサイト自体がまるで宗教サイトのように最初は思ったんだけど、それが違うというのは、この一説からもわかるように、宗教サイトなら自分の信者になりなさいって感じじゃないですか。そうではなく「悩んだ時には、どこの宗教でもよいので、門をたたいて教えを乞うのも非常に良い方法です」それで、悩める乙女としては、宗教を探すことにしたってわけですよ。

なるほど、で、そのサイトの名前は。え、神の化身としか頭になかったので、正式なサイト名は知らない。あれ、酔ってるからじゃないですよ。名前、、、、、知らないかも。

お布施とかいるんでしょ。これも不思議なことに、どこだっけ、彼女がスマホを真剣に見ている。

あ、これ、ほら「私には何も必要ありません。私に何か捧げたいと思うのなら、それをあなたの隣で困っている人に捧げてください。」ということで、お布施もないっていうから、変だと思うけれど、面白いから読んでいるの。

 

出家

そうだ、この間、この神の化身にメール相談をしたんですよ。どんな相談したと思います。

やっぱり聴覚を治してほしいとか。ハズレ。私にこのまま彼氏が出来なければ、今信仰している宗教に、出家しようと考えていますが、どうでしょうか。って真面目にですよ。

え、出家って仏教だから頭を丸めるの。そう、当然でしょう。彼女は笑顔である。

でも、出家は冗談で考えているんでしょ。本気。そう、でも、それってよくないことだよ。

どうして、少し、酔ってるみたいだけれど、ここは行っちゃおう、すみません生二つ。

酔った勢いで話すけれど、今、なんだか僕に神の化身が降りてきたような。だから、僕の話は、神の化身の話だと思って聞いた方がいいよ。

出家するってことは、この世の苦しみや悩みから逃れて生活することなんだよ。これって、ダメじゃん。

神の化身の教えは、この苦の中にいて、俗世の中にいながら、俗世に溺れないように、真理の道を歩き、甘い言葉に流されず、困っている人を見つけては助け、困窮する者を助け、人の役に立つこと、他者のために尽くすこと、それを、この俗世にいながら行いなさいと、話されているのが、神の七つの掟でしょ。

出家したら、困っている人を助けられないんじゃないの、そうでもないか、仏教の場合には、午前中には戒律とかも行うべきことがあるけれど、午後は街に出て人を助ける時間が持てるかもしれない。

ようく考えられましたね。拍手。いや、特には、君のスマホ見てて話しただけだから。でも、君の信仰する宗教では、午後の時間を使って、街に出て人と触れ合ったり助けたりしても、許されるの。

基本的には、俗世から遠ざかることで、悟りを啓ので、俗世に行くことは禁じられています。午前中には、一応托鉢で街にでますけど、今どき田舎なら托鉢は役に立ちますけど、開けた街では無理なので行うところと、行わないところがあるようで、私の出家を考えているところも、街に出ての托鉢はありません、午後は、仏教の学問や修行に励むので、世間からは隔離される感じでしょうか。

じゃ、ここに書かれている、神の七つの掟はどうするの。彼女のスマホを見せた。でも、彼女は私が勝手にスマホで、私の話だけれど、いじっていても平気な様子で、次に、彼女から出た言葉が、「そこなんですよ」。

そこが、一番の問題で、私が信仰を持つきっかけを作って頂いておきながら、それを裏切るような行為を行う事になるのではないかと、悩んでいるんです。

 

神の教え

そうだよね。でも、神の化身の言葉で、仏教徒になったというか、その宗教を探して、入信して、それは正解だったの。

それは大正解、ろう者になった私のことを助けてくれたのが、神の化身であり、今の信仰でもあるの、だから、今の信仰を捨てることは出来ない。

じゃ、どうだろうか、出家をすると神の七つの掟が出来なくなるのだから、出家はやめて、今の在家のまま、この俗世で、困っている人を助けながら生きていけば、君の信じる両方共の教えを守ることになるでしょ。

特に、こんな言い方をして先に謝るけれど、君の場合には聴覚障害者となるわけだから、障害者の君が、人を助けて生きていくというのは、もう、神の化身の言う通り、神の七つの掟を守り、天国に行けるってことじゃない。おめでとう。

そうですよね、やはり神の化身の七つの掟を守ることから、信仰にたどり着いたので、信仰に入り込みすぎて、神の化身の教えを守らなかったとすれば、それって、ほら、なんて言いましたっけ。

そう言うのを、本末転倒じゃなくて、豚にカエルって言うんじゃなかったっけ、彼女が大笑いしたので、私のジョークは、この世の人に受けるんだなと、受けましたか。

それで、どうするの。と聞いてみた。彼女が、まずは友達から始めましょう。いや、違うよ、出家だよ。君の出家の話。

あ、出家は神の七つの掟が出来ないことは困るし、今の信仰に出会えたのも神の化身のお陰なので、止めておきます。

意外と簡単だなぁ。私ってそういう性格だから、ろう者になっても、前向きに生きる道を探して、神の化身や信仰を見つけることが出来ているんですよね。

生二つ、これで最後の生としましょう。

彼女は、最後はかなり酔っていたので、彼氏の作り方は、そのうち出来るだろうから、その話はやめておきました。

そして、ちゃんと家まで届けました。どのようにして届けたのか、そこは一応、神ですので、瞬間移動みたいなやつですね。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償い」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身