動物を食べる者へ:第五百五十八章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

動物を食べる者へ

 

動物を食べる鶏

今回は下記のお手紙を相談フォームからいただきました。
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7つ掟に、動物を食べないとありますが、
今まで、私が会った人で、動物を食べない人に会った事がありません。
その方々は、みな地獄に行くのでしょうか?
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お手紙ありがとう。

動物を食べない者と出会ったことが無い、あなたと同じ者たちは、ここに大勢いることから、あなたと同じ疑問を持つ者も多い。

動物を食べると地獄へ行くのではなく、気付いた時、気付かされた時から、食べるのを止めれば、それで地獄行の一つはクリアしたことになる。

だから、いくつであろうとも、気付いた時に止めるならばよいのであるが、気付かされても、時計の針が止まるまで、動物を食べたり、身につけているのであれば、残念だが、己から地獄を選ぶだけである。

 

鶏たちの悲惨さ

ある時、食料として鶏と豚を飼っている者がいた。豚は知能が高く、動物の中でも一番と言われるくらい、きれい好きであり、人間に恐怖を与えられた鶏や豚は、俗世の者たちのような愚者ではないから、優しく接してくれるならば人間を許すことが出来るのである。

鶏と豚を飼っている男に、遠くから友人が訪ねてくるので、今晩の酒のつまみにと、鶏の首を掴み、切り落とした。鶏は頭がないまま、走り続けた。

それを見ていた、他の鶏も豚も、何時己の順番になるのかと恐怖に怯え、しかし、逃げ道などないために、皆、死を覚悟していた。

当然、動物達は使命をもって、この世に降りてきているのだから、唯々、順番を待つしかなかった。

頭の無い鶏は、数分後には地面に横たわって、一緒に暮らしてきた、鶏さんや豚さんに、さよならを言って、最後の時を終わろうとしていた。

みんなには、後数分で死んでいく鶏に、人間には聞こえない声で、これからは自由の世界が待っているよ。と話して最後の時を怖がらずに、天国へ戻ることを話していた。

確かに殺されるときはどれだけ恐ろしかったことか、でも、ここで狭い小屋に、詰め込まれている時は辛く苦しかったけれど、神様が待ってくれているから、バイバイと言った。

 

見送る鶏

夜には、男の友人が訪ねてきて、男と一緒に飲み会が始まり、鶏を何も考えることなく、食べながら、昔話に呵々と笑っていた。

そんな時に、ようやくもう一人の友人が、男の家についた。二人は彼を出迎えて、酒を酌み交わしたが、彼は、料理には手を出すことが無かった。

先の二人が、彼に、どこかで食事でもしてきたのかと聞いた。三人目の男は、いや、腹は減ってはいるが、鶏がかわいそうで、俺には食べることが出来ないと言った。

家主の男が、冗談だろ、なんで鶏がかわいそうなんだ、それでは、今から豚を料理するから、二人とも手伝ってくれと言った。

三人目の男は、やめてくれ、せめて俺がいる間だけでも、豚も鶏も殺さないでやってくれ。

すると二人目の男が、お前は、昨年会った時は、どれだけ食べるんだというくらい、肉にかじりついていたじゃないか。

三人目の男は、そうだったよ、でも、今は違う、ただそれだけのことで、何かが変わったわけでもないから、心配しないで大丈夫だよ。

 

豚小屋

家主の男が聞いた、動物を食べないのはわかったから、その経緯を教えてくれ、酒を酌み交わしていたが、二人とも三人目の男が、肉を食べなくなった経緯を聞きたくて仕方がなくなっていた。

三人目の男は、この鶏の肉は、何時殺したのかと聞いた。家主の男は、今日の昼過ぎだけどと答えた。

そうか、殺すときには、他の鶏はそれを見ていたのかと聞いた。家主の男は、そうだよ、それが何か関係するのか、関係するなら、教えてくれよ。

じゃ、小屋の鶏を一羽連れてきても良いかと言って、小屋へ行き、鶏を一羽抱きかかえてきた。

そして、鶏の頭を撫でて、鶏に話しかけた。ごめんね、小屋にいる全員を連れて帰ることはできないけれど、君だけでも、買い取って一緒に帰ろう。と言って鶏を地面に置いてあげた。

鶏は、地面に置かれてすぐに、三人目の男の足の下に隠れた、そして、三人目の男は、立ち上がり少しの距離を歩いたら、鶏が彼について歩いて行った。

彼は、元の席に戻り、鶏は彼の足の下に隠れた。それを見た家主の男と、もう一人の男は、かじりかけの鶏の肉を、皿の上に置いた。

 

牛

家主の男は、鶏を扱う方法をどこかで学んだんだろう、そうじゃなければ、鶏がお前について歩いたりするわけがないだろうと言った。

三人目の男は、小屋にいる豚を小屋から出して連れてきた。そして、豚の足の糞を水で洗い流してあげて、体にも水をかけながら、豚に話しかけた。

豚さん、君を連れて帰ることはできないけれど、もう、飼い主は君を食べることが無いから、安心していいよと話した。

豚と鶏は、三人目の男に纏わりつき、それを見ていた飼い主の男も、もう一人の男も、肉を食べなくても生きていけるから、これを機に俺も鶏も豚も食べないで、家族のように、これからは接していきたいけれど、俺にも、そんなことが出来るだろうか。

 

鶏と豚

家主の男は、何も考えることも無く、首を切り落として食べた鶏、頭を鈍器で殴り、生きたまま体を切り裂いて食べてきた俺を許してくれるだろうかと、彼に聞いた。

君が、これから彼らを大切にして、全ての鶏と豚に名前を付けて、そして、彼らの住む小屋の中や床を、毎日きれいに掃除をしてあげれば、彼らは君の今までの行為を必ず許してくれるから大丈夫だよ。

もう一人の男も、それを聞いて、家に帰ったら、家で飼っている牛も売ることも無く、最後の日が来るまで、家族として、今までのことを許してもらえるように、大切にするよ。

そして、家主の男は、三人目の男に頼みごとをした、悪いけれど、お前の足元にいる鶏だけど、ここに置いていってくれないか、必ず、俺の足元で戯れるまで、今まで殺してきた、動物達に償って、その子にも許してもらえるように生きて見せるから。

三人目の男は、頷き、じゃ、二度と動物を食べないことを祝して、乾杯をしようといった。

三人目の男は、動物を食べるな、という言葉も、押し付けることも無く、二人の友人に徳を頂いてあげることが出来た。

あなた方も、恐怖におびえるバタリーケージの中の鶏を一羽だけでも、家に連れ帰り、苦しみから救うことが出来るならば、そこにも一つの罪の償いが出来たことになる。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身