赤子は知っている:第三百九十七章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

赤子は知っている

 

赤子は知っている

あなたは、あなたの中で、あなたと戦っている。ここに来ている者の中には、このように、己と己で戦う者がまだ多くいる。

他者と戦うような愚かなことは捨てることが出来たとしても、己の中では、己と争い戦っている。

大きな枠組みで言うのならば、善のあなたと、悪のあなたが戦っている。そして、いつもあなたは善に勝たせたいと願っている。

しかし、たまに悪に勝たせてしまい、その後に後悔をする。後悔する時間は無駄であることは、あなたも承知しているのだから、次の善行をして、勝たせてしまった悪を補うことです。

決して、悪を完全に己の善で消し去ろうなどとはしてはならない、善は悪があなたの中に漂っていてこそ、その働きが活かされる。

だからこそ、悪行を行ってしまったからと言って、誓願するようなことはせず、善行を積み重ねていけばよいのです。

大切なことは、一つの善行ではなく、いくつ善行が出来たかで在り、小さな善行の積み重ねでも、大きな善行の一つに勝ることはありません。

 

母親は父が帰ると生き返る

少しこの話から、外れましょう。母親は家に忍び込んだ異常者に殺され、異常者は母親を全裸にして、思いを遂げ、そして、逃げたのです。

そこに、赤子がいて、赤子には母の死は分かるわけもなく、お腹が空いていたので、母親のもとに行き、母親の乳房を吸った。

しかし、母親の乳房からお乳が出ることも無く、赤子は諦めたように母親から離れましたが、それは、そこで母親の死が分かったからなのです。

だけど、死は何が故かが分からず、父親が帰ってくれば、母親を生きかえさせて、甘露なお乳が飲めると思い、泣くことも無く父の帰りを待った。

赤子であっても、この子にとっては母親は死んだとしても、生き返るものだと思っているからである。

 

赤子と父の涙

数時間後に父が帰ると、赤子が初めて泣いた。その鳴き声は慟哭と言う大きな声で、父親に知らせるものであり、そこに愛する妻が裸で寝ているかのように、倒れていた。

父親は駆け寄り、心臓が動いていなく、何が起きたのかと、救急車を呼びましたが、救急隊が心臓マッサージをしても、蘇生することはなく、首の周りが色づいていることから、警察に連絡をした。

父親と赤子は、ただただ涙が止まらず、そこに呆然としゃがみ込む父を見て、赤子は母が生き返ることは無いことを知った。

そこに居た警察官が、その家を飛び出し、麦茶を買ってきて、水で薄めて乳首で赤子に呑ませると、赤子は泣くのを止めた。

この警察官のお陰で、刑事たちが犯人の残酷な殺し方について、じっくり考えることができ、母親を運び、父親の了承の元、病理解剖が行われることになった。

 

警察官の親切

警察官は、この悲しみに対して何が出来るかを考えていました。それから勤務が無い日は、家を訪れて赤子と遊ぶことを始め、一年以上続けた、彼の行いは善行である。

犯人は、唇や胸についていた唾液からDNAにより、前科があったことで、一年ほどで潜伏先で捕らえられた。

犯人に刑事が、このような犯行をなぜしたのか問い詰めると、競競とすることも無く、愉楽に官能を味わいたかった、それ以上のことは何もないと答えた。

刑事は、殺してから性行為を行うとは、尋常ではないが、お前は異常者なのかと質問すると、異常者だから、精神鑑定をすれば刑務所に入ることは無く、すぐに外に出ることが出来ると、悪びれることも無く答えた。

この話の先は、想像すればよいので、ここでその後のことを認めることは、瑣末に近いものがあるので、止めておこう。

それよりも、知っておくことが必要なのは、警察官の行動であり、あなたもこのような、類稀なことに出くわすチャンスが無くても、いつも話すように他者のために生きることです。

 

小さな徳の積み重ね

あなたは自分には何もできないかもしれない、神の七つの掟の一部しか守ることが出来ないと言って、逃げ出してはならない、チャンスはいつでもある。

己の衷心がある者だけが、ここに呼ばれて来ているのだから、偉大な親切など俟つことは無く、小さな徳を積んでいくことです。

最後に一つ言っておくが、自分と他者の行為を、比べてはならない。他者が己についてくるように、己は行為を続けるのです。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償い」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身