報いと僧侶:第五百四十一章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

報いと僧侶

 

乞食がかすかさ

ある人が家に来るということで逢迎の思いで、家の外に出て、右から来るのか左から来るのかと、いそいそしていると、その者の後ろにいて、今日はご招待いただきありがとうございます。と声をかけた。

その者の、家に入ると沢山の御馳走がならんていて、家には妻と彼と、私しかいないのに、その量は十人いても食べきれない、おもてなしでした。

この人たちは、本当に敦厚な人だなと、それは、彼と出会ったのは一回だけで、それも、乞食の私に、雨の中、傘を持たぬこの者に、傘を差し上げただけなのに、お礼に自宅にまで、誘われて、私が来たということです。

私は、時を見計らって、轟酔をしたふりをしながら、あなたはこんな乞食をこれほどの、おもてなしで、なぜ、迎えてくれたのか聞いてみました。

あの時、傘を借りて返すのに自宅の住所と日時を決めましたよね。私は、ある人の言葉の中の、恩には必ず、報いなさい、報う相手は恩人に限ることはなく、誰でもよいので、その時の恩を忘れないで、人に親切にすることで、報いたことになる。

この教えから、傘を借りていたので、返すためには、あなた様に報いを返そうとしているだけなのです。だから、気になさらないで下さい。

なるほど、そのある人というのは、あなたの心を動かしたのですね。はい、その通りです。私も、その教えを聞けば、今の浮浪者の生活から抜け出せるのだろうか。

それは、私たちにはわかりませんが、心は必ず喜ぶと思います。現に私たちは、あなたに報いることで、私たちの胸の中の、神様が喜んでいるし、私たちの顔を見て笑顔であることが、わかるでしょう。

 

恩に報いる夕日

その人に、会ってみたいのですが、どこに行けば会えるのですか、旅に出られるといわれて、どこに行かれたのかは分かりませんが、天国に行けば会えるといわれていました。

あなたは、天国を目指されているんですね。でも、恩に報いるだけで、天国に行けるんですか。

いいえ、全部で七つあり、その方は、神の七つの掟と言われ、教えていただき、それを守り、継続しなければならないということでした。

なるほど、お布施はいくらくらい必要なのですか。それが、寄付もお布施も受け取らないというのです。

それは、不思議な人だな、寄付やお布施が無ければ、困るでしょう。

会話は弾み一時を過ぎたところで。

今日は、ありがとうございました。これで失礼いたします。神の七つの掟を守り継続されること、天国に行かれること、心から願っています。

 

僧侶と夕暮れ

神の七つの掟を要として生きる者の恩に報いた話をしましたが、少し違う方向からも話をしておきましょう。

僧侶が、一人で悩んでいました。どうしても解脱ができない。そこで、僧侶は、神に手を合わせ、どうすれば、解脱ができるのでしょうか。神が答えるわけもなく、彼は考えた。

そうか、今までの私の生活態度を清めなければならないということだ。そこで、僧侶は、荒行を行うことに決め、滝に打たれ、火の中を通り抜け、とありとあらゆるものを、三十日間行い続けました。

僧侶は、気分が爽快になり、心の靄が晴れた気がした。それから七日が過ぎたころ、何も変わっていない自分に気が付いた。

体を、いくらいじめても、何の役にも立たないことに、ようやく気が付いた。そして、体ではなく、心を磨くことが大切であり、これからは自分の解脱よりも、ここに来る悩める者たちを、救うことを生涯の道とすることを誓った。

僧侶は、己に悩み事を相談しに来る者は、己に善行を行わせるために来てくれていると考えれば、恩に感じ、悩み事に寄り添うことで、少しでも報いになればと思うようになった。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身