見返りを求める者:第四百四十五章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

見返りを求める者

 

見返りを目るイメージ画像

今日は、久しぶりに面白いという以外には言葉がでない男と女のやりとりを見たので、その話をしましょう。

当然、この男も女も、ここに来て学んで、行為に移している者達であり、一生懸命に、神の七つの掟を行っている。

男は、SNS上で、「私は体の具合が悪く、病院へ行きたいのですが、お金がありません。どなたか助けてください」という話を見て、すぐに相手に連絡をし、ほんの少しだけれど、是非、お役に立ちたいと申し出て、相手から振込口座を聞いた。

男は、お金を持っていないのに、そのような返事を書いてしまったので、女に助けを求めて、振り込んで欲しいと頼んだ。

女は、その時点で、この男には裏があり、何かの見返りを期待していると、真っ先に感じたので、男には、すぐさま助けましょうと言って、男が考えていた金額の三倍を提示した。

 

見返りを求めず助ける

女は振り込む前に、相手の素性についてSNS上で見てみたいと話した。それは、見返りを心の中で求めている男に、見返りを求めずに振り込ますためであった。

男の頭を冷やさせ、見返りを求めずに、振り込みをさせたかったのであり、振り込みを止めさせるためではなかった。そして、女は、男に話した。

あなたは見返りを求めているから、振り込みをしたことのお知らせをするメールに、このような長々とした振込完了の通知メールを書いているのだろうと言った。

男は何気なく、きっとこのようにお知らせしておけば、相手が何かアクションを起こすだろう、相手がアクションを起こさなくても、神様が今困っている自分を助けてくれるだろうと考えていることを、見透かされて、戸惑った。

女は、男の浅はかな行いに、何を神の化身から学んでいるのだろうと、ただ寂しさだけが、こみ上げていた。

 

学んでいない

女は、男の希望を叶えた。すると、それから数分もしないうちに、SNS上で、他の者たちが、この男は詐欺師で、騙された者たちが多くいることが書かれてあり、それを裏付ける証拠も出てきた。

男は、女に話した。騙された、詐欺にあった。SNS上には詐欺師である証拠迄、公開されているのを今見た。悔しいと女に告げた。

女は、大きな声で笑った。そして、あなたは神の化身の話から、何を学んだのでしょうか。といっては、また、大きな声で笑った。女は、お金を振り込んだこと、騙されたことについて笑っているのではなかった。

私がいつも言っている、ユニセフだろうと、どこであろうと、寄付をしたことが、善行をしたことであるのです。

その先で、ユニセフやいろいろな慈善活動を行う団体が、寄付されたお金を、どう使うのかを考えて寄付するような愚か者となってはならない。

寄付をさせて頂いたことに感謝をし、その先で、相手がそのお金を懐に入れたとして、それは、あなたの善行とは何も関係の無いことだと、私は話している。

それなのに、男は、寄付をした今回のお金の使い道が、病院の費用ではなく、別の使われ方をする、騙された、詐欺にあったと、悔しがる男が、あまりにも学んでいないことに、女は、おかしくて、そして哀れで、笑うしかなかった。

 

見仮求めず天の門を潜る

男は、見返りを求めて寄付することは、何の善行にもならないどころか、悪行と言える行為であると、改めて己の、相手に対する、寄付をさせて頂いたことへの、お礼の念の無さを嘆いた。

男は、今回の件で、改めて道に戻り歩みを始めた。寄付という行為を行ったからと、見返りを求めて行った行為は自己顕示、誇示をすることと、見返りを求めることは同じであって、そのような者となってはならない。

善行という、根源から湧きだす力の陰に、何ら裏があってはならない、それは、せっかくの行いを台無しにするとともに、罪をまた重ねることになる。

罪をまた犯さないようにと、困っている者を見て助けないことも、同じ罪を重ねる者となることを忘れてはならない。

 

次は無いのだから

宣なる哉であり、それが道理というものである。道理を忘れては道を踏み外すことになり、あなたが席を必要とする者に、席を譲ったからといって、良いことをした、善行を行った、今日は何か良いことが起きるかもしれないなどと、考えているのなら、未だもって道は遥か彼方にある。

斃れて後已むという強い志を持って、善行を、今生でそして前世以前までの、罪の償いを、ただ只管に、何か裏を考えるような智慧者とならず、体が朽ち果てるまで行うのです。

あなた方の、善行という名の罪の償いが、沙汰止みとなることなく、道を歩き真理を手にして、天の門を潜ることを、私は待っています。

ここに呼んだ限り、ここに来た限り、此処を先途と善行を行い、道を歩かなければ、次が無いことだけは、しっかりと胸に刻み、道に倒れている者を助けながら、道を歩きなさい。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身