良心を眠らせる:第四百四十八章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

良心を眠らせる

 

良心を眠らせる

あなたは、魅力的な誘いが来た時に、どうするのであろう。あなたにとって魅力的な誘いとは何だろうか。誰かに愛されることだったり、憧れの物を手に入れることだったり、そんな風に、あなたの一日は過ぎて行くのだろうか。

心なき悔悟に赦しを得ることだろうか、今の己を消しさり、次の生に譲ることを考えては、否定し、己で己を責めてはみるだけで、行為に移すことが出来ずにいる。

あなたは、時として、甘い蜜に良心を眠らせてしまい、未だ、私の話を聞くだけで、聞いた瞬間だけは、誰かを助けようとするが、甘い蜜には勝つことができず、良心を眠らせる。

今、通り過ぎてしまった、横になり寝ているのか、起きているのか、わからない乞食に声をかけることが出来なかったことに、今日も己を責めるだけで、何もできないと嘆くのだろう。

知覚を捧げようとも、天啓と導き開くことは無く、あなたには運などと呼ぶものは無く、あなたがいくつであろうとも、己で己を憫笑しようとも、次の生に譲ることは出来ない。

 

地獄

今日も一人、ここに呼ばれてきたというのに、神の七つの掟を全うできず、命旦夕に迫る明朝に、神に手を合わせ、神に話しかけた。

「今生では地獄へ行き、来世で神の七つの掟をやろうと決めていましたが、それが間違いであることを今になって知りました。だけど、今死ぬ時を迎えてしまうと、地獄へ行くのだけは許してください。少しは人のためになったので、神様地獄行きだけは、お許しください。」と手を合わせた。

私には、何もすることは出来ない、肉体は数時間後に朽ち果てるが、魂という善の塊となったなら、己で地獄を選ぶのであり、私が地獄へ行かせるわけでは無い。

地獄へ行く者達は、死ぬ前に私に同じ言葉を言うけれど、意気軒昂な時には、神の七つの掟も時偶にしか行わず、今生では罪の償いは出来ないから、地獄へ行って輪廻転生をして、来世では必ず神の七つの掟を行うようにしようと考える。

しかし、死の淵に立った時には、皆、同じように手を合わせ、地獄だけはお許しくださいというのです。

そして、己で地獄を選び、毎日死ぬに死ねない苦しみと恐怖のなかで、人肉を食べて千年間を過ごす。

地獄へ行き、来世にかけようとする者は、今のうちにあなたの胸の中にいる、あなたという神に、暗涙の涙を流しておくとよいでしょう。

世故に長けて何になるというのか、それよりも単純で簡単な七つの掟を、今からでも再度行い始め、行っている者も、続けていくことで、天の門を潜り、右の道を歩いて行ける。

私は、ここに呼んでいる全ての者を、右の道へと導くことが、私の使命であるけれど、すでに左の道を歩く者たちの背中を見てきている。

 

乞食

ある者の善行の話しをしましょう。

その者は、横たわる乞食を見て、乞食に向かって歩きながら、財布を開き、お札を一枚取り出して、ご飯でも食べて下さい。と言った。

乞食は、いや結構ですよ。と言った。その者は、乞食に語った。あなた様は、私に善行をさせて頂ける方なので在り、私のために、これを受け取って頂けないでしょうか。と言った。

乞食は、それを聞き、善行のために、行われているのであれば、有難くいただくことにしましょう。と言い、その者に語った、あなたは、このようにして日々生きていらっしゃるのでしょうか。

その者は、まだ、数年ですが、それまでの自分の人生を恥じて、今は、このようなチャンスに巡り会うことが出来れば、このように生きております。と答えた。

乞食は、あなたは天国へ行く人なのでしょうね。私には、あなたが天国の階段を登って行くのが見えるようです。

その者は、嬉しくなって、そうなれれば私は罪の償いを終わらせるだけの、善行を行った事になります。

 

天国への階段

その者は、乞食に、少し待っていてくださいと言って、ペットボトルを二本持ち、帰って来て、乞食に渡し、尋ねてみた。

あなたは、私が天国に行く姿が見えると言われましたが、天国の中がどのようになっているのかを知っているのでしょうか。

乞食は、笑いながら、私のような者が知っているはずもないが、あなたが天国に行ったら、私に教えてくれればうれしいね。

それから、たわいもない話をして、その者は別れ際に、あなたのことを神のようにしか見えないので、今日は気持ちがよくて、家に帰ったら、きっとあなたが好きなビールを飲みます。と言って乞食と別れた。

あなた方は、権力にも名声にも欲望にも、一時として、良心を眠らせてはならない。所詮は、短い今生での時間なのだから、やり通さなければならないことがあることを、忘れてはならず、知るを良しとせず、行為によって初めてあなたに徳が与えられる。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身