無為無事人:第四百九十七章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

無為無事人

 

老婆

あなた方は、無為無事人となり、不調法と生きてきたからこそ、正しい右の道を歩くことを知ったのであり、もし、今生に来てから、左の道を知らないままに、時を過ぎたといえる者は、誰一人としていない。

だから、過去の行いを手繰っていてはならない、そんな無意味なことの為に、助けるべき道に倒れた者、電車で席が必要とする者を、見逃してしまうことになるのです。

過ぎ去った時は、元には戻すことはできないが、前を見て、正しき道を歩き、倒れている者に声をかけて歩くならば、一つの徳を得て、一つの償いが終わる。

小手先だけで、罪の償いをしようとしても、それは、長くは続かない、偏倚のように一方に偏っているだけでは、右の道を進むことはない。

あなた方が、完全に右へ傾くのなら、天国が眉に迫ってきて、そのまま歩めば、時間をかけることなく、あなたが決めた時間が来て、終わりを迎えるだろう。

善行を途中でやめることなく、習い性と成るというように、善行を習慣とするようになれば良いのであり、神の七つの掟を難しく考える必要はない。

 

乞食

古に、ある家の前に神が現れ、元気でいる老婆の家を訪ねて、老婆の為にと杏子を差し出した。

老婆は、杏子が大好きだったが、なかなか手に入りづらく、老婆にとって久しぶりのありがたいものだと思った。

老婆は、弊衣破帽なボロボロの衣服を着た乞食と思われる者を家に招き入れて、杏子のお返しにと、食事を用意して差し出した。

老婆が聞いた、どうしてわたいが杏子が好きだと分かったのか、乞食は、たまたま杏子が手に入ったからです。と答えた。

老婆は又聞いた、どうしてわたいの家を訪ねてきたのか、乞食は、あなたが一人ぼっちで、ここは、周りに家もなく、寂しいだろうと思ったのです。と答えた。

 

老婆と乞食

老婆は、また聞いた。なぜわたいが一人ぼっちだと知っていたのか、乞食は、隣町で聞きました。と答えた。

乞食は、街に住んでいた、あなたの娘と孫を、火事で亡くされた。それでもそれを乗り越えて、無為無事という生き方で、村や街に米を無料で送り続けている、とても立派な行為といえるのです。

老婆は、また聞いた。どうして娘のこと、火事で亡くしたこと、なぜ、あんたがしっているのか、わたいは、隣町の者にも、だれにもこの話はしたことがないのに、乞食は、娘さんの家の近くに住んでいるので、そこで聞きました。と答えた。

老婆は、それはおかしい、娘が住んでいた街は、お金持ちばかりしか住めないと娘から聞いている。

このような言い方で申し訳ないけどね、あんたはどう見ても乞食にしか見えぬ衣服を身にまとっている。

乞食は、私のような身なりをしていると、だれも近づこうとはしない、それなのに、あなたは、私を家に上げて、料理まで作って、私に施しをしてくれた。

私は、お礼に、あなたの望むものを差し上げましょう。なんでも、よいので話してください。

 

老婆が聞く

老婆は、わたいに望むものは何もない、あるとするなら、わたいは街や村に、お米を送って、貧しい者の役に立てればと思っている、望みといえば、困っている者すべてに、お米を送って上げたい。

老婆は、そう話した後で、そんなことがあんたにできるわけがないので、夢を見るだけで十分だよ、と乞食の言うことを莞爾し笑った。

乞食は、あなたの夢をかなえるので、帰ることにします。その前に、言っておくことがある、あなたは十五日後に、沢山の者たちに囲まれて亡くなる。

老婆は、面白い日だなと、呟きながら杏子を食べ、不可解なことを言っていたな、娘と孫の死のことを、何をしにこんな山奥まで来たのだろうか。

死ぬのは何ともないが、沢山の人たちに看取られながら、死ぬことなど、わたいの家に人が来るのは、一年で五人もいないのに、沢山の人などありえないよ、あの乞食も冗談が過ぎるよねと、杏子を食べた

 

乞食は神様

乞食がいなくなってから、十二日目に、数人の人が訪ねてきて、老婆にお米のお礼を言った。

老婆はまさか、という思いで乞食の言っていた十五日目を迎えた、その時には、数十人もの人々が、杏子をもって老婆にお礼を言いに来た。

老婆は元気であったが、十五日目の午後、心臓発作で亡くなった。お礼を言いに来ていた皆が涙し、老婆のお墓を作ろうと言って、老婆の家の近い場所にお墓を作って、老婆を見送った。

老婆は、二十代までは、山賊の一味であり、ある時には、逆襲してくる者を、殺したこともあった。

しかし、結婚をして娘が生まれ、それと同じくして主人が亡くなった。娘の為にも山賊から足を洗うことにし、主人が亡くなったのは私の旧悪のせいだと思い、罪の償いを考えて、困っている者を助けるために、村や街の代表者の家へ、貧しい人へお配りくださいと書いて、お米を配って生きた。

そんな老婆だから、乞食でも家に上げて食事を作ることは、何よりも人様のお役に立てることと喜んで迎えたのである。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身

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