今の様態に満足:第五百十一章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

今の様態に満足

 

今の様態

今回は相談フォームより下記のお手紙を頂きました。
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私事を神社でお祈りするのは気が引けて最近は行っておりませんでした。
でも、最近あまりに辛すぎてお願いごとをしてみようかと思います。
あまりに現世的なお願いでアンナサラさんからそんな暇があるなら人のためになることをしなさいと言われるのは分かっています。
正直、現世利益をもたらす神社には期待しておらず、ただただ、現状がちょっとでも良い方向に向かえばいろいろ前向きに取り組むきっかけになるかもという気持ちです。
こういった鬱々とした気持ちを抱えやすいのも自分の能力不足、コミュニケーション不足であることも承知しています。何か気持ちを切り替える術はありませんでしょうか?人助けに邁進することのみがやるべきことでしょうか?
自分で自分の機嫌もとれず、馬鹿な質問をしてすみません。
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お手紙ありがとう。

 

神社

神社で、神にお祈りをして、心が落ち着き救われるのならば、御祈りをすることには何も問題はなく、随喜渇仰といって、深く仏を信仰し、深く物事に打ち込み熱中することであり、それはそこにいる神への帰依であり、その神社の信者であり、その神社の信仰を持つ者となる。

物事に深く熱中しても、それが叶うことはないが、たまにはあなたの力によって叶うこともあり、その時には、神社に向かい感謝をしても、それをつかみ取ったのは、偶然か、あなたの努力に他ならないので、神にも仏にも感謝する必要はない。

何度も言うが、そこには神はいない。神がいたと思っても、神は、あなたの為に願い事を聞くことはない。

それでも心が落ち着き、御祈りをした帰り道で、七つの掟に出くわすまでゆっくりと歩くのならば、非常に良いことである。

 

神社の道

今のままでは、良くなる手立てもなく、少しでも良くなれば、前向きになって進むことができると考えるのは、欲望に他ならない。

今の現状が変わるとすれば、今の状況に合わせた生活を行い、今の様態に満足できるところまで、己の世界を満たすことです。

満足をすれば、必要なものは入ってきて、不要なものを捨てることができる。不要なものとは、欲望である。

不安や心配を補ってくれるものが欲しいと思う者は、あなただけではなく沢山の者たちが、持っていることであり、そこで多くの者は、方策を思いめぐらせては、上手くいかないことに、時間を費やす。

悲運を嘆いていても、あなたは変わることはない。しかし、己の肉体に、心を侵略されないように、生きていくのならば、あなたの本当の目標、やるべきことが、あなたが来てくれるのを、じっと待っている。

 

虎

一筋の道で、前に虎、後ろに狼、その道の真ん中には、あなたしかいない、あなたという獲物に向かい、ゆっくりと摺り足で前から虎が向かい、後ろから狼が向かってくる、あなたは、どちらに向かうのか。

今の、あなたは考えている、考えているから、どちらにも行くことができず、ただ、怯えながら、それでも考えている。

考えている間は、賢しらな者となっているのだから、どちらに向かっていっても、上手くいくことはない。

徳に従って歩くと決めれば、そこに道ができ、その道を尊び歩くことで、あなたは、前からくる虎に向かって、怖がることも無く歩けば、虎は怖がらないあなたに恐れることとなり、あなたに道を譲るのです。

後ろを振り向き、あの時に、こうして置けば、あの時には、あっちを選んでおけば、このような過去の誤りに戻ることができれば、と嘆いていては、前に進むことはない。

これからは、絶対に後ろを向いてはならない。過去に蝋燭を灯そうとしてはならず、臥薪嘗胆のように目的達成のため、辛い思いや苦労をするようなことはやめ、今の自分に満足をして、軽快に前だけを見つめて歩くことです。

 

狼

縦に、世を歩く者は沢山いるが、そのような俗世の者と同じように生きてはならない、手に入れたいものは、右の道の先に全てあるから、道に倒れる者を助けながら、貴いけれど名前のない道を歩き進みなさい。

この世に輪廻転生をしてきた限り、この世で行うことは、困っている者を助けることに人生を捧げ、罪の償いを終わらせて、神とならなければならない。

今回の質問は、馬鹿な質問ではない。多くの者たちが、悩み苦しんでいることであり、己に対して、どうすれば他者を助けることだけに人生をかけることができるのかと、考えている。

考えてはならず、その一歩を踏み出し、そして、次の一歩を前へと踏み出し、後ろに戻らないことです。あなたの時間は、僅かなのだから。

 

狼と虎

一歩踏み出しても、一歩引きかえる、右の道は知ってはいるが、それは、前に話したように虎に向かって威風堂々とどうすれば歩けるだろうと知恵を振り絞り考える、賢しらな愚か者だからである。

阿呆は威風堂々とは向かうことなく、後ろの狼など見ることも無く、虎に笑顔で向かっていき、虎の頭を撫でては、虎を追い越して歩く。

あなたの肉体に、心を支配されてはならず、心が、肉体の赴くままへと進むことなく、歩くのです。

過去を振り返っては、嘆き、その時の、左見右見と愚かな思い出に浸って、もう一度チャンスをくださいと、神に祈る。

その行為こそが、思慮の足らない愚挙な者へと、己の智慧が、また、生み出した一歩を、戻すことになる。

道を得て、智慧を捨て、そこに真理があなたを纏う。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身