風と表と裏:第九十九章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

風と表と裏

 

風がふく

心地よい風ではなく、上着も捲れるくらいの風がふいている。別に驚くことではない、しかし、このまま目的地まで歩くのは辛い。

いつもはこんなことがないのに、大切な日に木の大枝が動きそうな風がふく、風でないこともあるけれど、大切な日によく起こることがある。

でも、間に合わせるためには、風に逆らい歩くしかない、

こんなことが、急いでいる時の私にだけ起こるのだろう。その時、風が私に話しかけた。あなたのために私がいるのではない。私を必要とする者が必ずいるので、私は今現れている。あなたには、自分の環境でしか物事を測ることができない。

風を起こす私であれ、降りしきる雨であれ必ず必要とする者がいる。

あなたは、あなたに必要とするものが、他人も必要としていると思っている、一部はそうであれ、そうではない、あなたが必要でないものも、あなたは受け入れ、きっと誰かのためになっているのだと考えてみることです。

風に吹かれて心が揺れるようでは愚か者です。

このように、心の広さを持たなければならない。

 

カモメが歌う

海の近くに住む人は幸せだ、毎日カモメの唄が聴けるから。でも、少し考えよう。海に来た旅人には、そう感じるが、これが、毎日だと蝉聯として、煩く聞こえるのだろう。

旅人には、心に安らぎを与えるものも、そこに住む者には、蝉聯のようで静かにしてほしいだろう。

物にはすべて表と裏がある、それを思う心が、人を思う気持ちへとつながる。但し表も裏も悪いことの表現ではありません

表の時には感謝して、裏の者を思いやり、裏の時に逃げる者は、臆病で不幸です。

裏の時に、逃げない者は、勇気ある賢者です。

人は、何のために苦しむ、それは、愛のために苦しむ。

互いに愛があれば、物を食べられなくて苦しんだり、色々なお金にまつわる苦しみがなくなり、周りの人が愛をもってあなたを救う、色々な愛にまつわる苦しみがある。

人は、最初から愛をもって輪廻転生してきたのです。生まれ変わるときに持ってきたものは、今は忘れているのです。生まれ変わるときに持ってきたのは、神の七つの掟だけであり、これこそが愛です。

愛にも裏と表があります。忘れてはならないのです。神の七つの掟以外に愛は無いのですから。

 

輪廻転生と時間

その昔、高価な時計だけを売る時計屋がありました。そこで時計を買う者は裕福な上流階級の者たちだけであり、貧しい者は、窓越しに眺めることが楽しみでした。

ある日、時計屋の前で裕福そうな男が立ち止まり、ぼうず齢はいくつだと尋ねた、十五歳なのでもうぼうずではありません、と答えた。

そうか、窓越しに時計を見ているが、失礼だが買いに来たようには見えない、ぼうずではなく、青年でもなく、少年と呼ぶ、実は今日は壊れた時計を直しに来たんだ、ところで少年は、この時計屋で仕事をしないか、私が店主に頼んであげるがどうだい。

ここで、仕事をしていると、もしかしたら、いつか時計が安く買えるかもしれない。

時計屋の仕事というのは賃金は非常に安かったが、毎日、窓越しから見ていたのを、中から毎日外が見る事ができる。少年はお金よりもここにいることが楽しくてしかたなかった。

ここにも、中と外があり、それは表と裏になっていく。

少年が、勤めて五年が過ぎたころ、店主から一番難しい仕事を任されるようになり、それは一人前の証であった。

少年が勤めて十年が過ぎたころ、店主が、この時計は大切なお客様の時計だが、この部分に問題あり、修理ができないことを伝えたところ、新しいのを買って、これを捨ててくれと言われた。

店主は、少年の器用さなら万が一だが直せるかもしれないと思い、この時計を直すことが出来たら、お前にやろうといった。

但し、仕事時間にやってはいけない。それは仕事ではないから、人が捨てて行ったもので、直せばお前の物になるのだから、仕事時間外にやってみなさい。私でも無理なので、諦めた方が良いと思うが。

少年は青年となり、店主以上の腕前になっていた。青年は、店主から教えてもらったやり方ではなく、部品を全てはずして、裏側の本体を削る方法を行い、部品を組み立て直した。

青年は、店主に時計は動き出しました。本当にもらってもいいのですかと尋ねた。店主は、私は表からしか時計を直したことがなかった、裏から直すとは、時計は当然お前の物だ、どうか頼みがある、私に裏から直す方法を教えてもらえないか。

青年は動き出した時計を家に飾ることにした。

 

暴風と雨

人は、いつも単純に風のありがたさを忘れ、雨の大切さも忘れる。青年は、長い間裏を見ていて、表を見る事が出来なかった、しかし彼は裏と表を見る事が出来た。

良いことを一生懸命行えば、必ず、迷うことなく、表なのか、裏なのか、どちらも悪いことがなく、あなたの牢騒の次第で思うことが良いことになり悪いことにもなります。

しかし、それは表と裏には関係のないことであることを知っているのです。

見知らぬ者が街の中で困っているのを見たら、助けなさい、相手にとっては感謝という表があり、あなたには助けさせていただいているという、裏がある、裏の喜びは表の喜びよりも何倍も大きいことに、あなた方は気付くでしょう。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償い」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身