終の別れ:第四百四十八章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

終の別れ

 

神と聖人の旅

どれだけ歩いただろうと、ある者が独り言をつぶやく、彼の旅は、彼に終の別れが訪れるその日まで続く。

でも、彼は、ここまで歩いてきて、沢山のものを手に入れてきた。しかし、それを計りにかけても針は僅かにも動くことなく、大きな背負子には、彼の日常道具以外積まれてもいない。

それでも、神の持つ計りにかけたなら、針は最大値をいとも簡単に振り切り、背負子を地に下ろし広げれば、そこに大きな山ができるほどの沢山のものが出てきた。

しかし、この世では、誰の目にもそれが見えないから、彼のことを見た目で聖人だとは気が付く者はいない。

でも、困っている者がいれば、すぐに駆け付けて手を差し出し助け起こす。助け起こされた者は、彼が聖人であることを知る。そして、彼にお礼の「ありがとう」の言葉を渡す。

彼は、それらの言葉を一つまた一つと頂き背負いながら、また、困っている人を助けるために、神への道へと歩く。彼は、物やお金を頂くこともあるが、それら形あるものは、それらを必要とする困っている者に、捧げ歩いた。

神に近づく彼には、沢山のものがあっても、形あるものは何も手に持つことはない。だから、神への道を歩く彼にとって、重たい荷物を持たないがゆえに、楽に歩くことが出来た。

 

聖人が町に来る

ある村では、すでに彼が通り過ぎた町から、聖人がこちらに向かっているとの話が流れ、多くの村人は、彼が来るのを待ち望んでいた。

聖人が村に着いたとき、村の長が彼のところへ来て、聖人様ここの村人たちが幸福に生きられるように、この村に、災難災害が起きないように、そして、赤子は健康に育ち、年寄りは、安らかに天国へ行けるように、していただけませんでしょうか。

村人から集めたお金が、これだけあります。どうか、このお金でお願いできませんでしょうか。

聖人は、それが、この村人たちの出されたお金ですね。それでは少なすぎて、お願いを聞くことはできません。すべてのお金を、私に差し出すのであれば、仰せの通りにしましょう。

長は、返事に困り、しばらくお時間を頂きたい。こちらでお茶でも飲まれ休まれていてください。そして、長は村の顔役を集めて、全員の家を周り、村人たちの持つ全てのお金を集めるようにと命じた。

午後の日差しが少し収まりかけたころ、長が聖人のもとへ、これが村の者すべてのお金です。これで、お願いできないでしょうか。

聖人は、それでは村人を集めてください。そこで、村人たちにお話をしましょう。

 

新しい村長を決める

聖人の話が始まった。今日この日をもって、長は長を退かれます。まず、だれが、次の長に適任かを投票で決めましょう。それでは、そこの数名は、投票のための文字が書ける紙を用意して、みんなに分けてください。

長は、何が始まったのか、この聖人は何を言っているのか、周りの者には聞こえないように聖人に詰め寄った。

聖人は、長に、あなたのお金はこの中に入ってはいないでしょう。犠牲を伴わない、口先だけの者に、この村が収められている限り、良い人生も生まれることはありません。

聖人は、長がお金を出さなかったことを村人たちに話すことはなかった。

そして、次の長が選ばれた、まだ二十歳そこそこの若者である。でも、この者の不断の努力が、村人の多くを感動させていた。

この若者は、すべての村人の農作業や家の修繕などを、手伝っていた。もちろん、お金をもらうこともない。そんな彼の優しさに、みんなが若くても彼ならと思った。

 

人生の時は儚い

聖人が次の話しを始めた。幸福になるには、あなたの隣で困っている人を、助けることです。決して己が助かりたいなどと思ってはならない。

今を限りに、心の底から、己が助かりたい気持ちを捨てて、隣で困っている者を助けるならば、そして、それを最後まで続けるならば、放っておいても、あなたを助けに、神が手を差し伸べに来る。

人が不幸なのは、自分の幸福を願うからある。

前長が、災難災害、赤子、年寄り、などすべてが良くなる願い事をされたけれど、その全てを、この村全体で叶えるには、この村の全員が、自分の幸福よりも他者の幸福のために、行為を行うことで、全てが叶う。

あなた方には、人生は朝露の如しを胸に刻んでほしい、この言葉を常に、我の幸福を願いそうな時には口にして、誰かのために何かができないかと考え、困っていると噂を聞けば駆けつけなさい。

あなた方の生涯は、朝露のようにあっという間に消えてなくなるのだから、幸福を望んでも、長くはもっていることが出来ない。

けれど、人の幸福のために生きた者は、神が、あなたを天国へ連れて行ってくれるのです。

そして、天国に行けば、あなたの夢だったものはすべて揃えられてある。今度は、それを短い期間ではなく、未来永劫に持ち続けることも、時には手放すことも、元に戻すことも、あなたの思うがままにできるのです。

 

儚い夢を追ってはならない

日暮れて道遠しとなり、終わりを迎える時に、今日私がこの町を訪れ、そして去って言ったことを、私の教えを聞いたことを、思い出してもその時はもう遅い。

ここにあなた方から前長が集めたお金を持っている。これを、入れた量に関係なく、平等に配る。その理由がわかりますか、あなた方の出立を平等にするためです。

沢山いれた者は、大きな田畑を持ち、少額の者は、小さな田畑を持っているかもしれないが、生活に必要なお金としては、同じ出立にたたせる。

これから、あなた方は、己の幸福を願わず、困っている者を助けることだけを生涯の道とするのです。

南柯之夢のごとき、一時の夢などを追ってはならない。それは、あなたを堕落させるための、あなた方が戦うべき相手なのだから。

さて、私は次の村へ向かうけれど、次に会うのは、天国であることを願っています。

 

 

 

 

神の七つの掟

■ 神は言う:騙さない、悲しませない、
心を傷つけない

■ 神は言う:親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 神は言う:動物を食べない

■ 神は言う:罪を犯さない

■ 神は言う:恩と責任・恩に報いる

■ 神は言う:我慢

■ 神は言う:奉仕と施し

神の言葉:これだけを行為として行えば、あなたはあなた自身で天国を選択し天国に行くのです。お金や物や宗教など必要ないのです、天国ではそんなものは無意味なのですから。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

 

 

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身

神より「我が子よ、最新の章から読むのも、第一章から読むのも、どの章から読んでもかまいませんが、必ず、全ての章を読むことが、今のあなたを、これからの、あなたを必ず完全に救います。それが約束です。私が今回あなたたちにのみ降ろした神の化身はいつもあなたたちの事を考えている、それを忘れてはならない。大木の神より」

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たち三名のいずれかに降りて来られて書いている者です。誤字脱字があれば、是非、相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)