自慢と評価されたい:第六百四章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

自慢と評価されたい

 

自慢と褒められるのと川

今回は下記のお手紙を相談フォームからいただきました。
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自慢したい 評価されたいといった気持ちを我慢する為の章を教えて下さい。
こういった思いが強いです、よくないよなーとは思ってるんですが難しいです
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お手紙ありがとう。

過去章でも、いくつか書いてきてはいるが、今回の相談者の悩みは、多くの者が持つ悩みでもあるため、過去章とは違う角度から話して見ることにしよう。

自慢したいというのは、己の優れている部分を、己よりも優れているとは言えない者に対して、いかに己は、お前よりも偉いんだ、凄いんだ、賢いんだ、物を持っているんだ、金品を持っているんだ等を、吐きかける行為なのです。

そして、吐きかける相手は、己よりも劣っている部分がある者だけに対して、肯定的に理解されたいという欲求から来ているものです。

 

愚かとオーロラ

当然のことながら、己よりも偉い者に対しては、軽愚である己を見透かされないようにと、自慢することはできず、苦虫を噛み潰している。

陶犬瓦鶏というように、陶器で作られた犬や鶏では、門番も出来なければ、朝の訪れを知らせることもできない、ただの蒙昧と言うことになるため、己よりも優れている者が来たならば、陰に隠れて通り過ぎていくのを待っては、己よりも劣っている者を探し、吐き出す時が来ないかと待っている。

あなたの自慢話を聞いた者が、あなたを称えることを待ちながら、あなたは、あなたよりも劣っている者につぎつぎに自慢話を聞かせては、褒めちぎられることを、頭の中でにやにやとして待っているのです。

ここまでの話でも分かったかもしれないが、己よりも劣っている者を蔑む態度こそが、自慢と言われるものなのです。

そして、己よりも劣っている者は、あなたの自慢話を聞いては、またか、また自慢話か、と心の中ではうんざりしていることを忘れないことです。

煩言砕辞の如く、あなたの自慢話は、煩わしいと思われるだけであり、あなたのせっかくの善行までも、否定されることにもつながることになるので、どうでもよい自慢話はやめておくのです。

 

原始的感情と川

あなた方の中にも、原初的感情の中に、他人よりも優れている部分を持ちたい、優れている部分があれば、他人から褒められたい、振り向かせたい、と思っている感情はあるのです。

自慢をしたい、評価をされたい、は、あやかるものであり、それぞれが、それぞれから支配を受けており、従属と言う言葉の中で、附随しているのです。

言葉や態度に表さない限り、恥部的にみられることは無いので、己の中で、いつか天国へ行ったならば、大木の神に褒めて頂こう、今回の生を一生懸命に他者の為に生きたことを、評価して頂こうと思って、ほくそ笑んでいれば良いのです。

言葉や態度に、認められよう、褒められようと、表に出す者は、周りの者から陰で嘲られていることに早く気が付く事です。

誰彼構わず、自慢をするのならば、それは、己の中にいる、己と言う神に、恥をかかせていることであり、己と言う神を悲しませていることになることを忘れてはならない。

 

神に褒められると川

今生を神の七つの掟をもって、罪の償いを終わらせ、徳を積んで神となった時に、大木の神が、必ず、あなたを誉められるので、今は、態度に出してはならない。

褒められたいというものの礎には、不安、と言う土台があり、己では知らなくても、不安があるから、それを払拭させたいがために、他人からの良い評価を求めているのです。

他人に認められたい、ここにどのような善行という行いの道があるのでしょうか、と考えた時に、善行を忘れている己に気が付くことになるでしょう。

あなたを認めるのは、あなたと言う神であり、あなたと言う神が、あなたを認めているのであるから、今生にいる間も、天国に行く前であっても、あなたは、あなたの中にいる、あなたと言う神に認められる者とならなければならないのです。

褒められたり、自慢されたりしたいという思いを、忘れることは決して不可避なことではなく、遁れる道は用意されているのです。

 

大木の神に褒め称えられる白鳥

古に、誰からも知られないままに成果を上げて亡くなった者の話をしよう。

彼は、毎年雨の時期に村を流れる川が氾濫をし、村人に被害を与えていることに悩んでいたが、雨の時期でも川を氾濫させないようにする方法を思いついた。

彼は、昼間の従事する仕事を終えたなら、山の中へと入って行った、誰も、彼が何をしようとしているか全く関心が無かった。

彼は、山の中に入り、村へと流れる川の一本の源流から、二本の川に分かれるように、たった一人で、細い川とはいえ、毎日毎日休むこともなく、川を二本に分ける作業を山奥で行っていた。

彼が、川を二本に分ける作業を行い始めてから七年目を過ぎたころに、ようやく川の道筋を二股にわけることができた。

川の氾濫は、彼が作業を始めて三年がたったころから、収まり始めていたが、村の誰も彼のおかげであることに気が付く者はおらず、いつしか、彼は作業の為に、村の集会や祭りごとにも参加しなかったため、村人たちからは変人扱いされていた。

彼は、作業が完了をした翌年に亡くなったが、彼は亡くなる日まで、己の功績を話すこともなく、当然、誰も彼にお礼を言う者もいなかった。

但し、彼は、天国へ行き、大木の神にハグをされ、他者の為に一生懸命に川の氾濫を防ぐ方法を考え、そして、それを成し遂げたことを、大木の神は褒め称えた。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身