第二百七章:師の教え

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師の教え

 

良い人々の集まり

この今は、啐啄(またとない時)であることは、私が話さずともすでにあなた方は、知っていることでしょう。

一日も早くあなたが多逢勝因という言葉のごとく、良い人と交われば、あなたも良い人になる、という言葉通りで、良い人が良い行いをすることで、それを見ていた人も、その中に入り、良い人になり、それはいつか塊(かたまり)となり、大切であることを知り、いつまでも無くさないように「思いやり」として、あなた方の心に入り込む。

以前にも話したように、争友(友の過ちを秘かに友にだけ教える)を行えば、あなたにもそれは帰ってきて、互いに成長していく。

 

木工職人

多逢勝因であり争友を互いに伝えあえる二人の職人がいた。

生真面目な男が、いつも楽しく木工職人として働いていた。

ある日、効率化を図ろうということが上司より伝えられた。生真面目な男の友は、効率化を図ろうと言った上司の言葉の意味を理解した。

しかし、生真面目な男には、方法がわからず、いつものように働いていた。業を煮やした上司は、直接、生真面目な男に効率化は誰のことか叱ろうと近づいた。その時に、生真面目な男の友は、上司に、お願いです、私に任せて頂けませんか、と話した。上司は、その言葉に頷き、任せたと言った。

友は、昼食の時に生真面目な男に話した。お前は本当にまじめだ。でも、人は一つのことを学べばさらに一つのことを学び、成長しなくてはいけない。

お前は、すでにベテランの域に達している、しかし、お前の仕事のやり方は、ここに勤めたときに教えられた、基本的なやり方で、次に進もうとしていない。

次に進まなければ、上司の言われたように効率化は図れないし、何よりもお前が成長しない。

お前ならば必ず俺を追い越すことは簡単なはずだ。それだけ生真面目なのだから、お前は今まで一度たりとも、上司の目を盗み、さぼってたばこ一本も吸ったことがない。

次のやり方がわからないから、前に進まないのか、今のやり方が正しいと教えられた駆け出しのころの教えを忠実に守っているのか、お前の気持ちが知りたい。

職人のベテラン

生真面目な男は、友の話を聞いて、友よ、私の仕事のやり方で皆に迷惑をかけたことは無い、しかし、上司から仕事の効率化の話をされた時に、私以外の皆には関係のない話を聞かされて、迷惑をかけたと思う。

しかし、友は私の削った後の表面をよく見たことが無いと思う。私は、日々成長している、昨日より今日、今日よりも明日のために、ベット中でも削り方道具の問題、一時も考えなかったことはない、私は毎日成長することの大切さを学び工夫し成長ている、友よ、昨日の私の削り後と、七日前の削り後を見比べてほしい。

そして、私はさぼらないのではない、さぼる時間がもったいないからさぼらないだけだよ。

私に日々精進日々成長と教えてくれた方がいる、もし、その方が見に来られた時に、私が、教えられた方法と違うやり方で、仕事をしていたらどう思うのだろうと考えた時に、その人の悲しむ顔が私には浮かぶんだ。

それと、私の削った木を見て、友はどう思うと生真面目な男は友に聞いた。友は、正直に言えば、あれだけのものは私には作れない。友よ、師はこういわれた「あれは、二日三日でできるものではなく、今もまだ進化の過程であり、お前が引き継いでも、まだ、進化の過程かもしれない、しかし、亡くなったときに必ず評価される」と、ここで働く人々に迷惑にならないのであれば、最後まで私は極めて見たい。

友は考えた、師と仰ぐ人の教えを最後まで守る。生真面目な男らしい。

友は考えた、師に会いに行き、今の状況を話してみようと、そして友は、生真面目な男には黙って、師に会いに行った。

師は、その話を聞き、友よ、わが弟子に伝えてほしいことがある、友は、師は次に進めと言わると思っていたところ、「わが弟子よ、私が教えたことを守り抜き、いつか、それを誰かに伝え教え、その者が、そこから次へ進むのなら、それで良しとしなさい。

わが弟子よ、その代り、誰かに迷惑をかけるのなら、今すぐにでも次へ進みなさい。それも、私の教えの一つである。

わが弟子よ、私の教えを揺らぐことなく守り続けるお前ならば、いつか木工職人として皆から認められ、お前の削る木は、他のものの削る木の何倍もの高い値段で売れ、雇用主は、効率化だけが、儲けを増やすものではなく、良い職人を育てることも、大切であることを知るだろう」

師の教え

友は聞いた、師よ、あなたの弟子のやり方は正しく、私のやり方は間違っていませんでしょうか。

師は答えた、どちらも間違ってはいない、但し、そこには答えは無い。
友よ、弟子と二人で競い合い、切磋琢磨し、成長しなさい。

いつか成功したら、世間のために何をしようかと考えながら作品を作ることです。

一つは、あなた方二人には、必ず教えを乞う若者がたくさん来るでしょう。その時には、思いやりをもって、手を抜くことなく、隠すことなく、教えてあげる事。これは直接的なことなのでできるだろう。

二つ目は、二人の作品は世に認められ、沢山のお金を手に入れる事になる。そう、お前たち二人は成功者となる。その時に、困っているもの、貧しいものを助けなければ、成功者ではない、残念だが、お前たちの作品は後世に残ることは無い。

二人が作る作品が、人のためになってこそ、作品であり、人のためにならないのなら、それは何の役にも立たないものであることを忘れてはならない。

いつか、お前たちの削る木を神が買いに来るかもしれない。

 

友人は、その話を聞いて、生真面目な男には何も告げず、雇用主に、生真面目な男の仕事の不足している部分があるでしょうか。あるとすれば、それを私にやらせてください。と話した。

生真面目な男の思い、それは以前にも話した夷険一節(順あれ逆あれ、守り通す)の考えは、それからも続いた。

二人は違う道を歩く。

一人は、師の教えを最後まで信じ通して、貫いた。
一人は、日々工夫をして新しいものを見つけることを目的として、貫いた。

そして二人は木工職人としての名声を勝ち取り、共同作業で孤児院を作り、街を歩きながら、家の修復などを行い、師の教えを最後には二人で守った。

心揺らぐことなく

 

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身より

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身の言葉を皆様に解るように変換して書くものです。誤字脱字があれば、是非、相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

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