怒りを許す:第五百三十五章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

怒りを許す

 

怒りを許す

今日は下記のお手紙を相談フォームからいただきました。
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歩いていたら、後ろから自転車がぶつかってきて私は倒れました。つい、カッとなって馬鹿と叫んでしまいました。
自転車に乗っていた人も倒れ込んでいるというのに、怒らないということをいつも心掛けているのに、私がどうしてとっさの時に大切な教えを守れないのでしょうか。
叫んだことをすぐに後悔して自転車ごと倒れている人に大丈夫ですかと声をかけて、倒れている自転車を起こして、倒れている彼に突然驚いたので怒鳴ってしまってごめんなさいと告げました。
彼は、いや僕が前を見ないで運転していて前を見ていなかったので怒られて当然ですから、申し訳ございませんでした。と言われました。
私は、ハンドタオルをバックから取り出して、血がにじんでいる足に当てるようにと彼に渡しました。
この行為で馬鹿と叫んだことは許されたのではと思っていますが、いかがでしょうか。
いくら頑張っても、まだまだ修行が足りていないなと思ったのですが、何かとっさに起こった出来事でも冷静に対応する方法は無いでしょうか。
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お手紙ありがとう。

 

一瞬の怒り

あなたと同じようなことで悩む者は多いが、怒りをすぐに謝罪に変換し、相手のことを心配する心がすぐに表れるというのは、とても良い方向に歩んでいる証です。

今回の場合には、後ろからぶつかって来た相手が悪いと考えるならば、まだまだ、阿呆になっていないことになります。

今回は、相手に発した一瞬の瞋恚の言葉、しかし、あなたは、すぐに我に戻った、戻った我とは、右の道を只管に歩いているあなたであることの証だということです。

ただ、倒れた相手を介抱する行為の時に、これで、浴びせた憤怒は許されると考えて、ハンドタオルを差し出したのならば、そこは俗世にいる作為を持った賢しらな者と同じである。

 

信じた道を

気が付いた時には、相手にハンドタオルを渡していたとすれば、あなたは、あと少しで、何事が起ころうとも、阿呆になっていられるようになる。

阿呆になれば、刹那な瞬間に善行を忘れることも無く、怒りを考える賢しらな者とはならなくなる。

これからも気にすることなく、あなたの道を歩きなさい、あなたには信じた七つの掟があり、その道を行きなさい。

あなた方の中にも、相談者のようなことが起きて、気が付いた時には暴言を吐いてしまっている者も多くいる。

私が、相談者に話したことを考えることも無く、阿呆を受け入れさえすれば、怒りは簡単に、あなたが腰にぶら下げる瓶の中に入り、二度と出てくることが無くなる。

 

支配

あなたが、チャンスを見つけるために前を向いて歩くからこそ、チャンスが後ろからやって来たのであり、後ろにチャンスがあったわけではないことを忘れてはならない。

あなた方に伝えておこう、怒りの後ろに何があるのか、それは支配欲であり、常に何かを支配していること、支配したいと思っていること、これに気が付いている者もいれば、気が付かないでいる者もいる。

司る者となってはならない、支配者となってはならない、あなたの歩く道は、決して支配欲を必要とはしていない。

言葉巧みに、あなたが支配した者を開放してあげなさい、すれば、あなたの肩の荷は軽くなり、支配してきた者と対等となり、仲良くもなれる。

あなたが、あなたの知らないままに、支配しているのであり、相手がぶつけてくる無言の怒りは、自転車で後ろから飛び掛かってくる者と同じであることを知らなければならない。

 

怒りは捨てられる

あなたは、支配しようとはしていない、わかり合いたい、味方であることを伝えたいと願っては、いろいろと考えを巡らし、相手と向き合っていると、己に言うことだろう。

しかし、そこには獅子身中の虫である、あなたがいることを知らなければならないが、それは、味方であること、愛していること、わかり合いたいこと、全ては己が望んでいる、欲でしかない。

あなたが、相手にとって良いことと思って行うことが、あなたの欲望であることを知れば、以前にも書いた章を読んで、愛の心を行為として行いなさい。

あなたの前で困っている者へ駆け寄ろうとして、後ろから襲われても、それは、あなたの思う、善行ができるチャンスであり、感謝することを忘れてはならない。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身