妻は天国:第二百二十四章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

妻は天国

 

妻は天国へ

今回は相談フォームより下記のお手紙を頂きました。
————-
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・

「あなたは妻を亡くされたことがありますか」

ここに来られている男性の方に聞きたい、あなたは妻を亡くされたことがありますか。

私の妻は三十一歳で、私たちの二人の子を産み、亡くなりました。死因は羊水塞栓症という事です。

私の仕事は、ある競技のプロスポーツ選手です。妻の出産の日は、遠征で付き添う事もできませんでしたが、まさか、こんなことになるなんて、考えもしませんでした。

考えていたのは、男の子か女の子か、それだけでした。

緊急という事で、練習中なので携帯は持っていませんから、競技場事務室に電話がかかってきて、呼ばれて行きました。

妻の母親からでした。まだ、この時も、生まれたんだ、どっちだろう男の子、女の子、そんな気持ちでした。

妻の母からの最初の一言は、〇〇さん、〇子は亡くなりました。

最初は、耳を疑うとはこういう事だろうと思いましたが、その場では、すぐに冷静になり、しかし、次の言葉が出てこない、妻の母から、赤ちゃんは女の子、とても元気です。

私の言葉は、あまりこのようなことにも慣れていないのもあるけれど、「よかった」と言いました。

妻の母には、責任者に説明してすぐに帰ります。と言って電話を切りました。

その後、責任者と話したことも、どうやって病院に行ったのかもまったく記憶にないのです。本当に不思議です。

気が付いた時には、妻の遺体の横に座って、泣いていました。

妻になぜ亡くなったの、俺のどこが悪いの、悪いところは全て直すから、生き帰って。と泣きました。

あれから、一年が過ぎました。最初の半年は悲しみに明け暮れる暇を自分に与えないためにと、競技からは半年間の休みを頂き、子育てに奮闘しました。そのおかげで、ただ悲しんでいるだけでいることも無く、俗にいう子育て奮闘記です。

半年たってからは、遠征中は妻の母に子供を預け、遠征以外は一緒に過ごし、まだまだ、目が離せないし、手もかかりますが、その分妻とも普通に会話が出来ています。

会話と言っても、おむつを替えながら独り言のように話していますが、なぜか、妻が返事をしてくれるんです。これは、自分で一人芝居しているんだと思います。

妻とは、高校の同級生で、卒業から十年目の同窓会がきっかけで、付き合いそして結婚しました。

新婚旅行には、ニューカレドニアに行き、楽しかった。あの時のことは、忘れられないんです。

ニューカレドニアって、天国に一番近い島と言われているんですね。だから、妻は、こんなに早く天国に行ってしまったのかな。そんなことを最近は考えたりすると、妻が天国に行けたのなら、悲しむことは良くないことかもしれない。とも考えるんです。

物事をなんでも良いように考える事は、大切だと思うので、今は、これでいいと、こう考えていればいいと、だけど涙が出てきて止まらなくなる。今も。

ここまで書くのに、一時間半くらいかかっています。途中というかほとんど数文字キーボードを打つごとに、涙と嗚咽で手が止まるんです。

妻と結婚をして、一緒に暮らしたのは約二年半でした。でも、楽しかったことしか覚えていないのも不思議です。喧嘩もしたのに、そのことは浮かんでこない。

今もキーボードを打っている私の横で、妻が正座して首を伸ばして何を書いているのか、覗いているんです。そんな感じが感じるんです本当に。手を伸ばせば、かたが抱きしめられるかもしれない、息が手にかかるかもしれない。

今は、横のベビーで眠るこの子が、妻に似てくれたら、中学生となり高校生となり、大学生となっていく、妻の成長を、この子に重ねてみていける大きな楽しみとなるなと、密かに考えては、少し笑顔にもなれます。

最後に、妻との忘れられない思い出を聞いてください。ある日の夜、雪が少し降っていたのですが、外食をしてお酒を飲んでお店を出たら、結構積もっていて、家まで歩こうという事で、歩き始めたところで、道のわきに小さな公園があり、街灯が一つ公園に立っていて、地面が真っ白で、誰も踏み入ってはいない状況でした。

妻と目を合わせた瞬間、二人でその真っ白な公園の誰の足跡もない場所に、二人だけの足跡をつけて行きました。そして、公園から出て、街灯の下を見た時、二人の足跡が、ハートマークを描いていたんです。そんなこと考えないで、ただ、足跡を残したくて、入って行っただけなのに、あの偶然に、その場で抱きしめてキスをしました。忘れられません。

 

雪と街灯と公園

神の化身様、話を聞いて頂きありがとうございました。

質問させていただきたいのですが、妻は良い人でした。神の七つの掟も結婚をして、しばらくして知り、二人で、こんな風に生きようと決めて、守ってきました。

妻は、天国に行けたのでしょうか。私は、間違いなく天国に行ったと信じています。妻が亡くなるまでのことなので、そんなに何年も実行する期間があったわけではありません。でも、行ってきたことは間違いの無いことです。

本当のことが知りたいんです。天国に行ったのか。妻はなぜこんなに早く亡くなったのか。今、妻は私のことを思っているのでしょうか。

ようやく書き終えました。泣きすぎて頭が痛いです。でも、妻を凄く近くに感じることが、これを書いている間は感じることが出来ました。本当に横に座っているようです。

・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
—————–

お手紙ありがとう。

 

神が話す天国

今は、まだまだ寂しいことでしょう。でも、神の七つの掟を行っていたことは、私は見ていました。

そして、彼女が亡くなった時にも、天への道に付き添っていきました。それは、彼女自身も、生まれた赤ちゃんに、さよならの仕方がわからなかったからでもあります。

もちろん、神の七つの掟を行った限り、彼女は天国の扉の中に入っていき、大木の神にハグされて、神となられています。

今、あなたのことを思っているかどうかは、話すことはやめておきます。事実を知りたければ、今までの章の中に、ある意味においては書かれているので、それを知ってください。

彼女が三十一歳で亡くなったのは、彼女の決めてきた時間なので、誰にもこれを変えることは出来ません。

早く亡くなることが、良いことかどうかは、過去世までの罪の償い方によるものがあるため、人により違いますが、早く亡くなられた彼女は幸せだったという事になります。

最後によく聞きなさい、彼女からの最後の伝言があります。彼女が天国の扉に向かい歩いているときに、後ろを振り向き私に「彼に伝えてください。私のことを愛してくれたくらい、新しい人を見つけて愛してください。できれば、愛する人を見つけて、子供のためにも結婚してほしいと」

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身