スタートからゴール:第三百十一章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

スタートからゴール

 

スタートラインとゴール

道理を説いて聞かせても、度し難い者となってはならない。あなたの前に聖人が現れ、あなたのために教え聞かせることが必ずある、その時にはよく話を聞いて、わからないことは聞き、あなたを磨くのです。

あなたが磨かれ、輝く石となった時、あなたが聖人となり、他者に話を聞かせて差し上げるのです。

何時か、それが周りの者達全てに伝われば、皆が箪食瓢飲を自ら選び、他者への施しを行い、神への道を歩くことが出来る。

その日までは、前途遼遠と思っていた天国への道程も、こんなに近くまで来たことに気が付くこととなるのです。

他の者があなたを助けようとした時には、有難く受けなさい。決して断ってはならない。その者が、あなたを助けることで喜びを感じるのであるから、あなたは何もせずして、助けられ、そして相手に喜びを与えたという善なる行為をしたことになるのです。

あなたを助けた相手は、また、誰かを助けるために道を行くことを楽しむことで前に進めるのだから、もう一度言うが、親切は受けなさい。断ってはならない。

 

聖人の言葉

あれこれと考え聖人の言葉が、とつおいつと受け入れようか悩むことがない様に、ここで学んで歩きなさい。

人後に落ちてこそ、学べるのですから、人に劣ること、負けることほど、素晴らしい生き方が出来るのです。

勝者は天に行けず、ということを肝に銘じなさい。但し、誤ってはいけない、神の七つの掟では誰もが勝者とならなければなりません。

ようするに、自分の肉体と自分の魂との戦いにおいては、自分の中で魂を勝者にさせなければならないということです。

他者と競い合うこと、国と国が競い合うこと、これらほど見ていて愚かな行為は無いのだから。

如何なる相手に対しても、辞を低くして、敬い遜る言葉で話さない限り、あなたは成長したとは言えない。

そうすれば、争いごとも起きないで、相手を気持ちよくさせることが出来るのですから、これもまた、一つの善行となるのです。

そろそろ緒に就いても良いのではないだろうか、スタートラインをとっくに蹴り走っているのだから、徳を与えられるように、走るスピードを加速させる時でしょう。

 

神の道へのスタート

ある方が神となった話を一つしましょう。

一人の女性が恋人に旅に出ようとプランを話し、男性はそれを聞いて、つまらなくて辛そうだから、遠慮すると言った。

女性は、あなたを幸せにしたいから連れて行きたい、きっと最後は笑顔になれるから、立ち上がってほしいと頼み込んだ。

でも、男性はついて行くことは無かった。仕方なく女性は一人旅に出た。この旅は、スタートラインに戻ることのない旅なので、恋人に永遠の別れを告げた。

旅が始まった、どこまで行けばゴールがあるのかわからない、でも、そんなには長くはないはずだと女性は確信していた。

前に進むことを習性の如く、日常的に行うようにと歩く、時にそのような自分が、稚拙に思えることもある。それは、世俗の者たちが、お金のためにと、より良い生活のためにと、己と家族にしか目がいかず働いているのを見ていると、時に迷いが生じるからであった。

でも、彼女の計画は沙汰止みとなることは無く、困っている者に声をかけ、時には乞食に食べ物を分けて話を聞いて差し上げ、善行のみが、この世に生まれ変わってきて行う事と、ある年寄りから聞いた話を守り続けた。

女性なのに、野宿は当たり前、時に川で体を洗い、着替えは数枚だけしか持っていなくても、それをいつもきれいに洗っては、使いまわして、すれ違う者に不快な思いをさせないようにと、心がけていた。

 

女性と老人

あるとき彼女が、河原で野宿をしているところへ、どこかで見たことのある老人が声をかけてきた。

どうだい善行の旅は、神は見えて来たかい。彼女は、いいえ全く見えません、このまま見えないような気もするのですが、それでも、この旅は続けます。

そうか、私にはわからないが、スタートラインからスタートしたのなら、必ずゴールは有るものだよ。だから、スタートをしてここまで来たのなら、神に必ず出会うことだろう。

いつも悔しい思いをしたり、辛い思いをしたり、病気をすることもあるだろう、しかし、それを乗り越えた者だけが、ゴールをする。

辛い思い、苦しい思い、侮辱されても、それを受け入れて、決して羞恥することや怒りを持ってはならない。

全てを受け入れて、この先も歩いて行きなさい。その言葉を残して、老人は去って行った。

彼女は夢を見ていたのである、夢の中の老人の話が、彼女の旅の速度を速めることとなり、彼女は神と出会いハグされ、神となった。

彼女の旅は、三十八歳で終わりを迎えた。彼女のことを誰も知らない土地で彼女が親切にした一人の者から、そこにお墓を建ててもらった。

 

魑魅魍魎と悪人

善行の道を行く者は、我を折ってはならない。しかし、我を立てる思いは、自分の中にだけ持ち併せ、決して他者に話してはならない。それは、唯の押し付けとなるからである。

以前にも話したように、善行を行う者には悪人が魑魅魍魎と襲い掛かり、善行の道を歩かせないようにと俗世に引きずり込む、彼らの意見も必ず聞いて差し上げ、受け入れて吟味し、何か話すべきことがあるときには、必ず言葉を選び遜り話して差し上げるのです、

如何なる悪人であろうとも、善人になりたい気持ちを持たない者はいないのだから、彼らにチャンスとなるような、口から出る言葉と息は、香りのよい香水のようでなければならない。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身