真理の歪み:第五百三十九章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

真理の歪み

 

真理の歪み

あなた方の中には、未だ己の今生での喜びが味わえるようにと、先を予見し、蝸牛角上の争いを、賢しらな智慧のもとに繰り返しては、己の愚かさを知ろうともしない。

悲憤慷慨と、嘆き悲しむ結末が見えているにもかかわらず、己の欲望を捨てることが出来ないでいる。

真理を曲げて、捕らわれていると、この世の物質的幸福を求める者となってしまう。しかし、あなたの真理の歪みこそ、気付きのチャンスに出会えたのであり、それを、真直ぐにできるチャンスを手に入れている。

世に阿る者とならず、罪の償いの道に没頭する者は、常に何かを捨てながら歩き、己の価値が、親切にされた者たちによって、高められていき、気が付いた時には、捨てたものよりも多くのものを手に入れてしまい、また、それを捨てて、他者からの己の価値を捨てられることは無く、捨てるたびに、他者から捧げられる。

失を畏れては、抱きかかえて歩き、捨てることを欲望が許さないからと、肩に背負って生きるのならば、何故、輪廻転生時に、あなたは、あなたに物を持たせるストーリーとしたのか、多くのものを持つならば、必ず、その重たさに、歩くことが出来なくなるか、全てを泥棒に盗まれることになる。

 

金のためなら人の心も傷つける

古に、悪巧みに長けている夫婦がいた。金のためなら、他人の心に傷を与えるくらいのことは平気で行い、金を増やしていった。

夫婦のことを周りの者たちは、お金があれば、あれもできる、これもできると、羨ましく思っていた。

そんな夫婦の噂を聞いた賢しらな者が、これは、金儲けになると考え、袈裟を羽織って夫婦の家を訪ねた。

賢しらな者は、言葉巧みに、社会の不正、嘆き、悲劇の全てが、夫婦に襲い掛かってくることを説き、それらを跳ね除けるためには、小さくても良いので神社を建てなければならないと告げた。

夫婦は、お金があるのに、なぜ嘆きや悲劇が襲ってくるのかと、訝しんでいたが、賢しらな者の言葉が頭から離れることなく、実際に起きる可能性があるような気がして、泥棒に入られて、お金を盗まれるんじゃないかと考えるようになり、夜もろくに眠れなくなっていった。

 

賢しらな者

夫婦が、眠れないことから、体調を少し崩し始めたころ、袈裟を羽織った賢しらな者が、再び、やって来た。

夫婦は、神社を建てたいと、賢しらな者に伝えた。但し、お金がもったいないので、一番小さなものでお願いしますと言った。

賢しらな者は、これで、夫婦の全財産を巻き上げられると確信をし、小さな神社を建てる費用を夫婦に出させ、その金額の一割程度で神社を建て、残りの九割を懐に入れた。

賢しらな者は、その後も、夫婦を恐怖に陥れる話をしては、二年もたたないうちに、夫婦のお金を全て手に入れた。

賢しらな者は、夫婦には、神社に移り住むことを勧め、夫婦の住んでいた家まで売り飛ばさせ、そのお金を最後には持って逃げ、二度と夫婦の前に現れることは無かった。

金のためなら、人の心を傷つけても厭わない夫婦だったが、神社に移り住み、賢しらな者が訪ねてこなくなったころ、ようやく安堵の気持ちとなり、賢しらな者は、神様だったのではないかと思いながら、最後の日を迎えた。

賢しらな者は、夫婦や沢山の者たちから巻き上げた全てのお金を、盗人に持っていかれ、盗人を憎みながら、また、騙しやすそうな者はいないかと探し、最後の日を迎えた。

 

永劫回帰

人を迫害する者は乱亡の患いありというが、実際には、そのようなことが起きるというわけではない。

それは、己を智慧者だと思い、弱い者に付け込む者は、いつか必ず、己よりも賢しらな智慧を持つ者に、全てを持ち去られるということであり、これは、阿呆にならない者には、永劫回帰とループのように永遠と続く。

才に溺れる者たちよ、俗世に生きていることは、刑務所の塀の上に立ち、左に堕ちれば刑務所の中に入り、右に堕ちれば、誰かを騙して財を増やすことに成功する。

才に溺れる者たちよ、刑務所の塀の上に立つことは、スリルがあって、それだけでも愉楽に溺れることだろう、しかし、智慧者には、その上を行く智慧者が現れ、全てを失うのと同じで、塀の左へ堕ちる日、左の地獄を選ぶ日が必ずやってくる。

才に溺れる者たちよ、その時に、恐怖に涙しようとも、左の地獄を選ぶのは、他の誰でもなく、己であることを知っても、誰も助けることはできないことを忘れてはならない。

輪廻転生をしてきた限り、この世での深い喜びは、阿呆にしかわからず、阿呆は求めることが無くても、深い喜びが、降り注いでくるが故に、愉悦がなんであるのかを知る日がすぐに来る。

賢しらな智慧のもとに、あなたの真理が歪んでいるからこそ、真直ぐにできることを、頭で考えるのではなく、阿呆になれば、誰の話を聞くことも無く、あなたの真理の道は、真直ぐになる。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身