赦す:第六百五章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

赦す

 

赦す、夕暮れ

今回は下記のお手紙を相談フォームからいただきました。
—————-
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
疑問です。人は死に方を決めてくることについて、自分は殺されてくると決めてくる方もいらっしゃるそうですが、逆に殺人をおこすと決めてこの世に降りてきた方もいるということなのですか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
—————-

お手紙ありがとう。

輪廻転生をしてきた限り、他者を殺す、殺さなければ、赦すこともできない。という思いが沸々と湧く相手に出会うこともあるだろう。

但し、それは、あなた方が望んできたハードルであり、そのハードルを前に、殺さずに、相手を赦したならば、あなたが決めて来たハードルを一つ飛び越えたことになるのです。

それ故、人を殺すだけではなく、罪を犯す場面に出くわし、罪を赦し、己の罪の償いとすることが必要なのです。

罪を犯すハードルを飛び越えなかったなら、あなたが、あなたを裁くだけではなく、あなた方の世界の秩序を司る法の番人が、あなたを裁くことになるのです。

それは、輪廻転生時に決めて来た、あなた方の時間を、あなたの生きる世界の法律によって奪われてしまい、窮途末路の如く、もう右の道へと歩きたくとも、牢屋の中では道が塞がれ、善行ができずに終わりの時を迎える者もいる。

 

善行の道を歩き、夕暮れ

善行の道を歩き、他者に親切にし、助けながら歩くのならば、あなたの歩く道から、あなたを引きずり堕とすために、あなたが決めて来た、憎しみを持つ相手が現れようとも、善行の道で、あなたが助けた誰かが、あなたを救おうとすることだろう。

あなた方は、あなた方に俗欲の快楽を生殺与奪の如く選択肢を己に投げ、快楽を選ぶのか、快楽を抛つのか、その快楽へ堕ちないように、阿呆となって歩くのならば、欲塵を洗う者となれる。

このように人の道は、己で持ち込んできた、飛び越さなければならないハードルを目の前にし、飛び越えやすいように並べたはずなのに、気が付けば善行の道を歩くため、ハードルを飛び越すために、貧しい者達へ食べ物を見せ、その代わりに、己の罪の償いのためのハードルが飛び越えやすいようにと、困窮者を踏み台にしている者もいる。

それでは、飛び越えたように見えて、そのハードルは、次のハードルの上に乗せられていて、以前よりも飛び越えることが難しくなっている。

そして、神に手を合わせ祈るのだが、神は、あなたが輪廻転生時に決めてきたことなので、あなたのために手を貸すことはできない。

 

時を無にする、夕暮れ

若い者たちは、人生が長いと勘違いをしては、善行を行う時を先延ばしにしても大丈夫だと、明日死ぬことになることも知らず、己に言い聞かせ、善行を無にする。

年寄りは、絶えず限りを抱き締め、死ぬ日に向かっていると思い、少しの時間だけならば、悪行をほんの少し楽しんでも、少しの時間だけならと、善行を無にする。

善行を無にした時から、あなたが決めて来た、赦されない相手が、眠ろうとするあなたを揺り起こし、罪を犯そうとする思いで、あなた方は、朝を迎える、その繰り返しに時を奪われてしまい、善行の時を無駄にする。

殺さない己を、怯者や弱虫などと思うことは無い、輪廻転生時に決めて来た、己の行うべき善行の時間を無駄にしないために、殺したいなどという愚かな憎しみの思いを捨てているに過ぎない。

畢竟するに、憎しみは瓶に詰め蓋を締めて腰に巻いておけば良いのであり、悍ましい憎しみの瓶の蓋は二度と開けないで、輪廻転生時に決めた善行の右の道を歩く事だけに、集中するのです。

 

夫を殺した女

己の夫を殺した女の話をしよう。

女は、いつの日からか、夫が暴力を振るうようになり、そこから逃げ出す方法は、殺すしかないと思い込んでしまった。

かといって、殺す計画を立てることもなく、ただ、耐えるだけの日常であったが、ある時、暴言を吐きながら襲ってきた夫に対して、偶然手にした磁器の置物で夫に殴りかかった。

死因は、頭部に何度も殴られた跡があり、強い殺意があったとして、実刑が確定し、女は控訴することは望まず、刑が確定した。

女は、今、刑務所にいて、毎晩、殺した夫への謝罪の言葉を繰り返し、気が付いた時には、自殺の仕方を考えていた。

しかし、刑務所の中で自殺をする方法はない、その為、苦しみは増すばかりであり、なぜ、あの時に、凶器を手にしたのだろう、優しかったころの夫を思い出し、夫がそのころに戻るような試みを何もしなかったのだろうかと悩むだけであった。

女は、夫を殺す方法以外の手段がいくつもあったことに、今は悔やんでいるが、まだ、残りの刑は数年残されている。

 

赦し、赦す、鳥

あなた方の中には、殺して逃げている者もいる、また、殺したくて我慢ができないでいる者もいる、既に服役中の者もいる、もちろん罪を犯さずに、相手のことを、赦した、者もいる。

罪を犯し逃げている者は、逃げながら善行を行い、罪の償いで徳を積み、右の道を歩き、他者を助けるという、輪廻転生時に決めてきたことを完結させるのです。

相手を、赦す、ことができる者となるのです、例え、どのような仕打ちを受けたとしても、それは、あなた自身が決めてきた罪の償いの一つの方法なのです。

その為に、あなたに殺されるかもしれないが、あなたを辱めたり、罵ったり、あなたの大切なものを奪ったりして、あなたが罪を犯す方へと導くが、それでもあなたは罪を犯さず、あなたに、赦す、というハードルを飛び越えられるようにしようと、あなたの望んだ行為をして頂いていることを、決して忘れてはならない。

然るに、そこには、赦し、赦す、が生まれ、徳を積むこととなる。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身