阿呆は智慧者である:第三百七十六章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

阿呆は智慧者である

 

阿呆とは智慧者

今回は下記のお手紙を頂きました。
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私は子供のころから天才と呼ばれるほどに勉強が出来て、某有名大学を卒業しています。

しかし、それでは人間として生きている価値が無いことをここに来て学びました。

人間は頭の良しあしではなく、どれだけ他者のために生きたかが大切であること、それが人間として大切なことであることを知りました。

今までは某有名大学を出ていることや知識があることをひけらかしてきたことに恥ずかしさを感じます。
これからは、人のために生きられる人間になりたいと思います。
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お手紙ありがとう。

進退を道に例えれば、どの道を歩むかが分かる、それは例え殺人を起こした者でさえも道があるのです。

道は常に公平であり、それを知る者が智であり、その道を歩く者が阿呆であり、道から外れることが無い者こそ、阿呆である。

智慧者とは、文学に優れていたりその比に議論できる者ではない、人から阿呆と呼ばれても、気にすることが無く考えることも無く、他者を助ける者こそ、阿呆と呼ばれるのです。そしてその根源は欲を持たないからなのです。

 

智慧者

多難は全ての者にやってくるが、学びに優れた者はどうすれば良いかと考える、阿呆はまずは走って災難から逃げる。その時に、阿呆は道に倒れている者を、己の命を顧みることも無く、肩を貸して一緒に逃げる。これが高徳を持つ者である。

淵藪に立っても、物を一つだけ持てばよいと考えるのが、本当の智慧者であり、淵源までも持って行けないのかと計算する者は、本当の智慧者ではない。

風が吹いていたとしても、風はいつかは止む、この世で永久に続くものは無い。しかし、ただ一つ、阿呆と呼ばれる智慧者だけは、肉体が滅びるまで続く。

智慧者は、他人の失敗や愚かな行動にも嘲弄することは無い、失敗は何度も繰り返すけれど亡羊補牢禍いであっても、それを修復しようと努力をする。

受動的に受け身ではあるが故に、甘い俗世の蜜をも欲しがらずして、名前も知らない道を歩き続ける。

 

曲がった道

疎略を知らずして、己の過ちを正すことだけは忘れることは無く、皆も己も名前を知らないが、正しき道へと助けることだけは忘れることは無い。

俗欲を持つ者達が、何かを手に入れ、己は何も無いとしても、羨むことは無く、ただ只管に道を歩く。

曲がった道でも、そこから俗世に墜ちることも無く、堕とそうとする者にさえ、道に上らせようと、救いの手を差し伸べる。

その救いの手は、智慧を必要とはせず、ただ自然に助けたいと思うことだけであり、そこに、損得は何もない。

虚心坦懐にして、物事に策略を持つことは無く、仏教でいうところの煩悩を捨てるよりも、阿呆になれば、最初から煩悩を知らない。それが智慧者である。

畏敬は抱いていても、畏れることを知らないから、座り込んでは崇高な者の話を素に聞き入れる。

己が恒久だから、長く生きたいと踠くことは無く、死が来ることすら畏れることを知らない。

聖猷は考えずして行え、謀は必要もなく、只管に道を歩き人々を助けていくだけで、幸福を感じることが出来る。

 

名前のない道

気性が荒く悍ましい者の前に立っても、その者の弱さを知り、道に連れて行こうとする、道の名前を聞かれても、名前のない道です、と答える。

醜悪な者を見ても、その姿かたちに偏見を持つことも無く、助けることを忘れることは無い。

いつか周りの者から、尊厳を持たれるようになるが、決してそれによって、胡坐をかくことは無く、いつまでも他者のために生きる。

俗世の人間は、毀誉褒貶と、時に褒めたり、時に貶したりするものであるが、阿呆と呼ばれる智慧者は、褒めることしか知らない。

智慧者は、物を手に入れようとはしないために、質素に暮らしている。すると、誰かがいろんなものを持ってくることになるが、智慧者は聖人となり、その頂き物を、貧しき者に分け与える。

聖人となっても豊かにはならず、豊かになることを望むことも無く、他者を助けた後に感じる喜びだけに感謝する。それが本当の智慧者である。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身