第百八十四章:蓋棺事定・苟且・亜聖

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂き、後はどの章から読んでもかまいません。但し、必ず、全ての章を読むこと、それが絶対の約束です。救われるために

 

蓋棺事定・苟且・亜聖

 

神の世界に行って評価される者

 

蓋棺事定という言葉があります。

色々な訳され方がありますが、代表的なものは、棺に蓋をしてから、その人の本当の評価がされるということです。

でも、死んだら裁判官に会いに行き、自分の進路を決めるわけで、誰の評価も受けることは無く、評価するのは自分自身になります。

苟且という言葉があります。

苟且とは、その場その場で取り繕い、逃げている者のことです。あなた方の中にも、そういう人は多くいるでしょう。

また、次の亜聖という言葉もあります。

亜聖とは、この言葉もいろいろな訳され方をしていますが、実際には、大木の神に次ぐ神という意味です。私はあなた方をこの位置に連れて行きたいのです。

 

お話を変えましょう。

 

天才の絵

ある者が、絵を描くことが好きで、絵具と筆で絵をかいていました。しかし、好きと上手いは別のものであり、はたから見ればお世辞にもうまいとは言いがたいものでした。

しかし、その者は何と言われようとも、自分の筆を変えることはありませんでした。描いた絵をもって市場の一角で売りました。一枚売れれば、一日の食費が稼げるからです。

売れなくては困るので安い値段で売りました。一枚の絵を描くのには何日もかかるのに、それだけ安くしなければ売れませんでした。

その者は、睡眠時間を削ってでも書き続けました。でなければ食費が稼げないからです。

ある日、絵に詳しい者が、彼の前を通りすぎようとして足を止めました。ここに並べているのは、あなたが描いた絵ですか、と聞きました。そうです私が書いて売っています。一枚いかがですか。

値段を見た、通り人はお驚き、では、私にここに飾ってある絵を全部売って下さいと言いました。

絵描きは、それは困ります。私の絵を楽しみに見に来る人もいます。一日一枚であれば、お譲りいたします。

通り人は、それにも驚きましたが、では、今日はこの絵を買わせてください。と言って一枚の絵を買いました。

その絵は、その後、数十億で取引されることになりました。しかし、絵描きはすでに亡くなり棺の中にいました。

 

お話を変えましょう。

 

ギャンブル

水道会社に勤める一人の者がいました。彼は、ギャンブルが好きで、給与が出るとすぐにギャンブル場へ行き、その日のうちに給与全てを使い切り、ギャンブル場から出ると「私は毎月変わることのない日々を送っている。神様どうか私がギャンブルで勝てますように」と祈りました。

このままでは、一か月の生活ができなくなる、どうしようかと思う度に、その場その場で取り繕い言い訳を考えては、人から金を借りて、過ごしました。

しかし、次の給料日には、返す約束で借りたお金をもって、返す前に一山当てて利息をつけてとばかりに、神様に今日こそ勝たせてくださいとお祈りをして、ギャンブル場に行きました。

ギャンブル場の外に出た時には、何という言い訳をつけて来月の給料日まで待ってもらおうかと考える、この繰り返しで、いつの間にか、彼の周りからは人は離れていきました。

彼は思いました、今度のギャンブルで儲けてみんなに返そうと、でも、同じことは繰り返すのが、人の常です。

そこで、彼は「神様今度のギャンブルで大勝ちして、みんなに借金を返します。どうか、今度だけでいいので、勝たせてください。勝ったらギャンブルは二度としません。神様お約束します

そして、彼は最後だと言ってギャンブル場に入りました。しかし、今回は違いました。大勝利を収めたのです。そして彼は借金をした人たち全てにお金を返しまわりました。

すると残りは、給与分くらいになりました。

彼は、神との約束を破り、ギャンブル場に駆け込みました。そして彼は、肩を落としてギャンブル場を後にしました。

また、話を取り繕い、ギャンブル場に向かい、肩を落としてギャンブル場を後にする。彼は、勝手に神にお祈りをして、神との約束を破った、この後も、彼がギャンブルで勝つことは一度もなく、最後には、自殺をして生涯を終えました。

 

お話を変えましょう。

 

神の座る砂浜

誰も見たことがないような美しい砂浜に一人の大木の神の次に位置する神が座っていました。

そんな彼のところへ来ても、彼の姿を見ることは出来ません。でも、その砂浜には、彼の座った後が残されていました。

ある若者が、どうしてあそこにだけ、人が座っていたような跡が付くのだろうと考え、見張ることにしました。

そうしたある日、さっきまで何もなかった砂浜に、誰かが座った跡が見えました。若者は、幽霊でも出たのかと震えが止まりませんでした。

そうしたところ、近くに来ませんか、という声が砂浜から聞こえ、体が宙に浮くように、その座っている砂浜のへこみだけが見える前に座っていました。

若者よ、私が見えないでしょう。でも、私にはあなたが見えます。若者は、村を良い人ばかりにすることを考えて活動していました。

若者は、村に古くから伝わる神のいくつかの簡単な掟を守ることをみんなが行えば、助け合い笑顔で過ごせると、自らが実践して見せて、一人二人と賛同される人を集めていきました。

そのため、この村では、争いごとが起きることが有りません。困っている者は村人全てから助けられました。

この様な村にした若者が、私の目の前に来る日があると、ほんの少しのいたずらをさせてもらって、ここに来ていただきました。

私は、大木の神の次にあたる神です。そして、あなたが私のいる天国へ来ることを大木の神とともに待っています。これからも今の活動を続けて、決して人に考えを押し付けないで、今あなたが行っているように、自ら神の掟を行うことで、周りのものが、あなたについてくるように、今の努力を続けなさい。

あなたが来ることを大木の神は待っています。あなたが天国に来れば、私と同じ立場なので、私ももしかしたら一緒に遊べるかもしれないと、楽しみにしています。

そして、砂浜のへこみは無くなり、若者は砂浜で眠っていました。目が覚めた時には、神は居なくなっていて、夢でも夢でなくても、自分のやっていることに間違いはないと、ほくそ笑みました。

 

 

私は同じ話、同じことを何百回も言います。あなたを救いたいから。
神の化身より

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