柔かいものが強い:第四百四章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

柔かいものが強い

 

柔かいものは強い

相談フォームより下記のお手紙を頂きました。
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引き出しに入れていた、何かあった場合の10万円を盗まれました。
窓から入った様子はないけれど、玄関から堂々と入ったようです。
それはカギをかけ忘れたことに電車に乗ってから気付いたのですが、戻っていたら会社に遅れるので、多分泥棒が入ることも無いだろうという気持ちもありました。
家に戻るといつもは癖で部屋のマットをそろえているのですが、そろっていないので何か変だなと思って寝室に行くと荒らされていたのです。そして、机の引き出しを開けて一番下に入れてあった10万円が無くなっていました。泥棒も丁寧に引き出しだけは元の状態に戻されていました。
警察を呼ぼうとした瞬間に掟を思い出してパソコンの上に張り付けている掟を見直しました。罪を犯さないという部分と我慢と奉仕と施しが引っ掛かり、罪を犯さないということは罪を許すということも言われているのではないか、警察に連絡をして犯人が捕まれば犯人に対して罪を犯すことになるのじゃないか、我慢することがいいのじゃないか、10万円を奉仕と施したのではないかと考えてしまいました。
それで私は警察に連絡するのを止めました。
私の行動はこれでよかったのでしょうか。
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お手紙ありがとう。

確かに罪を犯さないには、罪を赦すことも含まれているのです。立派な行為をしましたね。

 

固いものは弱い

あなたの行為は、偉大であり、これで一つの罪の償いをしたことになるので、チャンスに恵まれ、それをいかしたのです。。

犯人が常習犯であれば、勿怪の幸いとばかりに思い、その癖は中々一人の力では治すことは出来ません。

しかし、今までは常に警察に届けられて、捕まってきたのに今回は捕まる気配が無いことを知ることで、あなたの寛大さに少しは泥棒として考えることになるかもしれませんが、それも気づくことなく今後も続けることでしょう。

相手が気付かなくても、あなたの行為を立派に感じる者がいます。それは、本当に切羽詰まって盗人を行った者です。本当に困っていて、初めての泥棒を行った者にすれば、いつ捕まるかもしれないと、怖くて仕方の無いことでしょう。それで学ぶのです。

前述であれば、施しが出来たとあなたが思うことが大切でしょう。後述であれば、あなたは、施しと我慢と、その罪を赦したことになるでしょう。

いずれの行為であっても、あなたの行なったことは、あなたの罪の償いの一つとなって、あなたに帰ってくることになります。

大金はもったいないが、もったいないことをすることが、相手に伝わらなくてもよく、あなたに伝われば、それでよしなのです。

 

一生悔やむ

己の要である徳を失うことなく生きてこそ、己の最後の時に、良いことをしたなと、思い出しながら、棺の中で微笑むのです。

十万円と言う大金を盗んだ犯人を警察が捕まえ、牢屋に入れ、犯人の手元に残されていた、十万円を取り返したとして、己の最後の時に、あなたは棺の中で何を思うことでしょう。

微かで柔かい者ほど強いものは無く、綿を踏んで御覧なさい、綿は少し待つと元のふくらみへと変わらぬ姿を見せます。

固い鉄を金槌で叩いて御覧なさい、いつまでたっても元の姿に戻ることが無い、弱い姿を見せるのです。

 

柔かい強さを持つ

相談者は、柔かくして強い心の持ち主で在り、これからも物事に怒りを持つような、固いものに金槌を振り下ろす者とはならないでしょう。

このような柔らかくして強い者となるには、生きているうちに、言葉に頼ることが無く、それを手に入れたと感じたときに深潭の中に、己の徳を見ることが出来る。

このようになれば、己の本質を見、万物の中に歩くべき道を貴び、他者の清祥に羨むことも無く、ただ、そこに喜びを感じる者となる。

然るに、それからは他者を助けるたびに万福が生まれ、それを繰り返して、罪の償いを終わらせ、棺の中で思い出しながら微笑天祐があなたを迎えに来ることなる。

愚物な者は、固い鉄を金槌で叩いては、悩みごとを増やし、二度と戻らぬ傷を与えたことに悔やんでも、その窪みを直すことで、他者の為に使う時間を無駄にする。

誰にも、己の行為が認められぬと憤悶とし、固いものを叩く、それを見る者は、迂愚な者を避けるように、もっと認められぬ者となる。

あなた方も、柔らかく強い者、となっていただきたい。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身