第百七十九章:自己愛と国王

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂き、後はどの章から読んでもかまいません。但し、必ず、全ての章を読むこと、それが絶対の約束です。救われるために

自己愛と国王

国王の冠

 

 

ある国に自己愛の塊の王子がいました。

国王は年を取り、婿の絹の王子に後を継がせました。

ある日、君子 宮廷たちを集め、会議を行いました。

その会議で、自分の意図しない発言を行ったものは、位を下げて会議に出られないどころか、意見すらできないようにしました。ある者は牢獄に入れさせられました。

そして、また、ある日の午後に会議を開きました。そこで、軍を統率している宮廷が、隣の国の敵軍が、こちらに向かっているそうです。と話しました。

それなら、こちらも攻めればよいだけの話ではないか、しかし今の我が軍の兵士は、この国の民と同じで、満足に食事がとれておらず、戦ができるほどの力がありません。

絹の国王は、では、お前を宮廷からはずことにする。この場から去りなさいと言いました。そして逆らうことの出来ない国王の元を去りました。

残った君子 宮廷までも、自分の意見に意見を言うものは、排除していきました。
最後に残ったのは、自分の意見に逆らわない、動物たちだけでした。

最後に残った動物

そんな時、敵軍が城の周りを囲み、戦の狼煙を上げました。王は、その時初めて気が付きました。自分の周りに誰もいないことに、王ができることは、すぐさま白旗を挙げる事でした。

攻め込んできた、相手の国の戦争を司る宮廷も、あまりにも情けない国だ、この国には家臣など十名くらい置いておけばよいだろうと言い、国王に挨拶をしに行きました。

戦士

国王は、よく来たね。そこに座りなさいと言い。一番奥の埃だらけの椅子に座らせました。
何か飲むかいと勝軍に言いました。将軍は、何もいりません。といいました。すると国王は、ここからすぐに出て行きなさい。といいました。

将軍は、これでは、君子 宮廷もいなくなるはずだと思いました。

そして、将軍は、何もいらなければ出て行けというのなら、あなたの命を頂こう。といいました。

なぜだ、なぜ私の命を渡さなればならないのだ。私に逆らうのか、逆らうものは、すべてここから出て行けと言いました。

あなたが出て行かせることができるのは、あなたの家臣などたちです。国王まだわかりませんか、私は臣下ではなく、あなたより上に立つものです。

国王よ、街を見なさい、私の臣下が街の民たちに食べ物を配っているでしょう。

国王よ、あなたは民のために何をした、あなたは誰の意見も聞かず、なにをするのです。

 

そして、王は首を切り落とされる前に、民を見てあれらは私の民だ、私に逆らうものなどいない。民に私はお前たちの王であると、叫んだところ、罵声を返され、将軍よあの者たを私の国から、追い出してくれと言いました。

将軍は、私はあなたの臣下ではない、あなたは民に満足な食事も与えず、自分の私腹を肥やす事ばかり考えてきた、そういって勝軍は、首を切り落としました。

将軍は、この様に話し、自己愛の塊はいつか自分を滅ぼす。

 

最後に将軍は、自己愛を持つものは、鷹揚のごとく生きることです。

要するに、たかが悠然と飛ぶようにものごとに動じないことが何よりも大切であるということです。

 

鷹大空を優雅に飛ぶ

 

そして将軍は、手にあるものは、みんなで分け合い、困窮する者には優先的に分け与え、愛がない者には、愛を分け与え、寒さで震える者には、自らの上着を与え、重い荷物を持つものには、手伝いをし、水のない者には、自分の水を差しだし、一滴残らず飲み干されても、笑顔でいることです。

と言って国をあとにしました。

 

 

私は同じ話、同じことを何百回も言います。あなたを救いたいから。
神の化身より

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