自己愛と国王:第八十九章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

自己愛と国王

 

国王の冠

ある国に自己愛の塊の王子がいました。

国王は年を取り、婿の絹の王子に後を継がせました。

ある日、君子たちを宮廷に集め、会議を行いました。

その会議で、自分の意図しない発言を行った者は、位を下げて会議に出られないどころか、意見すらできないようにしました。ある者は牢獄に入れられました。

そして、また、ある日の午後に会議を開きました。そこで、軍を統率している将軍が、隣の国の敵軍が、こちらに向かっているそうです。と話しました。

それなら、こちらも攻めればよいだけの話ではないか、しかし今の我が軍の兵士は、この国の民と同じで、満足に食事がとれておらず、戦ができるほどの力がありません。

絹の国王は、では、お前を宮廷から外すことにする。この場から去りなさいと言いました。そして逆らうことの出来ない将軍は国王の元を去りました。

残った君子でも、自分の意見に意見を言うものは、排除していきました。そして、
最後に残ったのは、自分の意見に逆らわない、動物たちだけでした。

 

最後に残った動物

そんな時、敵軍が城の周りを囲み、戦の狼煙を上げました。王は、その時初めて気が付きました。自分の周りに誰もいないことに、王ができることは、すぐさま白旗を挙げる事でした。

攻め込んできた、相手の国の軍を司る者も、あまりにも情けない国だ、この国には家臣など十名くらい置いておけばよいだろうと言い、国王に挨拶をしに行きました。

 

戦士

国王は、よく来たね。そこに座りなさいと言い。一番奥の埃だらけの椅子に座らせました。

何か飲むかいと将軍に言いました。将軍は、何もいりません。といいました。すると国王は、ここからすぐに出て行きなさい。といいました。

将軍は、これでは、君子もいなくなるはずだと思いました。

そして、将軍は、何もいらなければ出て行けというのなら、あなたの命を頂こう。といいました。

なぜだ、なぜ私の命を渡さなればならないのだ。私に逆らうのか、逆らう者は、すべてここから出て行けと言いました。

あなたが出て行かせることができるのは、あなたの家臣などたちです。国王よまだわかりませんか、私は臣下ではなく、あなたより上に立つ者です。

国王よ、街を見なさい、私の臣下が街の民たちに食べ物を配っているでしょう。

国王よ、あなたは民のために何をした、あなたは誰の意見も聞かず、なにをするのです。

そして、王は首を切り落とされる前に民を見てあれらは私の民だ、私に逆らう者などいない。国王が民に、私はお前たちの王であると叫んだところ、罵声を返され、将軍よあの者達を私の国から、追い出してくれと言いました。

将軍は、私はあなたの臣下ではない、あなたは民に満足な食事も与えず、自分の私腹を肥やす事ばかり考えてきた、そういって将軍は、首を切り落としました。

最後に将軍は、自己愛を持つものは、鷹揚のごとく生きることです。と、この国の民たちに、将軍は、この王とよばれる者は、自己愛の塊はいつか己を滅ぼすと話した。

要するに、たかが悠然と飛ぶようにものごとに動じないことが何よりも大切であるということです。

 

鷹大空を優雅に飛ぶ

そして将軍は、手にあるものは、みんなで分け合い、困窮する者には優先的に分け与え、寒さで震える者には、自らの上着を与え、重い荷物を持つ者には、手伝いをし、水のない者には、自分の水を差しだし、一滴残らず飲み干されても、笑顔でいることを、民に伝えて、国を後にした。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償い」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

と、