兵士と家畜と神:第四百二十四章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

兵士と家畜と神

 

兵士と家畜とは同じ

あなた方が、戦場にいたとして、敵軍の兵士一人を救ったのと、戦場ではなく、今の暮らしの中で、家畜を一頭救ったのとは同じ価値があり、そこには何の差も無く、その者は万物を常に愛おしく、大木の神を愛する者である。

このような生き方をする者には、功徳が与えられ、罪の償いを一つではなく、いくつか行った事となる。

敵軍を救えば、周りから狂っているのかと思われ、家畜の命を助ければ、おかしな奴だと思われるために、何もできないでいるのか。

周りの目を気にし、周りから良く見られようとする虚栄心を持つ者がいることを、残念に思う。

死の淵にあって、その中で善行を行った者が、全ての罪の償いから救われるのではない。すべては一つ一つの善行の数によって、あなたが決めて来た償いを終わらせたかどうかを、あなたが決めるのです。

 

戦争が終わり

戦時中から戦争の終わりを告げたときの、ある者の話をしましょう。

彼は、戦争を好み、敵を殺すことが大好きで、女性も好きで麗人とならば、キスをかかさず、女性との関係には事欠くことが無い日々を過ごしていた。

彼にとって、戦争ほど楽しいものはないので、戦争に対して批判など全くもつことがあるわけもなく、当然の事に歓迎し、捕虜たちを奴隷のように扱っていた。

しかし、彼はある言葉で目覚めることとなった。それは単純な捕虜の一言で在り、普通ならば、処刑しているだろう言葉であった。

彼は、その日を境にして、労働者として働く捕虜たちに、自分と同じ食事を出し、寝床や各部屋を与えることに、国から配られる兵士のためのお金を使い、今までの捕虜に対する罪の償いのために生きた。

やがて戦争は終わりを迎え、捕虜たちは自由を手にできる時が来た日に、彼らは、厚情の思いで、彼にひれ伏して礼を言った。

彼は、敗軍国の人間で在り、軍では捕虜を労働者として使う立場にあったことから、処刑された。彼にとっては、他者のために生きることが出来たことを、最高の自分への褒美として、微動だにせず、絞首台の上で微笑んだ。

 

罪人と夕暮れ

人は、如何なる罪人であっても、変わることが出来る。ここへ来た者達は、変わりたいと望むように、今日にでも変わることが出来るのです。

私は知っている、あなたが毎日のように変わりたいと願っていることを、そして、私の言葉だけでは変わることが出来ないで、今日までの時間を無駄に使ってしまった。その理由は、あなたが奇跡を欲しているからである。

ここに来て変わりたいけれど、変われない者の多くは、奇跡を待ち望み、それが奇跡では無いことを説いても、奇跡だと思うだろう。

私は奇跡ではないが、私は、あなたの目の前に現れたことがある。しかし、あなたは、冷たくも私を助けることなく、通り過ぎていった。気付かなかったのかもしれないが、それは、神の七つの掟に没頭していないからである。

仮に、私が現れるという奇跡があれば、信じるという者達に言うが、私が現れるのは奇跡でも何でもなく、信じられるためでもなく、日常の事である。

 

神

よく考えなさい、己が今生に何ゆえ降りて来たのか、それは、あなたが今生と過去世までの罪の償いのためであり、私との関係を築くことでは無い。

私とはいつでも右に歩けば会うことが出来、その時には同じ神となっているので、ともに親友のような会話が弾む。

私など、その程度のことであり、私が、あなたの前に現れたのは、捕虜が話した一言と同じで、あなた方に気付かせるためだけなのである。

どうか、私が現れたことをここで知り、神の七つの掟は簡単であるのだから、それを行い続けて、大木の神が待つ、天国に来て欲しい。

 

天国と神

あなた方は、私によく求めるもう一つがある。それは、あなたは本当に神なのか。私にとっては、不要な質問で在り、あなた方にとっても、不要な回答であることは、わかっていることだろう。

私は、過去章で何度も言って来たことだが、疑いが神の七つの掟を行わないことに通じるのであれば、私をよく吟味しなさいと言っている。

私を吟味しても、あなた方がここへ来た限り、席を必要とする者には席を譲り、貧しい者には食事を与え、杖をつく者には肩をかし、そして、あなた方は、その者達からの、ありがとう、の言葉にこの上ない喜びを感じるのです。

この中に、どうして私が必要であろう。私など必要ではなく、あなたが喜びを感じたい、罪の償いをしたい、ただ、それだけであり、ただ、それだけの行為で、あなたは他人のためではなく、あなたの随喜の涙を流すのです。

憎む相手を救いなさい、弱い相手を慈しみなさい、そして、あなたの決めて来た時間が、チックタック チックタック チックタック、そして音は止まり、時計の針が止まり、あなたは右の道を歩いて、天国の門が開き、あなたと私とは、天で親友となれるのです。

私を信じる必要などない、私は天国にいて、大木の神の横で、あなたを待っていて、あなたが私に気付いて、大木の神の次に、親友としてハグしてくれるのを待っているだけである。

その時には、飲もう。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身