古に尊ばれた者:第三百九十一章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

古に尊ばれた者

 

尊ばれる者

この世には、古に話されたという貴ばれた者の話や、己の揣摩臆測や虚辞の集まる人々の中にいて、見分けることもできず固執する者、古に尊ばれた者が、本当は語ってはおらず、その者が去った後の者が、信者を集めるために、尊ばれた者が、話さなかったことまで付け加え、信じさせる者達もいる。

その者達も、深い俗世から懸解に立ち上がらなければならない。それは、己の力で優しくなるか、それが出来ないのなら、どこの宗教でもよいので信仰を持つことも善いことである。

あなたが、虚辞の者の行為を見ても、議論する愚か者とはならず、遜り言葉をかえすことなく諫めたり諫言してはならない。

中身が無く虚飾する者にさえ、あなたの善行と言う行為を見せていけば、いつの日にか、ほんの少しずつの歩みであっても、俗世から抜け出て道を歩いてくれるかもしれない。然るに、あなたの罪の償いの一つが、また消えていくことになる。

 

神を理解することは出来ない

あなた方の頭の中で描けるほど、神は単純なものではない、神とはこういうものだと、どこかの宗教家が語ったとしても、その者ですら神のことをほんの少し一%程度しか知らない。

スピリチュアルを語る者や、祈祷師が神は黄金の椅子に座っていたり、神を感じることが出来たり、そんな戯言にも、遜り聞くことです。

時間を無駄にしたなどとは、思ってはなりません。それは、その者達を喜ばせたことになり、徳を積んだことになるのです。そして、その間も、ただ只管に神の七つの掟を行っているのなら、その時間は決して無駄ではありません。

その期間によって、あなたは樹立することになり、一人で天に向かい道を歩ける者となるのです。今日からでも、その者達を探してみることも善いことです。

 

漢字

私の話すことの中の漢字については、今までも何度も言っているように、それぞれの者が、それぞれの今置かれている立場から、ニュアンスで感じればよいのであり、晦渋だからといちいち意味など調べることは無駄なことです。

至高に達するまでは、老巧と言われるまでになったとしても、阿呆でいなければなりません。阿呆は追い求めることを知らないから、誰の説法を聞いていてもわからず、欲を持つことも無いから、他者のために生きることが容易にでき、他者から馬鹿にされ罵られようとも、怒りなど感じることすら知らないので、理解することすら知らない。

軽々しく頼みごとを受ける者は、信憑にかけるのです。すべてを受け入れてから、頼みごとを受け入れる者が、信頼に値するのであることから、少し学んだからと言って、頼みごとを受け入れる者は信頼するに当たらない者と思っておくことです。

 

尊ばれる者

さて、尊ぶ者は、怒りもないので、争いごとも行わない、だから、戦争で勝って浮かれることも無ければ、負けて悲しんだりすることも無い。

尊ぶ者は争わないが、阿呆な王は敵軍が攻めて来たならば、国を守るために戦わざるを得ないとは考えることも無い。

敵軍は千名の兵士と槍や鉄砲を以て、すぐそこまで来ているというのに、阿呆な王の兵員は、百名足らずで在り、槍や鉄砲も持っていない、あるのは椰子を切る剣だけである。

王は、敵軍の前に立ち、私の国の民を一人として傷つけないと約束していただけるのならば、ここで私は自刃致すが、いかがでしょう。

そこに、王妃と八歳の子供がやってきて、王だけでは済まされないのであるなら、私と子供を含めて、三人で自刃致しますと、王妃は敵国の将軍に願い出た。

将軍は、嚇怒してなぜ戦わないのか、戦ったとしても我が軍が勝つのは間違いない、しかし、戦わずして、それで国を守る王と言えるのか、と激昂した。

 

棺と戦士

王は、これが私の戦い方なのです。だから、将軍の言われる戦いの方法のひとつで間違いのないことなのです。

王は続けて、自刃することで民を守れないのなら、将軍の持たれているその剣で、私達三人の首を切り落として頂けないでしょうか。但し、我が国の民を一切傷つけないことを約束して頂きたい。

将軍は、王よ、これがお前の戦い方なら、王よお前はよほどの阿呆だ、戦わずして負けるよりも、戦って敗者となる者の方が余程立派というものだ。

将軍、私達は戦わずして勝つのです。将軍の怒りは私たちを殺しても収まることは無いでしょう。その怒りは、将軍が亡くなる日まで続くのです。

このまま、将軍が我が民を殺したならば、将軍は自分自身の行いに、棺の中で後悔し、左の道を選ぶ自分自身に恐怖の涙を零すことになるでしょう。

私達は、将軍のような戦い方をしなかったからこそ、棺の中で右の道を歩く喜びに涙を流すのです。

 

左の道と右の道天国

将軍は、その話を聞いた後、王と王妃と子供の三人の首を切り、国に攻め込み民をすべて殺した。

その後、戦わずして民を守ろうとした国王の話は隣国に広まり、尊ばれる者となった。

そして数年後に、将軍は別の国に戦いを臨み、敗者となって殺されていった。そして、棺の中で、ただ只管に後悔し、涙を流し、前世と同じ左の道を己で選び歩き始めた。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身