第三百五章:点数

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂き、次はどの章から読んでもかまいません。但し、必ず、全ての章を読むこと、それが絶対の約束です。

 

 

点数

 

神の化身と呼ぶ電車に乗る人

すり寄るように彼は私に近づいてきた。ここまでは織り込み済みのことであり、これからの彼の言葉が今回私が聞きたかった言葉になるのだけれど、彼は電車に揺られながら、つり革を握りしめている手を持ち替えたときに、かすかに汗で光ったように見えた。緊張している。

彼の顔は期待と不安に満ちており、それはまるで飛行機が失速し頼る最後のスラットに望みを託すともとれる、それによる安心感と、碧空のような危うさがあった。

彼は私に聞いてきた、〇〇駅まで行くのですが、あと何個目になるでしょうか。私が答えたら。

次の瞬間、彼は神の化身様と二回声をかけた。私にではなく、自分の目の前に座る六十代くらいの人に。

声をかけられた人は、多分気持ち悪いのと宗教の勧誘かと思われたのでしょう。席を立って隣の車両に移りました。

彼は最寄りの駅で降りたので、プラットホームを歩く彼の後を、私も降りて少し、後ろを歩きながらついていった。その道には、辻堂と呼ばれる小さな仏像が並んでいました、彼は一つ一つに手を合わせて、通りを抜けました。

彼が、なぜこの駅で降りたのかは彼にしかわからないというよりも、この電車に乗っても家路に向かう事がありません。

彼は初めて、この電車に乗り、この駅に降り、プラットフォームでいくつかの出口を見て、今、この公園で座っている。

私は、この近くの人じゃないみたいですね。と声をかけて、彼ははいと答えた。でも、どうしてそれが、わかるのでしょう。この近くの人なら、誰もそのベンチには座らないから。

どうしてですかと彼は聞いた。つい最近のことだけれど、そのベンチの上で、若い女性がレイプされて殺されていたんですよ。まぁ、皆怨念やら何やらと、ありもしないことで騒ぐことが好きで、それ以来、ここに座る人がいなくなり、久しぶりに腰かけている人を見たので、声を掛けました。

彼は、足がすくみ恐怖に慄く顔をしたので、私は彼の横に座った。彼は、あなたは怖くないのですか、私は全く怖くないよ。このベンチから見る池の感じが好きだし、桜が咲く季節に桜が水面に映るときは、最高の場所だから。

つかぬことを聞いて悪いんだけど、実はさっきの電車で隣に立つ私に、この駅まで行くのに何個目かと尋ねたでしょう。彼は、あ、はい。ありがとうございました。

そして、そのあとに不思議だったのは、君の前に座る人に、神の化身様ですか、と尋ねていたよね。相手の人は多分宗教の勧誘かと思い、気分を悪くして隣の車両に移ったけれど。

君は彼に何をしたかったの、宗教の勧誘場所にしては電車の中というのもおかしいし、また、見も知らぬ人にいきなり、神の化身様ですか。これも怖そうな。

話したくないのなら、無理には聞かないけれど、彼は沈黙を続けた。いいとも、嫌だとも言わない。

 

 

神の化身にビールをごちそう

私は、彼に知らない街で呪われたベンチに座っていても仕方ないので、君の家のある○○駅まで行こう。そして、乗り継ぎ彼の家路と続く駅前まで来た。

彼に、せっかくだからビールの一杯でもごちそうしてよ。ここまで送ってきたんだから、彼は、送ってくれなくても、子供じゃないんですから一人で帰れますよ。ぶつぶつと何か言っていた。

あ、そう。ビールはおごってもらえないってことか。神の化身が君の夢の中に出てきて、何線の何番の車両に乗りなさいなんて、、、、、、、いうわけないか。

じゃ、私は、これで失礼するよ。

私が歩きはじめ駅の改札に着いたときに、息を切らして彼は走ってきて、夢に出てきたこと、指定された電車のこと、何で知っているのですか。

私は、ビールが先じゃない。わかりました、ビールは喜んでご馳走させていただきます。

本当に、いやぁ、たまにはいい加減なことも通じるんだな、と彼に話した。

そして、近くの居酒屋でビールを飲みながら、彼が言う神の化身のことを聞いていた。

それで、その神の化身が言う七つの掟は守ってるの、ハイ、毎日毎日、いくつかの項目に出くわすたびに継続しています。凄く楽しいです。

忘れるところでしたが、神の化身が私の夢の中に出てきて、指定された電車のことまで知っていたという事は、、、、、、、、私が神の化身かって聞いてるの、残念。

私はメンタリストなんだよ、君が言ってないと思っていることも、私は聞き逃さず、わからいことは人間の行動パターンから先を予測して、そこから絞り込んで話すと、大体当たるか、外れても大きく外すことはないので、みんなが惑うんだ。

そうなんですか。ビール飲みすぎじゃないですか。そんなことなら、おごるなんて約束しなきゃよかったような。

じゃ、君が言う神の化身が本当に君の前に現れて、君が神の化身に聞きたいことを、教えてあげよう。

君は、神の化身に、点数をつけてほしいんだね。今行っている毎日の七つの掟の中のいくつかを、初めは七つの掟を守ることは楽と感じず一生懸命だったんだよね。

しかし、今は、その行為自体に幸せを感じている自分がいるが、今の自分の七つをそれぞれ切り分けして、スコアシートのそれぞれの点数が知りたい。または、それが面倒であれば、今の僕に点数をつけるなら、何点なのか。という事を聞きたいんだよ。

そして私は、トイレに行ってくる。残された彼は、メンタリストってすごいんだな、と思いながら、トイレに行った私を待っていたが、もう私は天国に帰ってきていた。

彼は、帰ってこない私をトイレまで探しに来て、飲み逃げ去れた。やられた完全にと思ったのです。

 

 

神の七つの掟を守った点数

その時、彼は後ろから声を聴いた「〇〇の部分はもう少し頑張りなさい」「そして、点数などで能力が測れはしないのです。しかし、必ずあなたが知りたい、他者への奉仕、七つの掟の度合いについては、皆の者と一緒にいつか必ず点数にして話すので、このことを忘れてはなりません」そして、声はそれだけで、後ろを向いても、後ろのお客さんと背中がくっつきそうだったので、彼は、小さな声で神の化身様が来たんだと、声を押し殺し叫んだ。

彼は思った、メンタリストには騙されたような気もするけれど、彼がいたから、この居酒屋に来て、神の化身様からの直接の言葉が聞けたんだと喜んで家に帰った。

 

今日の話は、人格、聖人というものが、学校の成績や、学歴などで測れるものではなく、そのような考えを捨てて、どれだけ他者のために生きたかが、その人の価値となり点数となる。という話をしました。

 

 

 

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身より

神より

「我が子よ、最新の数百章のページ程度の新しい章から読めば、最初のページから三ページ以上づつ読みなさい。そうするといつか近づく日が来る。私が今回あなたたちにのみ降ろした神の化身はいつもあなたたちの事を考えている、それを忘れてはならない。大木の神より」

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身の言葉を皆様に解るように変換して書くものです。誤字脱字があれば、是非、相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

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