徳と嘘:第九十三章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

徳と嘘

 

神の石

ある国で起きた話をしよう。

ある者が、偽物の神の石を売っていました。

その石を売る者は神から授けられた人物だと思われ、みんなから崇められました。

そのため、買う者も多くいます。ただし、一つの値段は箸一善のお米にもなりません。

しかし、ある時、その石を作っている現場を見た者がいました。

それ以来、その者は嘘つきと呼ばれ、誰も、その者から神の石を買う者がいなくなりました。

その者は、考えました。嘘を使わない方法は、本物の神の石を見つけて、みんなに分け与える事だと。

そして長い道のりを歩き、神の石があると言われる場所にたどり着きました。

そうしたところ、いとも簡単に見つけることができて、持ってきたバックに詰め込み帰りました。

そして、次の日から「本物の神の石だよ」と言って街を歩きましたが、誰も足を止めませんでした。

「今までの神の石は偽物だよ」と叫んでいるようなものです。その者は、また考えました。今まで偽の神の石を売っていたことを恥じ、正直に呼びかけ始めました。

「今までの神の石は偽物だよ、許しておくれ」「これは神の石があるところまで行ってとってきたもので本物だよ」「今まで偽物を買った人は、許しておくれ、代わりにタダでいいよ」と呼びかけました。

タダで持ち帰る者は一人もいませんでした。

その者の正直さに足を止める者が多くなり、その日用意してきた神の石は全て売れました。

 

神の石のある場所

その者は思いました。嘘をつけば取り返しがつかないことになる。恥を忍んでも嘘をついたことを話し、許しを請うしかないのだと。

そして、今まで売って貯めたお金を全て神の石を祀る場所に捧げ「これからは嘘をつかず、世のため人のために生きれる人間になります」と手を合わせました。

坐視していた神も、その男の姿勢に「徳」を一つ与えることにしました。
男は確かに「徳」を神からもらう夢を見ました。

それから三年たった時に、男は信仰する宗教の理由で菜食主義なのだが同じ菜食主義の妻ができ、子供ができ、神の石を売り歩くことはやめないで頑張っていました。しかし、小さな町では、限られているため、次から次へと垢脂まみれで街を転々と歩きました。

そんな時、男に、神の石が取れる場所の一部を貸すので、その周辺の家も与える。だから、そこで神の石を取り、それを街で神の石を売る商人に売り、もっと多くの人々に幸福の糧を与えないか、という話が舞い込んできました。

男は、そんなありがたい話があるとは、お願いしますといって神の石が取れる場所に向かいました。

家族一同が向かう途中で、どこからともなく「どうだい「徳」は役に立ったであろう。この先も人々の幸福のために働きなさい」という声が聞こえました。そして、「たまったお金は、いつでも困った人のために役立てる奉仕と施しを忘れてはなりません。これからあなたは財を成すのだから」

 

神の石の原型

彼は、神の石を司る神にいつも手を合わせ「今日も人々の役に立てますように」と祈るのが日課になりました。

彼は、嘘をついたことを正直に話し、信仰ではあるが動物をかわいそうだと思い殺さない菜食主義であったこと、いろんなことが重なり、彼は、ある日亡くなり、妻も亡くなり、子供たちは成長し、父の跡を継ぎ、今も神の石を探す仕事をしているのです。

彼の問題は一つ「嘘」をついたという過ちです。しかし、それを悔い改めたことが鳶飛魚躍となり、自然の摂理と、神の「徳」を頂けたことに他ならないのです。

あなたが「徳」を得ることは非常に難しい、逆に神の七つの掟を守れば「徳」は自然に自分のものとなり大切な宝物になるのです。

人のために生き、奉仕と施しを忘れてはならず、七つの掟を常に忘れないで生きていくことが本当に大切なことです。

「徳」を得た者は、今まで以上に高みを目指しなさい。

「徳」は一つでも多く集めなさい。人として素晴らしいということの証だから。そして、今は話せませんが、必ず、良いことが起こります。

また、逆もまた然「徳」を持てば七つの掟が自然にできる。しかし「徳」が来るのを待って、七つの掟をおろそかにすれば「徳」は絶対に与えない。

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身