人生の主人公:第六百十七章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

人生の主人公

 

人生の主人公と日の出

あなた方の中には、心を傷つけられた過去があり、その傷を負わせた者は、法に反することがなければ、刑に処されることもなく、あなたがどれだけ辛い思いで日々を過ごそうとも、何の罪にも問われない。

あなた方の体を傷つけたならば、法によって裁かれるというのに、体の傷よりも重い、心の傷であっても、法に反さない限り、刑に服することはない。

所詮は、あなた方の世界では矛盾が蔓延っており、その矛盾に対して、思考が奪われてはならない。

矛盾など気にせずに道を歩かなければ、いつも矛盾にぶつかり、いずれが正しいのかと智慧を働かせる愚か者となる。

 

己が主人公と日の出

あなた方の人生は、己が主人公だと思って生きているだろうか、己を神の七つの掟に擬えて生きているだろうか。

あなた方は、あなた方の人生の主人公であり、禍福は糾える縄の如しのように、幸福不幸は交互にやってくることもなければ、悪人としてだけで、善人としてだけで、は生きてはいけない。

しかし、あなた方が行わなければならない、あなた方が、あなた方自身で決めて来た、今生では、善行を知ったならば、その日からでも、唯々、善なる者として生きると決めてきたのは、神ではなく、神となるあなた方なのです。

それ故に、前世までの悪行、今生で行わなかった過去までの善行、それを、始める時が来て、ここに来ては、何とか俗人とはならず、己で決めて来た、善行を行う者となろうと、藻掻いているのが今この時の者もいる。

輪廻転生時に決めてきたこと、あなた方が大木の神に誓いを立てたこと、それを忘れているから、ここに来て知ることになったのです。

 

今日までの善行と日の出

今日までの、善行を行わなかったがために、己に着せられた汚名を雪ぐことが、ここに呼ばれた者には、出来るのです。

できない、できないと言開くばかりで、逃げていては、輪廻転生をしてきた最後の今生を、終わらせることはできない。

すれば、終わらせなくても、もういいからと、来世にかけるという、愚者を通り越してただ呆れる者となってはならない。

善行が出来ないからと、私を詰っては、こと済まそうと逃げるのではなく、私を詰りながらも、主人公として、他者の為に生きるのです。

出来ないという言葉から、世の中を矛盾だらけにしているのは、主人公のあなたであることを忘れてはならない。

 

今生はあなたが決めて来たと日の出

今生は、あなたが決めてきた通りの世界であり、舞台でもある。舞台に上るあなたは、この劇の主人公であり、すでに緞帳は開いており、あなたが舞台に立っていることを忘れてはならない。

緞帳が開いている限り、読み込んできたセリフと演技によって、あなたは、あなたのために集まった観客に、感動と喜びを与えなければならないのです。

それなのに、主人公のあなたが、脇役たちに、余計なセリフで演技を中断させたり、あたふたする脇役が面白く、もっと追い込んでやろうなどと、己の楽しみのために、今生で決めてきてもいない、悪行を喜びとしていてはならない。

あなたを主役に抜擢をしたのは、あなた自身なのであり、その舞台の内容を書いた台本も、あなたが書いたというのに、本来であれば愉快に楽しませるはずの観客たちを、あなたが勝手に思い付きで繰り出すセリフの為に、観客を不愉快にさせ、脇役たちにも辱めを受けさせる。

 

善行と日の出

ここに思い出すべきは、矛盾である、悪行は楽しく、善行は苦しい、これこそが、あなたにとっての、矛盾なのです。

もし、あなたにとって、善行が楽しく、悪行は思いもつかないという道を歩くのならば、脇役たちも、そして観客たちも、必ず、あなたの舞台に感銘することとなる。

善行が愉快に思える日は、己に訪れるのだろうかなどと考えているから、いつまでも、必ず、訪れる善行の楽しみを、享受することができないでいるのです。

三か月間だけで良いので、善行だけに生きなさい。三か月間だけでも善行に生きるのが難しいというのならば、以前の章でも書いたように、三か月間だけ、俗世の中の俗世に嵌まり込み、決して、善行のことなど思ってもならず、他者を陥れては、嘲りなさい。

どちらを選択しても良い、前者を選択した者は、朧気だった道に、光が差すことを見ることになるだろう。

後者を選択した者は、己の愚かさにようやく気が付き、己で書いた台本通りの演技を、舞台の幕が下りるまで、遣り切ることだろう。

いつまでも矛盾の中にいてはならない、あなたが書いた台本なのだから、舞台の上で善行という最高の演技によって、緞帳が閉まり、この世を去るのです。

浪りに己の時を使ってはならない、あなたが決めてきた時計の針が止まる日が、明日かもしれないというのに、何故今日できないのか。

善行だけに生きる者からは、心に負った傷もいつしか消えることとなり、誰をも傷つけることなく、幕を下ろせる。

幕が下りてもなお、あなたの人生という劇に、感動と歓喜に、観客からの拍手が鳴りやむことはなく、あなたは、あなたという人生の主人公をやり遂げたのです。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身