輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。
自殺と神と殺人
自殺をする男が、私に話しかけていました。
私は、話を聞くために彼の隣に降りていき、話を聞くことにしました。彼が病に伏していることは、もうわかっていましたが、彼が、自殺を選んだ全てを最後に聞いてあげたくなったのです。
彼の病名は、解離性障害の中でも、いくつかの症状を持っていました。彼は、私を見て本当に来てくれたんですね。といいました。
そして、彼は話し始めました。神様、僕が自殺しようと思ったのは、僕が誰かを傷つけるからです。僕は精神的に異常者のようです。
このままでは、多くの人を殺すこともあり得ます。というか、今日ここで飛び降りて自殺を行わなければ、明日には何人を殺すか、想像するだけでも怖くて仕方ありません。
そうだろう、アイデンティティが欠如した君の病では、当然のことだと思う。けれど、君が自殺をする方が正しいのか、明日、君に殺される人々の方が正しいのか、考えてみないかい。
明日、君が生きていれば確かに数人の人は君に殺されるだろう。けれど、それが、その人たちが決めて来た、肉体の朽ちる時間としたならば、君の行いは正しいものとなる。
そうは考えてみたのかい、彼は、それは考えていませんでした。でも、明日、もし僕が生きて、殺された人が、明日に亡くなると決めていたとして、もし、僕が、彼らを殺さなかったとしたら、彼らはどうなってしまうのでしょう。
君が、殺さなければ、彼らは事故で亡くなるか、病気でなくなる。いずれにしろ君が殺す相手は、明日中には亡くなる。
そうなんですか、僕は殺されて行く彼や彼女を、僕の手で殺すことにより、僕は鬼畜と呼ばれるような精神異常犯となりますが、僕が、もし、殺さなくても、彼らは、明日死ぬことを自分たちで決めてきているのですね。
君の場合には、明日殺さなくても、このままでは必ず、いつか人を殺す。でも、それによって、君は生まれ変われる。生まれ変われるという言葉は、あまり適していないけれど、人を救い、他者のために生きる人となる。
では、僕は自殺を行わないで、明日彼ら彼女らを殺した方が良いという事ですね。そう、その通りだよ。
明日、本当は人を殺した後に逃げてくれればよい。でも、群衆の中で血まみれの君が逃げ切れるのかというと、それは難しい。
だけど、私が逃がしてあげよう。ただし、それは一時的なもので、その後は、自分で逃げ切り、他者のために生き続けなければならない。それは、大変なことだけれど、逃げ切れる自信は、あるかい。
神様、それが正しい道なのでしょうか。そう、それが一番の君が輪廻転生をして来たことにとって、正しい道なんだよ。
でもね、出来る事なら私の言う通りにしてほしい、殺すのは、君の中にあるもう一人の君に、一人にしてほしい。それ以外の君に殺されるはずだった人たちは、自分たちの方法で死ぬのだから、そうしてあげて欲しい。どうだろう。
だから、君は明日一人だけを殺す。それでも十分だと思うから、そうしてくれるなら、君も逃げやすいし、私も君を一時的にだけれど、警察から追われないようにしてあげる。
君は車を持っているから、繁華街での殺しはやめて、一人を車で連れ去って、人の来ないような場所で殺してほしい。
ここまでの私の要望を飲むのは難しいかもしれないけれど、三人殺しても一人殺しても、君が代われることは同じだから、心配はいらない。
彼は、膝を抱え頭を垂らして悩んでいたが、神様の言う通りにします。だけど、逃げ切れるでしょうか。
一時的には逃がしてあげる。未来の保証はできない、けれど、君が私との約束の他者のために生きている限り、いつも見ているよ。捕まったときには、また来世を迎える地獄へ行くので、それだけは止められないからね。
わかりました、では、自殺はやめて、明日殺すのは一人にします。そして、一生を他者のために生きるために、逃げ切ります。
そうだ、もう、次に出会う時には、出来れば天国にしてほしいので、やり遂げて、天国に来て、会いましょう。
それと、明日殺す時に躊躇しちゃだめだよ、それは殺される人が痛い思いをすることになるから、まあ、でもそれも殺される人の殺され方の望みもあるからわからないけれどね。できれば一瞬で殺してあげてね。
神様、最後にお聞きしたいことがあります。僕に殺される人は、天国へ行くのでしょうか。それとも地獄に行かれるのでしょうか。
それは、話せないけれど、君が気が付いて生きて、君の中のもう一人の君が、殺す予定だった三名は、全て神の七つの掟を守っている。それが答えになるだろう。
でも、君は、一生をかけて他者のために生き、逃げ通さない限り、地獄へ行く。それだけは肝に銘じておきなさい。
さて、私はもう戻るけれど、君のことを気にかけてみているからね。だからといって、明日逃がすための手助けをした後は、もう、私には君に手を貸すことは出来ないことだけは、忘れないでください。
神様、もう一つだけ質問をさせて頂けませんか、これが最後の最後の質問です、
いいよ、言ってごらん。
生きるという事は、人のためのもので、決して自分のためではないと考えるのでしょうか。
それは全く違う、生きるという事は、生きるためには、少し無理をすることが大切であり、決して生きたいと望むことではない。
だから、生きるという事は自分のために行っている行為であり、なぜ生きるのかは、自分のために生きるのである。
自分のために生きるための方法は、全てを他者のために尽くすことであり、他者に尽くさぬ者は、ただ、生にしがみつく、愚か者で終わり、地獄を選ぶ者となり、最後の棺の中を覗かれ、他者から侮蔑されるだけの者である。
神の七つの掟
■ 騙さない、悲しませない、
心を傷つけない
■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」
■ 動物を食べない
■ 罪を犯さない
■ 恩と責任・恩に報いる
■ 我慢
■ 奉仕と施し
神の言葉:これだけを行為として行えば、あなたはあなた自身で天国を選択し天国に行くのです。お金や物や宗教など必要ないのです、天国ではそんなものは無意味なのですから。
七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。
私は同じ話、同じことを何百回も言います。
神の化身
神より「我が子よ、最新の章から読むのも、第一章から読むのも、どの章から読んでもかまいませんが、必ず、全ての章を読むことが、今のあなたを、これからの、あなたを必ず完全に救います。それが約束です。私が今回あなたたちにのみ降ろした神の化身はいつもあなたたちの事を考えている、それを忘れてはならない。大木の神より」
(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たち三名のいずれかに降りて来られて書いている者です。誤字脱字があれば、是非、相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)