神の使いのウサギ:第三百八十五章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

神の使いのウサギ

 

神の使いのウサギ

あなたは他者に対して常に、鞠躬のごとく身をかがめ慎みかしこまる姿勢でいることです。すると、愚かな争いにも、甘い誘惑にも、辛い侮辱にも、会うことが無く、感じることもなく、相手から退いて行っていただけます。

あなたが、今ここに来て初めて知ることも多くあります。今日は、そんな中から、神の使いとして現れたウサギの話をしましょう。

このウサギは、ある人間に飼われていた両親の元、兄弟五人で生まれてきました。母ウサギは子供の面倒をよく見る、良いお母さんで五人を分け隔てなくミルクをあげて、育てていました。

飼い主は、この子供たちが二か月たったら、里子に出すことに決めていました。そして、里親募集を行ったところ、すぐさま問い合わせが来て、順番に里親さんが子供を選んで、引き取っていきました。

しかし、最後に残された一匹だけは、見に来る人がいても、引き取る人がいませんでした。そうこうしているうちに三か月がたったころ、やっと引き取り手が見つかりました。どうして、この子だけが、敬遠されたのか、それは、この子の目にありました。

眼がブルーで鋭く睨みつけるように、誰の目にも見えて怖いという印象を持たれたからなのです。確かに飼い主さんも、この子の貰い手が付くかどうかは、最初から不安でいました。

でも、貰っていった里親は、この子が何かを訴えかける、そして恐怖を与えようとしているのではなく、この子が恐怖に怯えていると考えたのです。

だから、鞠躬ではありませんが、里親である飼い主は一歩引いて、相手の要求を聞こうとし、受け入れようという態度で、優先順位をブルーに与えました。ちなみに名前は目の色からとりました。

 

神と天国に向かわせるウサギ

ブルーは、飼い主の態度からなのか、物音や、飼い主が横を通ろうとも全く驚く素振りは見せません。それどころか、ある日飼い主がグラスを床に落とした時には、飼い主の足元に飛んできました。

飼い主は、この子は割れたガラスの破片から、守ろうとしてくれたのだと思いました。それからは、毎日のように触れ合う時間を沢山持ちました。

ある日のこと、熟睡していた飼い主の夢の中にブルーが現れて、今のままでは私がここに来た意味がない、このままの生き方ではあなた自身が地獄を選ぶことになる。

あなたから悪弊を断ち切らせるため、私はここに来たのです。

あなたが私を選んだのではない、私があなたを選んだのです。あなたを探しに来て、あなたを待つ神がいる天国に向かわさせることが、私の役目なのです。

あなたは、朝目覚めた時から、他者に奉仕するために生涯をかけるのです。それと、動物を一切食べてはいけない。あなたが食べる動物は私であることを忘れないことです。

話したように生きれば、近いうちにあなたの主君となるものに出会い、神の待つ天国への道標となってくれます。

 

レタス

飼い主は朝目覚めて、変な夢を見たな、と呟きながら、ブルーを見に行った。ブルーは、そこで、いつものように座り込んだままでいた。

飼い主は、一応聞いてみることにした「ブルー、夕べ夢に出てきてくれた」ブルーは上目遣いで飼い主を見て、また、すぐに目を閉じた。

飼い主も、そんなお伽噺のようなことがあるわけないよね。でも、良い話だったから、できるかわからないけれど、今日から気分一新実行してみようと考えた。

それからは、飼い主の態度は会社の同僚からも好かれるようになり、上司からも良い評価を受け、それから半年後には、一階級昇進することが出来た。

その日、飼い主は昇進祝いとして、ブルーにお礼の意味を込めて、レタスとパセリを買って帰り、一緒に食べました。飼い主は、ノーエッグマヨネーズで、ブルーは生のままで、二人でおいしいねと言って食べ、ブルーには、その後、おやつの乾燥パインを上げました。

飼い主は「他者に奉仕する」これはブルーのおかげだな。今は、他者のために生きていると実感できることもあるし、ベジタリアンにもなりヴィーガンにもなれたので、いつも体が軽く感じて気持ちもなぜか晴れやかだった。

 

神となったウサギ

ある日、飼い主は家を三日間開けなければならず、ブルーをペットホテルに預けようと、出かける朝に、予約をしておいたペットホテルに連れて行くためキャリーバックに、ブルーを入れようとしたところ、すごい勢いで逃げるし、飛び跳ねるしで、今まで見たことのない、ブルーを見てしまい、どうしようか悩みました。

最終的に、飼い主は、三日分のペレットプラスアルファと、チモシーを一週間でも食べきれないほど、ケージの中に入れて、ケージの扉は外しておいて、自由にできるようにして、ブルーを家に残して出かけました。

飼い主は、目的地へ向かう列車の中で転寝をしていると、ブルーが現れて、よくできるようになりましたね。これからも、今の行いを忘れず続けなさい。主君に出会う事も出来たことでしょう。今は、まだ気が付いていないかもしれないが。

深い寝入りに入りそうなところで、目を覚まして、また、ブルーが夢に出てきた。不思議なことだけれど、確かに、最近、それらしき人に会ったのではないけれど、ブルーが最初の夢に出てきた時に言った、教えと同じことを、もっと細かく書かれているものを見つけ、いつも学ぼうとしている自分がいた。

飼い主が、三日たってようやく家に帰ってきました。

飼い主はケージを見て驚きました。出発の朝に入れた、ペレットもチモシーも、そのままで全く食べた様子がありません。

そして、ブルーを探すのですが見つかりません。どこか窓でも空いていて、逃げたのかと家中の窓やドアを点検しましたが、閉じられています。

どう考えてもおかしい、考えられることは二つ、飼い主は一つ目として、出発の朝ドアを開けて出るときに、ブルーも一緒に家を出たけれど、自分が気が付かなかった。

ブルーは神の使いで、私に伝えることを伝え、神となって天国に帰って行った。

普通の感覚の人間ならば、神になってとは考えられなかったことでしょう。飼い主は既に普通の愚かな人間では無くなっていたのです。

ブルーは、飼い主に手紙を残しました。それは、ケージの中の、ブルーのトイレの上に、置いてありました。

内容については、またお話しましょう。

 

 

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、
心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の言葉:これだけを行為として行えば、あなたはあなた自身で天国を選択し天国に行くのです。お金や物や宗教など必要ないのです、天国ではそんなものは無意味なのですから。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

 

 

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身

神より「我が子よ、最新の章から読むのも、第一章から読むのも、どの章から読んでもかまいませんが、必ず、全ての章を読むことが、今のあなたを、これからの、あなたを必ず完全に救います。それが約束です。私が今回あなたたちにのみ降ろした神の化身はいつもあなたたちの事を考えている、それを忘れてはならない。大木の神より」

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たち三名のいずれかに降りて来られて書いている者です。誤字脱字があれば、是非、相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

 

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