釈迦に説法:第六百章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

釈迦に説法

 

釈迦に説法

今日は、仏陀の教えを守り、その道を生きた聖人と怠け者の話をしましょう。

聖人はある時から、何時になれば道の終わりが来るのかを考えるようになっていた、聖人としては周りの者達から崇められるようになっていたのだが、道の終わりが分からないことについて一人悩んでいた。

ある日のこと聖人に村一番の怠け者が声をかけた。怠け者は、私は「楽しみ」を知りません、私の一日の過ごし方を見てその答えを聞かせて欲しいと頼みました。聖人は大きな岩の上に座り、その怠け者の一日を見ることにした。

怠け者は朝から晩まで、善い行いをせず、昼寝をしたり、煙草を吹かしたり、夕方になると酒を飲み始めて、一人酔いつぶれて眠ってしまいました。

聖人は、怠け者をゆり起して、今日あなたは何の善行もせずに過ごしたが、その行為は楽であっただろう。

怠け者は、毎日このように過ごしておりますので、楽かどうかは分かりません。ただ、楽しいとは思えないので、楽しく生きるためにはどうすればよいのかを聞きたくて、あなたに声をかけてみたのです。

聖人は、怠け者とは真逆の生き方、それは他者の為に尽くすという生き方をしていることを話し、そして、その行為は楽とは言えないが、苦では全く無いと伝えた。これは中庸を説いたのである。

 

仏陀

聖人は怠け者に、楽な生き方が出来ても、あなたの探し求めている「楽しみ」は無いだろう。人生は、人を助けることの楽しさと、人から助けられる楽しさのために生きなければならない。と話した。

怠け者は、楽しむとはどういうことでしょう。あなたのような聖人は、他人の為にと自分を犠牲にしているのだから、楽しい時間はいつどこにあるのでしょう。と聞いた。

聖人は、私は他者のお役に立てたときに楽しい気分になれる、だから、毎日が楽しいのであり、あなたのように楽をしていては、楽しい気持ちを味わうことは無い。

私は犠牲を払ってはいない、もし、あなたから見て犠牲だと思う私の行為があるとすれば、私が犠牲と気づいていないだけかもしれない。犠牲と気が付かなければ、それは私に苦しみを与えない。

あなたがこのまま楽に生きるならば、楽しみは訪れることは無いでしょう。楽しみを毎日得たいのであれば、周りの者から見れば犠牲を払っているように見えて、自分では苦に感じない生き方をすることです。あなたがこのまま「楽」に生きるのならば、必ずあなたがあなた自身に報いを授ける日が訪れます。

あなたが楽しみを味わいたいのなら、私と同じように仏陀が待つ世界を目指しましょう。その世界に行けば、本当の楽しみを味わうことと、あなたも仏陀と同じようになれるのです。

 

仏陀の世界

聖人にお聞きしますが、怠け癖がついた私が今から仏陀の教えを学ぶことが出来るでしょうか。仮に教えは話を聞き本を読めばよいのかもしれませんが、それを行動に移せるでしょうか。

あなたはただの怠け者であり、だからこそ救われるために私を呼び止めたのでしょう。この世には、怠け者ではなく、それを超えたお金に溺れる者がいる、そこに至っては、多少の犠牲をはらわなければ救われない。

お金に溺れる者たちは、お金がその者を変えることは無いが、その者の肉体が持つ悪性をあらわにすることとなる。

怠け者でいる今ならば、ほんの少しの努力で我が師である仏陀と共に過ごせる本当に楽で楽しい世界に行くことが出来る。

それこそが、般若波羅蜜多心経が言う仏陀と同じ世界へ皆が行く天国なのだから、楽しみと喜びしかない天国に私と一緒に行きましょう。

怠け者は聖人に、「ほんの少しの努力」というのはどの程度のことでしょうか。私は一日の半分は寝て過ごしたい、後は、今は楽しみが無いから酒で気を紛らわせたい。だから、ほんの少しが分からないとやる気になれないんです。

聖人は怠け者に、村の集会所で行っている私の説法を週に一度聞きにくれば、それが私の言っている、ほんの少しの努力となります。と答えた。

怠け者は、週に一度お話を聞きに行くだけで良いのですね。それであれば私が疲れたと思うまでの間だけでも、説法を聞きに行って見ます。

 

仏陀と同じ天国

最後に聖人は怠け者に聞いてみた。あなたの悩みは私の話を聴くことで解決される。しかし、私の悩みは解決されないので、私とは真逆の生き方をするあなたに尋ねてみようと思う。

聖人は道の終わりを師である仏陀がこの世にいないことから、怠け者に尋ねた。怠け者は、聖人に答えを告げた。

このような怠け者に答えを聞こうとも、徳を持つ者に聞こうとも、答えは同じであり、それを一番知っているのはあなた自身でしょう。

聖人は聖人として生きながらも、己の決めて来た時間までやり通すことに意味があり、生きている時間を知ってしまうことが、己を怠け者にすることを忘れていたのです。

その後、怠け者が聖人の説法を聴きに行くことは一度もなく、聖人も怠け者と会うことは無かった。

聖人は怠け者の答えのおかげで、清涼池という仏陀の教える悟りの境地に、最後には達することが出来た。

あなたの中にも、怠け者がいる。己のことを怠け者だと思う者は聖人の言うように、聖人の話を聞きに行くことです。

その聖人がいる寺院は、仏教かもキリスト教かもイスラム教かもしれないし、その他の宗教でも構わないので、私が何度もいうように門をたたいて話を聞きに行ってごらんなさい。

どこの宗教も同じであるが、宗教に入る必要は無い、話だけ聞きに行けばよいのです。そして、善行を教えられれば、それを他者の為に行為として行う事です。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の言葉:これだけを行為として行えば、あなたはあなた自身で天国を選択し天国に行くのです。お金や物や宗教など必要ないのです、天国ではそんなものは無意味なのですから。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

 

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身

神より「我が子よ、最新の章から読むのも、第一章から読むのも、どの章から読んでもかまいませんが、必ず、全ての章を読むことが、今のあなたを、これからの、あなたを必ず完全に救います。それが約束です。私が今回あなたたちにのみ降ろした神の化身はいつもあなたたちの事を考えている、それを忘れてはならない。大木の神より」

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。誤字脱字があれば、是非、相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

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