卑怯者ではない:第六百三十二章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

卑怯者ではない

 

卑怯者では無い空

善行を行いたくても、その時間や、そのお金で、喜びが目の前に現れるかもしれないと思い、動かなかったとしても、決して卑怯者ではない、誰もが、喜びの時間を無駄に使うのではと怖がることは当然であり、己を卑怯者と思う必要は無い。

怖がって当然なのであり、しかし、気持ちだけでは善行が行えたことにはならないので、残念に思いなさい。

人は苦しみを捨てて生きたがり、喜びのためならば、たとえ泥の湖の底にあろうともすくい上げてでも持ち去ろうとする。

しかし、掬い上げたものは、いつの日にか無くなり、価値のないものであったことを知ることになる。

貧しき者が天国に向かう右の道の旅の途中で嵐に襲われた、彼は嵐の中を歩き続け、一軒の家にたどり着き、嵐をしのがせてくださいと言った、家主はさっさと出ていけ、と彼に告げた。

彼は、その言葉に従い嵐の中に戻り、家主の思いを叶えて差し上げることができたことに、神に手を合わせ、他者の為になることができたことを神に感謝した。

 

衛生兵の誇りと空

今日は、戦争中に衛生兵だった青年の話をしよう。

青年の所属する三十名ほどの一隊は、敵国の領地の中を進んでいた時に、敵軍と出くわし戦いが始まった。

戦いは相手が優勢であり、青年を含む二人の衛生兵は、次から次へと負傷兵の応急処置に当たっていた。

一隊は、劣勢の中でも前に進むしかなく、衛生兵は処置の為に遅れて行くことは仕方のないことであったが、応急処置を済ませては前へ前へと進んだ。

衛生兵には、残されていく負傷者たちを優先し、前に進まずにいることが認められており、前に進もうとした青年に、もう一人の衛生兵は、ここに残り負傷者の救助隊が来るのを待とうと告げ、これ以上前に進むことは、自分たちの命も堕とすことになることを説いた。

青年は、止める彼に、僕を必要とする者がこの先にいる限り、僕には進む以外の道の選択肢がないから、気にしないで大丈夫、一人でも多くの兵を助けて帰ってくると言って、走って行った。

 

手紙と空と

青年には、国に結婚を約束した女性が待っていた。

青年は、戦場に向かう前、二通の手紙を彼女に書き、その手紙を胸のポケットにしまって戦火の中に飛び行った。

一通目の手紙は、彼女に国へ帰ることが決まったという内容で、結婚式にやりたいことをいろいろと書き、国に戻ったら二人で、そのことが行えるから、楽しみに待っているように、「愛している」、と書いた。

もう一通の手紙には、僕は決して戦火の中で負傷者を見捨てず、逃げることなど考えもしないで、最後まで負傷者を助けて前を向いて走った。君には新しい恋人と結婚をして幸せになってほしい、ただ、逃げてしまうような卑怯者ではなかった僕のことを、君は誇りに思ってくれるだろう、そして、君の亡くなる日に、僕を思い出してほしい、そしたら天国できっと会える、「愛している」、と書いた。

彼女が受け取った手紙は、彼女が亡くなる数日前に病院のベットの中から、彼女のご主人に渡された。

彼女は、私は私の人生で二人の男性を愛し続けたと告げ、それは、あなたと彼だと言った。

ご主人は笑顔で、ありがとう、と言って彼女の手を握り、誇れる彼を愛し続けてくれたことが、僕はうれしいと話した。

彼女が亡くなる日、ベットの中で、私はもうすぐ、私の誇りに合える、そう言って息を引き取った。

 

恐怖と勇気と空

あなた方は、自らを証明する旅をしているが、道を見失うこともあるだろう。いや、見失ったふりをしてしまうことが多いかもしれない。

それは、怯えているからかもしれないが、怯えているということの裏に、あなた方が持つものは勇気なのである。

だから、怯えていることを恥じることもなく、卑怯者でもない、己という者は勇気をもって立ち上がれる証であることを知ることです。

怯えて逃げた過去を捨てて前に進む、そうでなければ、せっかくの勇気の持ち腐れとなり、そこには尊いというものはなく、卑しいというものだけを手にする者となる。

間然するところがない者などいないと考えることなく、あなた方が間然する者を目指して歩くのです。

これからのあなた方は、唯々負傷者を助けなければならないと、前に向かって行った衛生兵なのだから、何も畏れることは無い、かるが故に、あなたの怯えが勇気と裏返り、天国へ行き、神となるのです。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身