愛と勇気:第五百五十章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

愛と勇気

 

愛するとは勇気

今回は下記のお手紙を相談フォームからいただきました。
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愛する人がいます。
その方に、どのようにすれば私の愛を捧げられるのでしょう。
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お手紙ありがとう。

私の話は、いつも実際の話で、お伽噺はない、今回は実際の話のまま、あなたに伝え、あなたに考えるチャンスを与える。そして、最後の一行に、愛するとは何かを教える。

 

愛

人を愛するとは、川下いる愛する人の手を取り、川上へと救い出すことができるという力強い勇気がなければならない。

それは簡単なことではない、しかし、それが愛というものであり、愛とは、どれだけ相手の為に、勇気と力を捧げられるかにある。

若者は、川上から流されそうになりながらも、川下の彼女を救い上げることができた。しかし、すぐに、戦争がはじまり、戦火に向かわなければならなくなった。

戦火に向かう時、若者の声が聞こえることはないが、若者は彼女に、泣かないで、必ず、生きて戻ってくるから、手紙もたくさん書くから、と唇を動かした。

 

戦争に行く

若者は、宿舎についてすぐに、若者は彼女へ手紙を書いた。そこには、想像以上に静かで、宿舎のベッドも快適なので、何も心配はいらいよ。という内容の手紙を出した。

 

手紙

若者が宿舎について三日が立ったころ、真夜中に起こされ、敵軍がいる方へと、歩いていくことになった。

途中で、塹壕を掘ることになり、若者は、ここからなら敵軍への発砲が届くからだろうと察し、緊張をして、掘った塹壕で目をつむって、彼女のことを思い浮かべていた。

しかし、すぐに上官の掛け声とともに、発砲を開始し始め、敵軍からも何百発もの銃弾が、こちらに撃ち込まれてきた。

若者は、塹壕から頭を出して、必死にアサルトライフルの引き金を引いては、頭を下げてを繰り返した。

しばらくすると敵軍からの発砲が止まり、前進することになった。敵軍がいたと思われる場所には、すでに敵軍はおらず、撤退したことが分かった。

このまま進んでいくのか、一度宿舎に戻り、休みを取るのか、どちらにしても、かなりの距離を歩くことになり、どこから敵軍が発砲をしてくるのか、わからないままに宿舎に戻った。

 

敵軍

若者は、また彼女に手紙を書いた。彼女が安心するように、敵軍と撃ち合った話は書かず、宿舎でずっと待機しているだけなので、もしかすると早く帰ることができるかもしれないと、優しい嘘を認めた。

若者の楽しみは、彼女からの手紙だけであり、宿舎についてから二週間後にはじめての手紙が届いた。若者は何度も何度も読み直しては、涙を流した。

若者の部隊は、最も激しい戦いを行っている場所へと行くために、何キロも歩き、大変な撃ち合いの中に、若者も入っていった。

そんな場所ですら、手紙が届けられ、若者は、また、涙を流しながら何度も手紙を読み直し、彼女のもとに戻るために、この戦争に勝たなければならないという思いで、戦った。

しかし、劣勢に立たされた若者の部隊は、塹壕を掘るしかなく、一日も早く爆撃機が来て、劣勢を逆転したかった。

青年がいる場所は、夜には零下になる場所であり、多くの者が、その寒さをしのぐために、体を寄せ合っていた。

 

最後の手紙

また、そんな中、彼女からの手紙が届いた。青年は凍える手で、手紙を読みながら、手紙から匂うことのない、彼女の匂いを感じていた。

青年は、自分の体に異変が起きていることに気が付いていた。戦いたくても、体の震えが一日中止まらずに、その寒さから凌げるようにと、仲間たちから毛布を掛けてもらっていた。

すでに、戦場に来て三か月が過ぎていた。そんな時に、彼女からの手紙が届いた。青年は震える手で、封筒を開けて手紙を読んだ。

青年は、喜んだ。彼女から妊娠を告げられたのである。青年は、その手紙を、胸のポケットに入れて、震えて動かない体を、無理してでも動かし、アサルトライフルを握りしめて、他の兵と一緒に、戦火の中で戦った。

その時に、ようやく爆撃機が来て、敵の司令部を攻撃してくれ、劣勢だったものが、逆転して、敵軍に勝つことができた。

 

敵軍との戦争

それから、二か月後に敵国は白旗を上げて、敵の兵士は武器を捨てて、戦争はようやく終わりを告げた。

しかし、青年は、力尽いていた。震える体では、一歩として歩くことができず、病が治るまでは、その場に残ることになった。

彼女からの手紙が届いた。彼女は青年から手紙が来ないことに心配し、その内容を読んでは、手紙を書きたくても、書けない状況にまで青年の体は病魔に侵されてしまっていた。

 

結婚式

青年は夢を見ていた。彼女と結婚式を上げて、その時には、赤ん坊が生まれていて、三人での結婚式。

青年は、その日を最後に、夢を見ることはなくなった。

青年の為に、一人残ってくれた友人の兵士は、一人では到底運ぶこともできないことから、青年の胸の中の手紙と一緒に、青年の為に穴を掘り、土をかぶせながら、助けられなくて、ごめんなといって、青年の荷物をもって、そこを後にすることになった。

友人の兵士は、彼女のもとへ、青年の荷物を届けた。兵士は、何も言葉には出せなかったが、彼女は、あの人は、力強く、勇気をもって戦ったのでしょうか。と聞いた。

彼女は、青年に、力強く勇気をもっていてほしかった。それは、生まれてくる子供に、あなたの父親は、世界で一番勇気のある人だったことを伝えたかったから。

兵士は、誰よりも勇気のあるやつでした。そして、最後まで、あなたからの手紙を抱いていました。

愛するとは、勇気をもって戦うことです。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身